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天文16年(1547)7月18日 武田晴信の数多の戦の中でも、特に残忍といわれる合戦です。 良識あるNHKとしては、ぎりぎりまで踏み込んだ映像でした。 やはり映像の制限もあり、正直迫力不足は否めませんでしが、 細かい処まで史実にも即していて、個人的には評価したいですね。 ドラマでは、3000人余の上杉勢の生首は袋に入れられてつるされていただけで
映像も一部しが写していませんでしたが、 実際は、袋などに入れられているはずもなく、 無念で歪んだ無残な首が、竹槍にさされてずら〜っと並べられていたのです。 ついでに言えば、小田井原で上杉勢を迎え撃ったのも、ドラマどおり板垣、甘利勢でした。 つまり、晴信の命令で3000の生首を志賀城まで持ち帰るという、 ありがたくない仕事をさせられたのは、この板垣の部下達なのでした。 まじ、厭だったでしょうね。 その悲惨で冷酷な情景を見た志賀城の兵士達は、しかし降伏することはありませんでした。 晴信の残忍な性格におののき、生きて地獄を見るよりは。。と 降伏の道を断ち、悉く討ち死に覚悟で切り結んだといいます。 その激しい抵抗に晴信も激怒して、捕虜となった足弱(兵士となれない女子供老人達)は すべて甲州へ送られ、2貫から10寛の値で身売りされました。 そして、小山田出羽守信有が笠原清繁夫人を貰い受け、駒橋(大月市)へ同行したのも史実です。 敵将の側室となりはてた、哀れな末路といえるでしょう。 でも海の口で落ち延びた瑠璃姫がここで再登場するとは、思いもよりませんでした。 何か、新たな展開があるのかもしれません・・・ 志賀城攻めが、当時の人々からも非情と呼ばれたのは やはりこの、人身売買行為が原因でありました。 「残忍非道」と後世でいわれている(私は別の意見ですが)信長公ですら、 略奪や人身売買は固く禁じたといいます。 その後の領国経営への悪影響を考えたからでした。 武田晴信が、これ以降も長きにわたり、信濃佐久地方の経営に手を焼いたのも、 結局は強硬路線のつけであったといえるでしょう。 ただし、志賀城攻めなど、佐久で繰り広げた強硬策ゆえに、 武田晴信という武将が即、残忍だと断定してしまうのは私は間違いであると思います。 これぐらい非道な行為は、当時の戦国武将であれば、多かれ少なかれ手を染めていたのも事実です。 これが、私の私見である『戦国時代の空気』なのです。 だから、晴信が連戦連勝のために増長し、軍師勘助や重臣板垣、甘利の諌言を無視し、 自分の実力を誇示するために、あえて非道な行為に走ったという捉え方は ちょっとどうかな〜?と思っております。 ドラマで「義のため」と兄から家督を剥奪することをためらったガクト演じる景虎が、 長じてのち、一向宗徒と繰り広げた戦は、それは凄まじいものでありました。 でも、これは(「戦国時代の空気」)、あくまでもまったく個人的な私見です。 やはりドラマとしては、勝利に酔い増長した晴信が、いずれ経験する敗北で どう成長するのかが、これからのテーマとなるでしょう。 でも。。 そんなこんなを綴っていますが、この26話を見てもっとも目だっていたのは、やはり ガックン長尾景虎! とにかく、ものすごいインパクトあります。 勘助や晴信やその他武田衆が束になっても、ガクトの美しさには歯が立ちません。 甲冑姿も恐ろしく似合ってました。 これほど美しい武将は、同じ大河ドラマでは「滝沢義経」以来ではないでしょうか! 画面みてタメイキがでましたね。 さて次回は、村上義清との上田原合戦プロローグとなりそうです。
永島敏行さん演じる村上義清って、すごくぴったりです。 謀略嫌いで脳みそも筋肉系。なんかものすごく上手に演じていたっしゃいます! 初回から応援している平蔵(佐藤隆太くん)の動向も気になるなあ・・ |

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