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保元の乱の余韻も醒めぬ間に、一気に平治の乱へ突入ですね〜。 平治の乱で挙兵した義朝の運命、そして頼朝や義経らの運命に 時間をかけたい製作サイドの思惑なんでしょう。 そうなんです。 玉木さん演じる義朝の、クライマックスが近づいてきましたね。 今回はそのプロロ〜グ。 信西の政治改革は性急に進められていきました。 貧乏貴族の為に立身出世を諦めた自分の苦き経験から、 若くて優秀な官吏養成のため奔走する信西に感心する清盛。 信西の妻から、若きころの夫の逸話を聞かされます。 それは鳥羽法皇存命の頃、淡海という宗の高僧が日本に招聘されるも 誰もその言葉を理解できません。 その時末席にいた信西が、流暢な宗語で話しかけ通訳をかってでます。 宗語だけでなく、その知識の膨大さに驚愕した淡海が、そのわけを問うと 信西は、「いずれ遣唐使が再開されたときのために、勉強をしている」と答え 淡海がこれぞ観音の生まれ変わりと感銘したといのでした。 清盛は、若き頃、信西と二人で宗への密航を企てたことを思い出し 信西の政治改革の正しさを再認識するのでした。 しかし、信西の改革が性急であればあるほど、朝廷内で信西への不満が高まってきました。 後白河院と対立する二条天皇の側近たち。 そして、後白河院の寵愛をうける藤原信頼。 特に藤原信頼は、近衛大将の地位を望むも、信西から阻止されます。 無能なくせに後白河の寵愛のみで出世する信頼を、信西は心良く思っていなかったのです。 信西は、後白河に白楽天の『長恨歌』絵巻を届けさせ、 信頼にのめりこみ政道を怠った後白河を戒めるのですが、効果はありませんでした。 一方、信西からの評価が低く、未だに左馬頭という役職から出世できない義朝は、 正妻・由良姫の病の原因が自分のふがいなさだと思い込み、失意の毎日を送っていました。 義朝の落ち込み様を心配した清盛が、 宗の薬を融通しようと持ちかけるも、義朝は意地を張って断わってしまいます。 後白河上皇姉・統子内親王が上西門という院号を授かり、 嫡男の頼朝が蔵人に取り立てられることとなり、朝廷デビューの日を迎えます。 上西門院の殿上始の儀で、頼朝は清盛と始めて対面します。 並み居る公家にあって、最も最前列で賓客の扱いを受ける清盛の大きな姿に威圧され 頼朝は酒をこぼしてしまいます。 すると、「やはり最も強き武士は平氏じゃ。そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う」と 清盛は、優しく笑いながら頼朝に声をかけます。 少年時代の頼朝を演じる中川大志君。 家政婦のミタの長男役の男の子なんですって! どうりで演技が上手いと思った。 しかも、岡田将生君に、そっくりじゃありませんか〜。 玉木宏さん、岡田将生君、中川大志君。 見事なほどのイケメンDNAですね〜(^^ 大役を終えて頼朝が帰宅すると、母の容態が急変していました。 義朝はうろたえ、清盛から宗の薬を貰おうとしますが、由良が止めます。 「平氏に頭を下げるなどもってのほか。 最後まで誇り高き殿の妻で死なせて欲しい。」と。 それが最後の言葉でした。 失意に暮れる義朝は常盤のもとへいくが拒絶されます。 義朝の逃げ場でしかないなら、それは厭だ、早く立ち直って欲しいとの願いからでした。 そんな義朝を呼び出したのは、藤原信頼。 自分と手を組み信西の首を取れともちかけます。義朝はあまりの事の大きさに断わます。 苦悩する義朝に、頼朝が問いかけます。「清盛とはどのような男なのか?」と。 義朝は、始めてであったころ、比べ馬で競い合った思い出を語ります。 負けて落ち込む清盛に「最も強き武士は源氏じゃ」と言い、 奮発して立ち上がった清盛が嬉しかった、生涯競い合う相手が見つかったと嬉しかったと語ります。 その話を聞いて、頼朝は、清盛が何故、酒の席で頼朝に笑顔を向けたのか、理由が分かったのでした。 悔しければ、立ち上がって向ってこい! そういう励ましだったのです。 義朝もまた、若き日の自分を思い出し 今こそ、自分も清盛の前に立ち上がるべきではないかと、決意したのです。 その頃、信西の政治改革は大詰めを迎え、 長年の夢であった遣唐使の再開、宗との文化交流、交易への目処もたち、 信西は清盛とともに、新しき世の到来の手ごたえを喜びあうのです。 信西は、大願成就のために清盛へ熊野詣を命じ、清盛も一門を従え京を離れます。 清盛ら平家一門が離れたことで、軍事的空白の生まれた京。 藤原信頼の館には、反信西の貴族たちが集まり、その場に源義朝も加わります。 同夜、算木で予算の計算をする信西の館が、突然揺れ始めます。 それは、平治の乱という嵐の始まりでありました。 大河ドラマ清盛の初回からの重要メンバーである、信西と義朝の最期が迫ってきました。 どんな迫真の演技を見せてくれるでしょうか??! 楽しみです。 悪源太義平はだれが演じるのかな〜? ちなみに、平治の乱以降は、
海音寺潮五郎先生の「武将列伝 源平編」は副読本としてお勧めです! |
大河ドラマ「平清盛」
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神シリーズだった保元の乱が終わり、 清盛が信西とともに政治改革に着手し、 政権の中枢に駆け上がるシリーズが始まりました。 そして今回から、窪田正孝さん演じる重盛が登場〜〜! やっぱり演技上手いですね。 史実の重盛から較べると、やや繊細すぎる設定ではありますが、 「平家物語」に描かれる重盛に、より近いイメージです 文武両道にすぐれ、リーダーとしての器量もあり且つ繊細で優しい理想的な御曹司。 それが平重盛です。 清盛の強引な政治手腕を諌め、そこに気配りを加えた若き公達。 一門の信頼も篤く、また朝廷との関係も良好で、しかもイケメン。 重盛が若死にしなければ、平家は滅亡しなかったのではないかと、私は思っています。 さて、本題へ・・・ 1156(保元元)年7月、供回りも僅かな輿が京を離れていきました。 保元の乱に敗れた崇徳上皇が讃岐へ流されたのです。 その一行を見守る一人の僧・西行。 西行は崇徳上皇の御歌を詠み手を合わせて崇徳一行を見送ります。 崇徳はその声の主が西行であることを察知し、一人涙を流すのでした。 ・・・・いきなり、アラタさんの崇徳が大写し。冒頭から萌えタイム。 しかし、崇徳の悲哀を失笑するかのように後白河法皇の満面の笑みが画面に登場します。 勝者と敗者のコントラストが見事に表現されていました。 勝者が手にしたのは、美しい内裏。 それは信西が修繕し、清盛がその財力で作り上げたものなのです。 内裏修繕の恩賞として、清盛の異母弟達の官位が上昇しました。 当の清盛は残念ながらも公卿になることは叶わなかったが、その譲りとして 嫡男・重盛が殿上人となると発表されます。 平家の出世に沸き立つ一門ですが、肝心の重盛は何故か苦しげな表情を見せています。 そんな兄を心配した弟・基盛に、重盛は心のうちを吐露します 「大叔父上をその手で斬らせた信西と手を組む父上のことが理解できない」と。 (思春期なんですね〜〜〜) そんな息子の悩みも知らない清盛は。信西とともに新しい内裏での相撲節会を企画します。 しかしそのためには資金が足らない。 そこで信西は清盛に、九州鎮西で税を取り立てよと命じます。 清盛はその見返りに自分を「大宰大弐」にしろ、と迫ります。 しかし信西は、「大宰大弐」はそれ相応の家でないと、と言葉を濁します。 清盛は、信西が自分を騙して犬としてしか扱わないなら、容赦なく首を切ると脅し、 信西もまたそれを認めるのでした。 清盛は信西と組んだのではなく、信西と権力闘争の真っ最中だってことを 誰か、重盛君に伝えてあげて〜。 それは、父忠盛や叔父忠正との約束を果たすため。 「平家の世を、武士の世を作る」ための戦いなんです。 信西と組み、朝廷内でめきめきと頭角を現す清盛に対して 源義朝は、冷遇されたままでした。信西は義朝と面会すらしないのです。 信西は、武家は二つも要らない。 平家を取り立てるなら、源氏は潰すまでじゃと冷酷に言います。 このままでは源氏の芽は摘み取られてしまう・・・義朝は焦るばかりでした。 落ち込む夫を宮廷でみかける由良姫もまた、辛い表情を浮かべていました。 大宰府へ赴いた清盛は、大宰府長官の原田種直と面会します。 エキゾチックな調度品や美女、珍しい食器にそそがれたお茶を飲んだ清盛は 一目で、大宰府が税金を横流しして私服を肥やしていることに気が付きます そこで、兎丸ら暴れん坊を引率して再訪。 武力を背景に原田種直を威圧して従わせ、ともに宗との貿易で利益享受しようと持ちかけます。 しぶしぶ従う原田。 しかし、原田一族は平家と婚姻関係を結び、一門となり、 平家と最期まで行動を供にするほどの忠義を尽くすようになります。 ちなみに、原田種直に嫁いだのは、早死にした異母弟・家盛の娘なんですよ。 大宰府をあっというまに制圧した清盛は、年貢を信西に奉納します。 これで資金面が確保できたプロデューサー信西は嬉しそう。 そこですかざす清盛は、相撲節会の膳を自分に用意させてくれと頼みます。 清盛の大勝負が始まるのでした。 その頃、重盛の縁談話が持ち上がりました。 お相手は藤原家成の娘で、成親の妹・経子でした。 どこか浮かない重盛に、清盛は「一門のために」と諭します。 それはかつて、身分の低い明子との恋愛結婚を反対されたときに、 清盛自身が家貞に言われた台詞でした。 清盛の成長振りに目を細める家貞。 「殿はそれだけ大きなものを背おわれている」と清盛の立場を理解する盛国もまた、 清盛の片腕として、清盛とともに成長しているのです。 上川さんが国盛を演じているのだけど、ちょっともったいない気がするな〜。 まあ、後半になってから、盛国の存在感は増すのだろうけど・・・ 相撲節会の当日。 六波羅の清盛邸では、嫡男重盛と経子の婚礼の宴が催されていました。 後白河法皇の寵臣の妹との結婚は、清盛のステージが上がることを約束してくれます。 しかし、そんな華やかな結婚の席にあって、孤独感を覚える重盛は 突然「この婚礼は無かったことにして欲しい」と訴えます。 「自分はまだ嫡男としての自覚がもてない。大叔父を斬ってまで信西と組み 朝廷の中枢に立とうとする父上の跡を継ぐ覚悟がもてない」と。 突然の事に静まり返る宴。 しかし清盛は平然と立ち上がり、「お前の戯言を聞く暇などない」と重盛を庭へ投げ飛ばし、 花嫁に頭をさべて、結婚式を続行させるのでした。 あらら、清盛君、自分が青年だったころの悩み苦しみをすっかり忘れちゃったの〜? 父と血のつながりのないことで苦しみ、暴れて、一門を困惑させていた自分を忘れたの? 一視聴者としても、この時の清盛の強引な態度は疑問でした・・・ 清盛は家族をとても大切にして、息子達も分け隔てなく愛した子煩悩だったのに。 出世の鬼になったのか? 息子との確執をテーマにしたいのか? 政策サイドや脚本の真意が読めない展開でした。 一方分かりやすいのは、源氏の親子。 由良の斡旋で、頼朝は宮廷に出仕します。 ところがその席で由良が倒れてしまいます。 心労が重なったのです。 母の側で苦しそうな頼朝。 義朝もまた、ふがいない自分が由良を追い込んだのだと察知します。 しかしそれでも由良の側じゃなく、常盤御前の家へと帰る義朝。 牛若ら常盤との息子達を抱きしめながら、義朝は焦燥感にさいなまれるのです。 ダメな夫、だめな父、そしてだめな源氏の棟梁。。。 その姿は、かつての為義に重なってみえますね。 朝廷では、後白河天皇の面前で相撲大会は滞りなく進み、 膳が振舞われます。 そこに登場したエキゾチックな美女達が振舞うお茶と食器。 珍しいもの好きの後白河は、その美しさに目を奪われ、相撲よりも食器について問いただします。 信西はすかざず、それは清盛が大宰府にて調達した品であり、この相撲節会もまた、 清盛が鎮西で取り立てた年貢で執り行われたことを告げました。 後白河は、すぐに清盛のメッセージを読み解き、清盛を「大宰府大弐」に命じます。 相撲大会に仕掛けられた、清盛からの「遊び」。 後白河は満足そうに笑い その後すぐに、天皇の座を二条に譲って、自分は上皇になると宣言します。 「玉座におっては、あいつと充分に遊べないからな・・・」 信西もまた、清盛のあざやかな手口を誉め、その手腕を高く買うのです。 清盛の目覚しい出世に置いてけぼりを食う義朝は、 「信西と組んでも武士の世など来ない。使い捨てられるだけだ」と言いますが、それは もはや負け犬の遠吠えにしか聞こえません。 清盛は静かに「それでも今はそうするしか手が無い」と応えるのでした。 昔なら取っ組み合いの喧嘩をした二人だったでしょう。 しかし立場の違いが、二人の溝を更に大きく深くしていったのです。 平治の乱への導火線に、そろりと火が付き始めていました。 保元の乱からずっと続く義朝の苦しそうな表情。 玉木宏さんって、随分演技が上手くなったな〜としみじみ。 いやホント、もう苦しくそうで悲しそうで・・・ここんところ全く笑顔がない演技が続いています。 イケメンなのになんでそんな表情ができるのかと。 「篤姫」の龍馬を演じていた頃よりも、もっと演技に深みが増してますね。 きっと義朝の魂が、玉木さんに降りてきているのでしょう。 視聴率云々関係なく、 出演する役者さんがみんな、心のこもった丁寧でアツい演技を繰り広げています。 単純じゃない、重たく苦しい人間達のドラマです。 平清盛 面白いじゃないか! 信西と清盛の政治改革については、拙文を参照くださいませ〜。 尚、後白河法皇から二条天皇への攘夷は「仏と仏の密談」すなわち
美福門院と信西の手打ちで決まったと言われています。 |
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最初から最後まで滂沱の涙。 信西からの「斬首せよ」という極刑の沙汰に動揺する清盛。 実際この当時「死刑」はなく、流罪が厳罰であった時代です 俄かに信じ難い清盛の表情を、松山ケンイチ君が上手く演じていましたね。 清盛は、藤原成親に天皇へのとりなしを頼みますが 成親は「非力な私ではむり。申し訳ない」と泣いて謝りますが、 それは嘘涙なのでした。 貴族にとって、所詮、武士は犬。 その一族への過酷は処罰など、興味もなかったことでしょう(怒 義朝にはさらに過酷な沙汰が下されました それは、自分の父と弟達を斬首せよ、とい余りにも非道な沙汰。 官位をなげうってでも許して欲しいと懇願する義朝に信西は 「清盛は今後のことを考えて叔父を斬る」と冷酷に伝えるのでした。 義朝は館に帰り、父の姿を見るなり苦しさの余り、由良姫をたたき 「何故父を連れ戻した?連れ戻さなければ殺さずにすんだのに」と責めたてます そのやり取りを聞いた為義は、何が起こったのかを理解するのでした。 六波羅の清盛の館では、あまりに非道な沙汰に一門も憤慨しますが、天皇の命令ゆえに 逃走させる手立ても、打つ手もなく暗い空気が流れます 意を決した清盛は、忠正に沙汰を告げます このとき、忠正は、清三郎のために竹馬を作っている最中だったんですよね・・・ 清盛がこのような沙汰を受け入れるつもりはないと言う途中で話をさえぎり、 忠正は「承知した」と運命を受け入れます。 「清盛、平家の行く末を見守ってくれといったお前が、平家の棟梁としてわしを斬れ」と。 一方、悩み苦しむ義朝は苦しみのあまり、髯切の太刀を投げ捨てます そこへ為義が現われ、「源氏10代の太刀ぞ」と義朝へ渡し、息子の側に座ります 父と子の久しぶりの会話。 殿上人となった義朝は孝行息子だと言い、 その太刀で自分を切ってくれと静に言うのでした。 義朝はそんな父の言葉にうなだれるばかりでした。 由良姫は、鬼武者に義朝が為義を斬ることを伝え、 その場を見届けろと命じます。 由良姫は、戦に明け暮れるその後の源氏の命運を悟っていたのでしょうか。 この母の強さが、後の頼朝の強さ冷酷さを育て、鎌倉幕府の誕生へと繋がるのですね。 平家では、平頼盛が 叔父に涙を流しながら謝罪します 自分のわがままが発端で、叔父を追い詰めたことへの贖罪です 忠正はしかし 「わしが最も恐れるのは、自分が平家の禍の元になること。 平家のためなら、喜んで斬られる」と静かに言うのでした。 う〜ん渋いなあああ。 そして処刑の日、 忠正は息子達に「一門を怨むな、怨むなら父を怨め」と諭し、 息子達も、その運命を粛々と受け入れるのでした。 その時事実を知らない清三郎が駆けつけ、叔父に 「帰ってきたら竹馬を作ってほしい」と無邪気に頼みます 忠正は、「必ず作る」と優しくいいます 最後の最後まで、優しい大叔父上なのです・・・ 一門から礼をつくして見送られる忠正と息子達。 その中には池禅尼の姿も。。 池禅尼と忠正は目を合わせ、言葉にならない別れを交わすのです もしかして、忠正は義理の姉が好きだったんじゃないか・・・ そんな切ない感情がありましたね。 処刑場で、静に首を差し出す為義と忠正。 しかし、清盛も義朝も刀を振り落とす事ができません。 忠正は 「これから私は黄泉へ旅だち兄上に会う。そのとき清盛は確かに平家の棟梁だったと 伝えたい、斬れ」と清盛を叱咤します 清盛はその言葉に覚悟を決め、その手で刀を振り下ろします。 そして、早く父とともに黄泉へ行きたいと静にいう息子達に、次々と刀を振るいます。 一方義朝。 為義は、「父や兄弟の屍の上に立って、源氏の繁栄を築け。義朝、最後の頼みじゃ、 わしをその手で斬ってくれ!」 しかし結局父を斬ることが出来ず泣き崩れる義朝。 「もうよい、もうよい」と優しく言う為義。 父を斬れない義朝の代わりに鎌田正清が義朝を斬りました。 そしてその息子達も・・・ 鎌田正清は、為義の想いを汲み取ったのです。 史実でも、鎌田正清が手にかけたとなっています 義朝に「父親殺し」の汚名をかぶせたくないと、為義が「自分を切れ」と命じたとも言われています 憎めないいいオヤジなんですよね。為義って。 その残酷な光景をじっと見つめる鬼武者。 父や兄弟の屍の上に源氏の栄華を築け・・・・その薫陶は孫の胸にしっかりと刻みこまれたでしょう。 藤原師光から、清盛と義朝による処刑の報告を受けた信西は表情も変えずに 「首をさらせ」と言います。 藤原師光は、藤原摂関家の力を削ぐために、源義朝を滅ぼす必要があり そのために、清盛に叔父を切らせたのだろう、と信西の戦略を褒めます その言葉を無言で聞く信西は、静に涙を流していました・・・ 叔父一族を斬首した清盛は熱にうなされていました 六波羅の館へ藤原成親が訪問し、天皇が勝利の宴の開催を伝えます 朝廷の華やかな宴。 関白・藤原忠通が「武士の力なくして朝廷は成り行かない」と 自ら盃を清盛に渡します。 関白ですら武士の台頭を認めざるを得ないことに、列席した貴族達は驚愕します 後白河は白拍子に舞い歌わせ宴は華やかに盛り上がります 後白河は、選ばれた者による宴だと叫び、この世は遊び戯れるためだと笑うのです 清盛はそのふざけた宴への怒りを抑え、天皇へ宴の言上を伝えます 清盛も大人になったなあ〜と。 昔の清盛なら一暴れしていたでしょう。 しかし怒りを沈みきれない清盛は 「いくら命を懸けても武士は武士のまま、何に一つ変わらない」と そこへ現われた信西は 「重荷を背負って国の宝となれ」と清盛にいいます しかし清盛は「実際に太刀を振らぬ貴様に言われたくない」」と信西を殴ります ええ、本当にその通りです。 しかし信西は 「私もくさりきったこの世を正すために刀を振り、その返り血と自分の血で反吐出るほどだ」 だから、私は知力で、清盛は武力で国を変えようと政への協力を求めるのでした。 そのこと義朝は失意の底にいました。 対立した父ではあっても、大好きだった父を失った喪失感に苦しむ義朝。 由良姫は常盤御前を訪ね、殿を慰めてほしいと言います。 常盤の息子達を見て、 「あなたのような、優しい男に育ててください、 「私は鬼武者を強い男に育てます」と。 ここらへん、由良姫演じる田中麗奈さんの気丈さが好きだな〜。 処刑の一部始終を見ていた鬼武者は 「元服して父上を支えたい」と伝え、義朝を感激させます。 鬼武者は元服し源頼朝と名乗ります。 さあ、頼朝の成長振りが楽しみですね。 平家では、時子が平家の棟梁の妻として、妹滋子に朝廷への出仕を命じます そして、清盛は一門の前で、 「平氏は一蓮托生!一門の繁栄を築きあげるのが一人一人の使命」と伝えます 叔父の死を乗り越え、叔父の遺志を受け継ぎ、平家の結束を武士の世の実現を 宣言したのでした。 今回で、忠正さんと為義さんとお別れですね。 特に、豊原功補さん演じる平忠正・・・ 最後までシブくてかっこよかったです。 すっかりファンになりました。 黄泉の彼方で、兄の忠盛さんと、清盛や一門のその後を見守ってください。 清盛は義朝に為義を斬らせるため、不仲の忠正をさっさと処刑した、と 史実や小説では扱われがちですが、 私は、一門の結束を何よりも重んじた清盛なら、恐らくドラマのように血の涙を流しただろうと 思っています。 そんな清盛や一門の苦悩を、忠正さんの存在がより引き立たせてくれました そして、小日向文世さん演じるダメ父の為義。 息子の出世の為にと摂関家に近づいたことで、息子と対立し最後斬首までされるという 哀しすぎる人生・・・ しかしその悲哀もまた息子の為に受け入れている姿に父の愛が溢れていました。 そういえば、「龍馬伝」でも土佐勤王党の粛清の頃、 同じように毎回号泣していたことを思い出しました。 「新選組!」で山南さんが自決した頃も同じ初夏じゃなかったけ。 初夏に泣く大河再び。 「平清盛」の保元の乱シリーズ、神回でした! 次回からは、信西と清盛のタッグによる政治改革の話のようですね。 そして、平治の乱への導火線・・・ そして次回から、平家花の公達の筆頭・重盛を窪田正孝さんが演じるそうですね! 窪田正孝さんは、すごく好きな俳優さんなんです とにかく演技が上手い。 文武両道に秀で、しかも繊細で人望も篤かった悲劇の貴公子をどう演じられるのか?
「平家物語」における平家のサブ主人公的青年です。楽しみですね! |
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ドラマの始めから終わりまで・・・涙、涙。 また叫んでいいですか? 「叔父上〜〜〜〜!」 「父上〜〜〜〜!」 そして 「息子よ〜〜〜〜〜!」 あああ、思い出しただけでも目頭がうるうる。 保元の乱シリーズ、すべて【ネ申回】となりましたね。 視聴率?? もー気にしません。出演者もNHKも気にしないでください。 出演した俳優の皆様の、心のこもった丁寧で情熱的な熱演が このドラマのクォリティーの高さを物語っています。 **** 保元の乱に破れた藤原頼長は、敵の矢が首に刺さり重傷を負います。 残党狩りにあっても、大切な書物を守ろうとしたその瞬間でした。 頼長は瀕死の状態で、南都(奈良)で蟄居していた父・忠実の館へ辿りつきます。 しかし、忠実は門を開きません。藤原摂関家に責が及ぶことを恐れたからです。 あれほど溺愛してくれた父からの思いがけない拒絶。 藤原頼長は絶望して舌をかみきり絶命します。 翌朝、頼長が飼っていたオウムが忠実の元に舞い降り「チチウエ・チチウエ」と鳴いて息絶えました。 頼長の魂がオウムとなって、戻ってきたのでしょうか。 それまでは心を鬼にしていた忠実の心が決壊します。 命からがら父を頼ってきた息子を見捨てた後悔。まるで息子がそこに横たわっているかのようです 「息子よ・・・・」 しかし、その声はもうあの世へ旅立った頼長には届かないのです → (ここでまず号泣) やはり、予想通り、頼長の最後はオウムが登場しましたね。 プライドの高い頼長の、真の声を伝える白いオウム・・・心憎い演出です 無念の思いを一筋の涙で表現した山本耕史さん。 そして舌を噛み切るときの無念の表情・・・・上手い役者さんです また、鉄火面の表情だった忠実が、オウムの声を聴いたとたんに父親の顔となり 泣き崩れる國村隼さんの濃ゆい演技。 お二人ともお見事でした。 崇徳上皇もまたわずかな側近とともに山中を彷徨っていました。 出家したいと願うも、かみそりすら手に入れることができない現実。 一度は天皇となった身でありながら、何一つ思い通りにならない人生に ただ、泣き崩れるのです。 彷徨歩き、やがて実弟の仁和寺で出家し、天皇の沙汰を待つ身となりました 切ない表情、肩を落として泣き崩れる姿・・・・萌えです。 そして意外だったのは、仁和寺で出家し崇徳の表情が、穏やかだったこと。 崇徳は讃岐に流されて憤死して日本最強の怨霊になるはずなのですが、 それはドラマで描くのでしょうか? アラタさん演じる崇徳の澄んだ瞳に怨念の影すらなく、今後の展開が気になりました。 怨霊となるのか?ならないのか? 崇徳には後半でも登場して頂き、私達視聴者を萌えさせて欲しいです。 藤原頼長の死が京にもたらされ、 信西は焼失した頼長の館へ赴きます そこで亡き頼長の日記を見つけだしました。 そこには、政治家頼長の情熱と理想が綴られていました。 信西は、良きライバルであった敵の中に、恐らく自分と重なるものを見出したのでしょう。 そして自分がこの手で新しき世を作ると、静かな決意を滲ませるのでした。 新しき世への野心に燃えるのは、信西だけではありません。 武士もまた、その手ごたえを感じていました。 特に、源氏と平家の活躍は目覚しく大きな恩賞が与えられることは確実でした。 「武士がこの世を変えるそんな面白き時代はもうすぐだ」 清盛と義朝は互いの労をねぎらい、新しい時代を自分達が切り開く希望に目を輝かせます。 義朝は、「源氏の名刀「友切」は、「友を切る」と縁起が悪いからこの際名前を変えたい」とい言い、 友と呼ばれて照れくさい清盛は、「髭切」にすればいい、とからかいます。 その後、義朝から頼朝へと伝わる棟梁の刀、「髭切」ですね。 しかし、二人とも戦勝祝の酒を飲みながらも、浮かれる気持ちになれません それは、敵となってしまった叔父、そして父や弟達のことが、気がかりだったからです。 やがて、伊勢に隠れていた忠正と息子たちが、忠清に捕縛されて清盛のもとへ戻ります。 残党狩を心配した清盛がひそかに捜索を命じていたのです。 賊となった叔父を匿うことを心配する国盛をよそに、縄も解く清盛。 忠盛は、もはや生き恥を晒したくないと抵抗するも、清盛は叔父を追っかけて 「叔父上は平家にとってなくてはならぬ人」と言うのでした。 たとえ賊であっても、叔父上は平家の要。 自分を認めてくれない叔父だからこそ、自分の行く末を見守ってほしい・・・ このとき、清盛演じる松ケンの優しい言葉と態度にまた涙、涙。 「いや、叔父上は、もう清盛の事はすっかり認めているんですよ。 だけど、戦場であそこまで言わないと、清盛は叔父上と真剣勝負できないでしょ。」 と私の心の声。 池禅尼が、忠正を訪ねてきます。 清盛へ反旗を翻そうとした息子・頼盛の身代わりとして、崇徳上皇側へ付いた叔父に 「許して欲しい」と頭を下げます そんな義姉に「頼盛には、気を病むな」と伝えてほしいといい 「むちゃをする兄の側にいる弟ってのは、尻拭いばかり。皆同じだ」と付け加えます。 「兄上があの赤子を連れてきたとき、この兄の尻拭いを一生する、と心に決めた」 と照れくさそうに告白するのでした。 あ〜、なんてシブイんでしょう。 なんだかんだ文句を言っても、兄の息子・清盛の為に命をかけてしまう叔父さん。 海賊討伐のときも、文句いいながらも、真っ先に清盛救出の為、海賊に切り込んでいましたね! もう、このあたりから、涙で視界はぼやけまくり。。。 そして、源氏でも、父・為義が尾張で見つかったことが知らされます。 正妻・由良姫が密かに探させていたのでした。 頼朝は父が生きていたことに一瞬嬉しさを滲ませますが、すぐに拒絶します その様子をみた正妻・由良姫は、 「貴方様の為に父上をお探ししたのではありません。私は鬼武者には、父を敬えと伝えているからです」と義朝に言い切ります。 このときの由良姫演じる田中麗奈さんの毅然とした母の姿! 義朝に館に連れてこられた為義も「義朝に救ってもらう気はない」と寂しげに答えます。 しかし、由良姫から「殿は今回の戦の恩賞で殿上人になった」と伝えられ、 息子の昇進を心から喜びます。 小日向さん演じるダメ親父が、無条件に息子の出世を喜ぶ姿にまた涙。 保元物語に描かれた源為義も、ダメ親父なのに憎めない。 嫡男・義朝への愛情は深いのに、言葉や態度に表すのが苦手だったんでしょうね。 義朝も、自分の恩賞はいらないから、父と弟の罪を軽くして欲しいと懇願したくらいです 最期、ドラマの父と子がどういう会話を交わすのか、 予告で、為義と義朝のツーショットがあって、なんかそれだけでも胸が痛くなりました。 保元の乱が終わり、朝廷にも一時の平穏が訪れました。 後白河天皇は確固たる権力を確保し、側近と双六に興じています。 と、ここで、重要な人物が登場しました! 藤原信頼です! 平治の乱の中心人物ですので、注目お願いします! でも、なんで、塚地なんだ・・・びっくりしました。 というのも、藤原信頼は、史実では、後白河天皇の愛人。 つまり男色関係にあった公卿です。 ものすごく無能なのに、後白河の寵愛だけで異例の出世を遂げる、美形の貴族なんです てっきり、美男俳優を配するものと思っていたのに、塚地ですか・・・ 塚地と松田翔太君。まったく想像したくない二人ですね。 いやはや、これは思い切ったキャスティングで、びっくりでした。 閑話休題 そこへ登場したのは、美福門院。 美福門院は後白河天皇と双六勝負をしながら、 「ご自分の世が来たなどど思われるな」とたっぷり毒を吐いて立ち去ります。 稀代の政治女・美福門院は、権力奪取のために次ぎの一手を考えているのです。 そんな毒気に当てられた後白河は、しかし「ぞくぞくする」とほくそ笑みます。 政権の中枢に座るものだけが味わえる陰謀や策謀に、後白河の「もののけの血」が騒いだのでした。 松田翔太君、やるね〜。 保元の乱の戦後処理が始まり、崇徳上皇側についた敗者たちの処分が議論されます。 血がキライな貴族たちの前で信西が次々と厳しい処分を提案し、後白河以外は皆青ざめます。 藤原忠実の荘園は没収、崇徳上皇は流罪、そして武士達には・・・ 其の頃、清盛の六波羅の館では、 大叔父・忠正を囲んで、清盛の子供達が朝餉の時間を過ごしていました。 清盛にはキツイ叔父でありましたが、清盛の息子達にはいつも優しく接してきた忠正を、 子供達はとても慕っていました。 忠正も時子や重盛らの笑顔に心ほぐれて、笑顔がこぼれます。 清盛の三男が、忠正が昔作ってくれた竹馬で遊んでいました。 竹馬が壊れて無く三男坊に「また作ってやるから泣くな」と忠正は優しく語りかけます。 この時の平忠正の笑顔のソフトなことったら。 今回の大河ドラマで豊原功補さんのすっかりファンになってしまいました。 しかし、叔父上にそんな時間はもう残されていなかったのです。 信西が清盛を呼び出し、処分の命を下します 「平忠正とその息子達を斬首せよ」 清盛は言葉を失ってしまうのでした。 あああ、また叫んでいいですか。 「叔父上〜〜〜〜・・・」 次回は豊原功補さんの平忠正さんとのお別れの回なんですね。寂しすぎます。 為朝と義朝の悲劇の別れもあり、また滂沱の涙が流れそうです。 タオル用意しとこ。
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父と子が切りあうシーンは、ドラマといえど見ていて辛かった・・・・ そして前回に続き叫んでいいですか? 「叔父上〜〜〜〜!!!」 豊原功補さん演じる平忠正が、今回もむちゃくちゃカッコ良かったです。 1156年(保元元年)7月10日深夜、決戦の火蓋が切られようとしていました。 後白河天皇の陣となった高松殿には平清盛、源義朝らが集結。 勝利に貢献すれば、昇殿も叶うと餌をまく信西に、義朝は, 「死ぬ覚悟で戦う自分に今すぐ昇殿を認めろ」と主張し、受け入れられます。 一方、源為義、為朝ら源氏一門と平忠正とその一党らは崇徳上皇がいる白河北殿へ終結。 両陣営は軍議に入ります。 戦になれた義朝と源為朝は、ともに「夜討ち」を提言します。 ここで面白かったのが、藤原頼長と信西が同じ孫子を引用しながらも、全く違う解釈で 違う結論に達したこと。 結局、信西の断じた「夜討ち」が戦況をリードさせたことになるのですが、 武士にとってみれば、机上の理論でした孫子の言葉などよりも、戦場での経験がものをいいます。 「何訳わかんない事いってんだよー!」と心のなかで毒づいていたことでしょう。 清盛は平氏の武功をあげるため為朝を狙えと指示。 伊藤忠清とその弟・忠直、初陣の重盛、次男・基盛に出陣を命じます。 しかし弟の頼盛には、弱気になったものに兵は任せられないと即刻立ち去るようどなりつけます 頼盛は中途半端な自分の立場に納得ができず、兄清盛への憎しみを募らせます 清盛は弟にもっと武士として強くなって欲しいと激を飛ばしただけだったのでしょうが、 些細な行き違いが、人間関係のねじれを産んでいくのです。 史実の清盛も、決してこの弟を疎んじたわけではなく、むしろ重用していました。 保元の乱の後は、頼盛昇殿を果たし、また清盛の知行国・安芸国の受領となっています。 清盛は、ドラマのように一門の絆を最も優先した棟梁だったのです。 源義朝の元には、家臣・鎌田正清の義父・長田忠致が、はせ参じました。 皆さん、この長田忠致という男の名前をよく覚えておいてください! ネタバレしますと、平治の乱で敗北後、恩賞目当てに主筋の義朝を売ったのは、この長田です。 夜討ちの陣立てをする清盛、義朝らの前に後白河天皇が現れ 祖父白河法皇や崇徳上皇との軋轢のいきさつを語りはじめ、 すべての元凶は白河法皇の乱交にあり、武士たちの力で勝利することが 新しき世の始まりだと激を飛ばします。 天皇からの直々の言葉に奮い立つ武士たち。 後白河は「武士の世?そんなことさせるか」と本音では思っていたでしょうが。 白河北殿の南門には、鎮西八郎・為朝が、その自慢の強弓で 天皇方の猛者を次々と倒していました。 為朝演じる橋元さとしさん、むっちゃはまり役でしたね! 鎮西八郎・為朝は、保元の乱の実質的主人公。スピンオフで鎮西八郎主役の時代劇とかどうでしょう? 暴れん坊の生い立ちから情の深さなど、いいドラマになると思いますよ。 清盛本隊は北門へ。そこに立ちふさがったのは叔父・忠正! 無駄な血を流したくないという清盛に射かける忠正。 もののふ二人の一騎打ちが始まったのです。 忠正は清盛への想いぶちまけ、平家の棟梁としての自覚を持てとはっぱをかけます 清盛と忠正の激しい一騎打ちに、 清盛が夢の中で忠盛と最期の刀を合わせるシーンを思い出しました。 強くなったな、清盛。いや、もっともっと強くなれ! 時にそりが合わず対立したこともあった叔父と甥。 しかし平家の男として、武士として心の奥底で励まし、頼りにしていた深い絆。 忠正さんの渋かっこよさに、今回も釘付けでありました。 保元の乱という骨肉の争いは、様々な悲劇を産んでいました。 為朝が立ちはだかる南門に、鎌田正清が挑みます。 正清の先手の弓は外れてしまい、怒った為朝のすばやい強弓が正清正清を狙い撃ちします 万事休すの正清を、庇って矢を受けたのは、父・通清でした。 息子の窮地を見過ごすことは出来なかったのです 「急所は外れておる。武士としてあるまじき事をしてしもうた。そなたは真似するでないぞ」 それは、精一杯の父としての言葉でした。 深手を負った通清は、それでも為義へ何事もなかったかのように戻り、 為義の子はみな立派に戦っている、源氏の世はきっとくると告げて息絶えました。 最も信頼する家人の死に、我を失った為義は、義朝へ切りかかります。 しかし父を斬ることができず、義朝は退却を命じるのでした。 義朝は信西に使いをやり、御所に火を放つことを提案。 信西は、隣接する寺に火が燃え広がってもかまわない、即刻火をかけよと命じます。 突然の火攻めに、うろたえる皇族や貴族達。 悪左府・頼長も同様です。 ペットのオウムを抱え、右往左往するのみ。 崇徳上皇は頼長を信じた自分が愚かだったと言い捨て、白河北殿から落ちていきました。 こうして戦闘は一日で終わり、後白河天皇の勝利となります。 清盛は火が燃え広がる白河北殿に叔父の姿を必死で探しますが、見つかりません やがて炎に焼け落ちる白河北殿に、白河法皇の姿を思い出し 複雑な思いを抱くのでした。 明日は保元の乱の戦後処理。 涙、涙の別れが待っています・・・タオル用意しとこ! |



