昨夜のDenis Ten選手のTwitterには驚愕しました。
彼が母国・カザフスタンで主催するアイスショウ ”DensTenAnd Friends”の参加キャストが公式発表され、
その豪華な人選と、日本からは去就が注目されている高橋大輔選手と浅田真央選手の参加に、
スケートファンのTwitterは、お祭り状態になっております。
浅田選手も高橋選手も、デニステン選手との友情を優先し、自身の去就よりも先に
カザフスタンで演技を披露することを決意してくれたのでしょう。
特に高橋選手はケガで満身創痍の身体をおしての友情出演と思われます。
これほど素晴らしいスポーツ交流はないでしょう。
デニステン選手とは、ソチオリンピックの男子フィギアスケートシングルで
銅メダルを獲得したカザフスタンの選手です。
金メダルの羽生結弦選手と銀メダルのパトリックチャン選手とともに
三人で表彰台で笑顔を見せていた姿が何度も報道されてご存知の方も多いと思います。
私がデニステン選手のファンになったのは、昨年(2013)の世界選手権。
パトリックチャン選手に僅差の銀メダル獲得となったのですが、
SP と フリーで演じた「ARTIST」というプログラムの完成度と質の高さに釘付けになり、
それから、彼のTwitterをフォローするなど、ファンとしてずっと応援していました。
なので、ソチオリンピックでの羽生選手の金メダル同様、
デニステン選手の銅メダル獲得は二重に嬉しい出来ごとでした。
実は今年の4月6日、なみはやドームで開催された「大阪エキシビション2014」を観にいってきました。
羽生選手、パトリックチャン選手、そしてデニステン選手と、男子シングルメダリストが勢ぞろいすると分かり
速攻チケットを入手して駆けつけたのです。
羽生人気で会場はほぼ女性ファンで大入り満席の活況ぶり。
デニステン選手もファンの大きな声援を受けておりました。
テン君(と呼ばれている)はまだ20歳。
ジュニア時代からそのかわいいルックスもあり、
日本のスケートマニアの間ではファンが多い選手なんです。
ルックスだけではありません。
確実なスケーティング、美しいジャンプ、迫力あるステップなど、スケートファンを魅了するプログラムは勿論、
Twitterなどで発せられる、その性格の良さも大きな魅力なのです。
カザフスタンの言葉はロシア語ですが、
2010年からアメリカ、ロサンゼルスへ拠点を移し
フランクキャロル(エバン・ライサチェック選手のコーチ)の指導を受けているため
彼の英語はパーフェクトです。
しかも内容もまたウイットに富み、相当頭のいい選手だと分かります。
ソチ五輪でメダル確定後のフラワーセレモニー直前に、
ジュニア時代から仲良しの羽生選手と楽しげに談笑する姿がテレビでも映っていました。
羽生選手も英語は達者で、マニアがクチパクで会話の内容を検証してみたところ
ゆず 「昨夜はよく寝れた?」
デニス 「うん、眠れたよ」
ゆず 「僕は緊張してよく寝れなかったよ」
云々とほのぼの会話だった模様です。
羽生選手(19歳)とデニステン選手(20歳)は同年代だということもあり
ドラゴンボールごっこやら、一緒にはしゃぐ写真なども公開されていて
多くのファンを「萌え〜」とさせております。
インタビューなどで真面目にはきはきと受け答えするゆずる君ですが、
オフショットでたまにみせるお茶目でやんちゃな姿は、10代の若い子らしく
おばちゃんファンとしては、なんだかほっとすものなのです。
実際、4月6日の大阪エキシビションでも
羽生選手とデニステン選手が、「ジャンプ合戦」の後、楽しそうに話している姿を見かけて
ほのぼのしました。
ちなみに、エキシビションとはいえ「ジャンプ合戦」は真剣そのもの。
羽生選手が見事な4回転を何度も決め、
デニス選手やフェルナンデス選手が負けじ、と続いてトライしてましたよ!
デニステン選手はカザフスタンで生まれ育ちましたが、韓国系(高麗系)です。
しかも、もと朝鮮国貴族で抗日運動で殉職した閔肯鎬将軍のやしゃ孫として、
韓国ではTVにも出演するなど、知られた存在でした。
5月にソウルで開催される、キムヨナ選手の引退アイスショーにもゲスト出演が決まっています
大の ”Queen Yuna”ファンでもあり、ヨナ選手の熱愛発覚はショックだったかもしれませんね!
今月開催された札幌のスターズオンアイスショーの後、ソウルへ立ち寄り、
曽祖父である閔肯鎬将軍の関連史跡を訪ねたことを、
インスタグラムで丁寧で格調高い文章で報告してくれていました。
自身のルーツを誇りに思い、曽祖父の名に恥じないよう頑張りたいと抱負も述べていました。
韓国ルーツでありながらも、大の親日家であり、かつアメリカ、カナダ、ヨーロッパと多くの選手と仲良しで、
国境を越えた人物の懐の深さもまた、デニス選手の大きな魅力となっています。
特にデニステン選手と浅田真央選手との関わりは長く、深いものがあります。
二人は、ロシアのタラソワコーチの門下生で、ともにモスクワで修行に励んだ同僚なのです。
それもあって、デニステン選手が浅田選手についてTweetする機会も多く
「実は、密かにMAOに惚れてるんじゃないの〜?」なんて思ったりするほどですww
ソチ五輪の女子シングルSPで浅田選手が結果を出せなかった時は
「心が張り裂けそうだけど、頑張れ真央!」と励ましのTwitterを即座に投稿し、
翌日のフリーで完璧な演技をしたときは最大限の賛辞をすぐに送っていました。
さらに今年の「世界選手権」をテレビ観戦しながら、(デニス選手はケガ療養のため欠場)、
女子シングルで浅田選手が優勝を決めたときは、女子選手の健闘を讃えつつ
「今日は幸せな一日になりそうだ」とキラキラツイートするなど、
真央ちゃんを心から気遣い応援してくれています。
また、高橋大輔選手との交流もあり、(尊敬しているのでしょうね!)
一緒の写真も多数公表していますし、今年の高橋選手の誕生日には
Twitterで「Happy Birthday!」とお祝いの言葉を贈っています。
小塚崇彦選手とも友達で、バンクーバー五輪の時は、演技を終えた小塚選手がキスクラから
デニステン選手へ応援の声をかけたほど。
前述したように、羽生選手ともお茶目な写真を何度も公表しています。(この萌え度がかなり高い!)
親日家というより、国境を越え友達を大切にする人格者なのでしょう。
そしてスケート後進国であるカザフスタンの発展を誰よりも願い実行する愛国者でもあります
母国カザフスタンでは英雄であり、ジャニーズ級のアイドルでもあります。
イタリアの美女スケーターでソチ銅メダルのコストナー選手とも仲良しで、モテモテのようですよ〜。
デニステン選手のアイスショーは、昨年に続き2回目なのですが、
その都度、カザフスタンを紹介するTwitterやインスタグラムを多数投稿しており、
若干20歳でありながらも、アスリートとしてスポーツ外交をも担う意識の高さが感じられます
実はデニステン選手自身が統計をとったところ
Twitterフォロワー(=ファン)の4割が日本人だったと本人も驚いていました。
母国カザフファンが2割ですから、いかに日本人ファンが多いかが分かるというものです
Twitter上でも、英語、ロシア語、日本語、韓国語、中国語が飛び交い、
スポーツに国境などないという博愛精神を実感する、素晴らしい交流の場になっております。
デニステン選手の発表では、
DensTenAnd Friends 2014 Show は下記日程にて開催されます
5/29 & 5/30 : in Almaty city
6/1 : in Astana city
チケットは 5月初めに発売されます。
詳細は、デニステン選手のFacebook 参照ください。
Cast :
Stephane Lambiel, Daisuke Takahashi, Evan Lysacek, Elladj Balde.Brian Joubert
Mao Asada, Carolina Kostner, Joannie Rochette, Mirai Nagasu.
Tatiana Volosozhar and Maxim Trankov, Tatiana Totmianina and Maxim Marinin, Nathalie Pechalat and Fabian Bourzat.
昨夜の公式発表後、カザフスタン大使館に渡航についての問い合わせが多数きている模様。
日本人ファンも多くカザフ遠征する可能性大ですね。
私も時間とお金があれば絶対に行ってる!
日本のテレビ局(ケーブル局)が現地へ同行取材し、アイスショーを放送してくれることを願っています!
TOP写真 : 「大阪エキシビション2014」公式パンプ