父の入院している駐車場に車を止めて、ふと、歩道を見ると
杖を突いて買い物袋を持って、心もとない歩き方のお年よりと若者の姿が目に入りました
若者はお年寄りを介助している様子です
あっ!又お年寄りが転んで、若者が背負うとしています
急いで車を離れ「手を貸しましょうか」と声をかけてみる
「僕おぶりますので荷物を持ってください、」と、でもお互い着膨れていて上手に背負えない
両腕を支えてみましょうと二人してやっとお年寄りを立ち上がらせる
「ゆっくり、ゆっくり歩きましょう」と声かけて少しずつ歩く
聞くと道路で倒れていたのを助け、住所を聞いて此処まで来たらしい
お住まいは父の入院している隣のマンションで、近くなのでホッとする。七階のお部屋まで送り届ける
「家族は居らしゃるのですか」
「はい、女房が・・・」 そうですかと、ちょっと安堵する私
ところが出で来た奥様は足が悪く立てないらしく、這いつくばって出てきました
「私歩けないものですから、買い物に行ってもらって」と言いながら二人して
「有り難うございます」と言われました、何かとっても悲しくて、哀れで胸が締め付けられる思いが。
でも
「この若い方が助けてくれたようですよ」無口ですが気持ちの良い青年を精一杯アピールしました
帰り道私がお礼を言うのも変なのですが心から若者に感謝の言葉を述べました
衣服の汚れも気にせず背負おうとした気持ちも嬉しかったのです
若者は携帯で遅れた事を詫びてるのか、急ぎ足で立ち去りました。爽やかな気持ちを残して・・・
父の病室に入ると昨日より少し元気な父を見て思わず涙がこぼれました
私の気持ちも少し弱っているかな、元気を出さなくちゃ、
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