食うべき詩

お笑い芸人の件から生活保護受給者へのバッシングが一気に吹き出た。濫給と漏給のほんとの実態を知ってほしい。

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前回の記事でお伝えした、「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」のウェブ・サイトがほぼ毎日更新されてどんどん充実しています。ぜひご覧になってください。

特に参考記事の転載・リンクがおすすめ。このブログの別記事でも触れた、中央公論2006年10月号掲載の福井健策さんの記事「「著作権保護延長」は文化を殺すのか―――クリエイターにとっての損と得」も転載されて読めるようになっています。リンク記事も広く網羅されており、保護期間延長問題にとどまらず、著作権そのものを考えるのにとても参考になります。

発起人も追加されています。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)専務理事の久保田裕さんが入っていますね。ACCSは著作(権)者団体の中でも比較的著作権法の解釈がまっとう(公平)な印象があります。著作利権ゴリ押し団体だけじゃなくてACCSのQ&Aのページも読んでみてください。保護期間延長を求める「著作権問題を考える創作者団体協議会」16団体にも入っていません。

あと、発起人に漫画家の松本零士氏が入りましたね。保護期間延長を主張する松本氏が、いくら延長反対一辺倒ではなく議論を目的にしている団体とはいえ、「国民会議」発起人というのはちょっと?ですが。「孫子の世界まで自分の著作物を守りたい」「本音は死後120年ぐらいにいっぺんに延ばしてくれればいいが」(「権利強化を求める権利者サイドの声〜パネルディスカッション」internet.watch)とまではっきり言ってますからね。そういえば松本氏はACCSの理事もやっているんだっけ。

参考記事にわたしの前回の記事も入っていたのでびっくり。無断リンク賛成!きゃははは!

12月11日の公開シンポジウムの詳細も発表されました。わたしも参加申し込みしました。

で、文化を絞殺するタチの悪い著作権ゴロとその手先と闘う小さな気概を込めて、ネコ耳ピコピコ♪イメージ 1



■虫干しにあたっての補遺(26) 2009/04/02
コメント欄で触れている「真贋のはざま」、読み返してみるとやはり刺激的で示唆に富む論考が満載。文化とは何かという問いを捨象して、「そういう決まりがあるので著作権を守りましょう」と呼びかけるのは、滑稽なばかりでなく一種の罪とすら思える。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2001Hazama/
(元の書庫【著作権と表現の自由】)
過去記事の虫干しにあたって

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賛成派が反対派の発起人・・・ってどういうこと?意味がよくわかりませんね。死後120年ってものすごい事言ってますねまた。

2006/11/24(金) 午後 6:21 [ sho**_12_*or* ]

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猫耳ピコピコがかわゆいーー♪

2006/11/24(金) 午後 6:22 [ sho**_12_*or* ]

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見てきました。参考記事、リンク記事、膨大でびっくりしました。少しずつ読んでいくつもりです。とりあえずの印象としては、「はじめにアメリカ(ディズニー)ありき」です。僕の現在の立ち位置は「文化は模倣である」と「作品は共有財」の二つ。自分が死んだ後でも自分の作品が残って欲しいと思う表現者なら50年でも十分すぎるというか、そういうこと考えないでしょう。それで儲けてやろうという組織にしか延長のメリットは考えられません、今の僕の頭では。

2006/11/24(金) 午後 11:47 牛男

ショージさん、情勢はまことに不可解なり。ネコ耳可愛いでしょ?お気に入りなの〜。きしし!!

2006/11/25(土) 午前 1:10 トンコ

牛男さん、そうですそうです!「文化は模倣である」「作品は共有財」、まさにその通りです。うれしいな〜。記事で紹介しようと思っていたんですが、東大総合研究博物館の「真贋のはざま」をぜひ読んでみてください。題材は視覚芸術の分野ですが、著作権や創作活動を考えるうえで「オリジナル神話」を克服する契機になるのではと思います。多くの方に賛否は別として参考にしてもらいたいです。http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2001Hazama/

2006/11/25(土) 午前 1:20 トンコ

創作の内的動機は創作者以外に触れることのできない、それこそが著作権(財産権ではなくて著作者人格権)と、精神の自由の根幹だと思うのです。

2006/11/25(土) 午前 1:22 トンコ

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物語の原型はそう変わらない。たとえば、おばあちゃんが孫に話す物語。元にある話を子どもの反応によって、ちょっとずつずらしながら変形させていきます。パロディ・本歌取り、そういう過程を通して、ことばが腑に落ちたり、共有されたりする。本に書かれた「昔話」をそのまま読むなんて、「純粋経験」は、ふつうに考えるとありえないと思います。

2006/11/25(土) 午前 2:03 牛男

「おばあちゃんが孫に話す物語」で思い出しましたが、いわゆる「読み聞かせ」が著作権侵害になる場合もあるということで、児童書四者懇談会がガイドラインを発表してずいぶん議論になりましたね。弱視者用にOHPで拡大表示するのも著作権侵害だそうです。。。教育現場や読書ボランティアが混乱、萎縮しているようです。読書の楽しさを伝えること自体を制限して、著作者にいったいどんなメリットがあるというのでしょうか。権利者による著作権の濫用はどこまで進むのでしょうか。この問題も取り上げて行きたいと思います。

2006/11/26(日) 午前 0:34 トンコ

そういえば、松本零士氏は槇原敬之氏の歌詞を巡ってモメてましたね…槇原さんのプレゼンも正直まずいのでは、という気もしますが、松本氏の「本音は死後120年ぐらいにいっぺんに延ばしてくれればいいが」の発言を聞くと…んなこと言うんだったらあんたかって宮沢賢治のパクリやろがい、ちゃうけ?と播州の言葉で敢えて言ってみたくなります。とりあえず、マキハラとことんやってみい、と(爆)。

2006/11/26(日) 午前 3:35 ナイジェル

死後120年だったら、自分が宮沢賢治の著作権を侵害しているおそれ大ですよね、そういえば。松本氏と槇原氏とことんやってもらいたいですね。法律がどうこう以前に、表現特に既存の著作物をとりこんだ表現について本質的な意見表明・議論・高次での相互理解につながれば有意義です。ただのメンツにこだわったケンカじゃつまらないですけど。

2006/11/26(日) 午前 10:47 トンコ

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「真贋の狭間」総論部分だけ読みました。ものすごい文章量ですね。「おばあちゃん」のたとえ話は、もうあくまでもたとえ話のつもりだったのに、読み聞かせもダメとは。それじゃ僕が授業でやっている小説の読みもダメになる可能性がありますね。僕は基本的に読み聞かせますから。遺伝子情報を特許化してしまうのと同じ恐ろしさを感じます。

2006/11/26(日) 午後 8:32 牛男

読み聞かせなんていう本来営利とは関係ないこと、本に親しむことに役立つことにまで網をかぶせていこうとするのは、本当に納得がいきません。おそらく絵本など書く人たちの間でもいろいろな意見があるのではないかと思うのですが、公式見解としてはこうなってしまうんですね。遺伝子情報の解明や新薬の開発は本来人類の幸福のための事業だと思いますが、「知財」というなんともいいようのない虚ろな言葉でくくられてしまうんですね。。。

2006/11/27(月) 午前 0:24 トンコ

児童書四者懇談会作成 手引き「お話会・読み聞かせ団体等による著作物の利用について」はこちらです。http://www.jbpa.or.jp/ohanasikai-tebiki.htm 教育現場と著作権に関してはこちらの記事を参考にさせていただいています。http://cef.sblo.jp/

2006/11/27(月) 午前 0:40 トンコ


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