食うべき詩

お笑い芸人の件から生活保護受給者へのバッシングが一気に吹き出た。濫給と漏給のほんとの実態を知ってほしい。

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一般常識・礼儀とブログマナー(☆女の徒然草☆)をめぐってはてなブックマークや当該記事のコメント欄が大変なことになっています。多数の批判・非難・罵倒が集中したとしても、ブクマやコメントはバラバラな個人が任意に行うものであって、それを徒党を組んでいると評価するのは間違いである、とわたしも思います。リンク(含ブクマ)についてはもちろん、Yahoo!の特殊事情のからむ転載・お気に入り(ファン)登録に関しても、当該記事の意見には賛成できません。しかしながら、こういういわば袋叩き状態の中でいつも散見される、見かけ上の多数であることを意識してカサにかかって見下す発言、不穏当な暴言には嫌悪感を感じてしまいます。
■追記 メタブクマを見るとkana-kana_ceoさんやekkenさんたちもちょっと心配してるみたい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimysan/20429154.html%23ND
■当該記事コメント欄に貼られた参照記事は分りやすい良記事でした。
一般常識ブログマナーを訴える人と、全く話がかみ合わないたった一つの理由

ここまでは前置き。
今回の記事が騒動となる大きな理由の一つが、いわゆる「無断リンク禁止」問題なのではないかと思います。ずいぶん前から何度か「無断リンク禁止」の主張がボコボコに叩かれているのを見ました。なぜ無断リンクは非常識だとかマナー違反だとか主張する人が繰り返し現れるのか。wwwはwebサイトがハイパーリンクで繫がって成り立っているものなのに、なぜそれを否定するような非常識なことが真面目に主張できるのか。ちょっと不思議でした。それで遅まきながら調べてみると驚愕の実態が!大して深く考えずに、リンクの自由なんてそれこそ常識と思っていた自分の認識不足を痛感しました。
無断リンク はてなキーワード
無断リンク IT用語辞典 e-Words
これを読むと、要するに「リンクは自由であって、無断リンク禁止主張は非常識」という社会的コンセンサスは確立していないんですね。
デンマークの裁判所でディープリンク(トップページ以外へのリンク)禁止の仮命令が出たなんていう事実もありました。2002年のニュースなので、その後判決がどう確定しているのか分りませんが。
ニュース検索エンジンのNewsboosterにリンク禁止の仮命令 INTERNET Watch

ITmediaが利用規約から無断リンク禁止条項を撤廃 高木浩光@自宅の日記
ITmediaの利用規約にリンクの事前審査条項があったとは!しかも無断リンク禁止条項は撤廃したもののリンク制限の文言は今も残っています。新聞社のサイトがリンク制限をしていたり、ジャニーズ事務所がはっきり「無断リンク」という言葉を使ってリンクを禁止しているのは知っていましたが、これらは例外的な事例だと思っていました。他の団体や企業はどうなんだろうと興味が沸き、サイトのリンクポリシーをかたっぱしから当たってみました。

■官公庁
情報通信サービス・技術・機器に関して所轄する総務省・経済産業省ともに、リンク事後報告の必要が明記されています。経済産業省は他にもリンク制限条項があります。

■自治体
見たのは東京都、大阪府、北海道、福岡県だけですが、いずれもリンク制限があります。

■大学
東京六大学を見てみました。東大、慶応は制限なし、早稲田、明治、法政、立教は制限ありです。

■大企業
見たのは10件。制限なしは、トヨタ、ソニー、制限があったのは、日産、キリン、サントリー、アサヒビール、NEC、東芝、日立、パナソニック。

■テレビ局
キー局のみですが制限なしはTBSだけ。NHK、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京は制限ありです。NHKとフジテレビはディープリンク不可の上に事前審査まであります。その一方TBSのリンクポリシーは好感が持てます。
ハイパーリンクはインターネットに特有の優れた機能です。TBSのホームページへのリンク設定は、運営主体が団体、企業、個人問わず、どのページからも可能です。
(中略)
リンク先としては、TBSのどのページへも設定ができます。
「TBS 著作権とリンク」 http://www.tbs.co.jp/company/rights-j.html

そのほか、情報処理学会とか日本ネットワークインフォメーションセンターとか、インターネットに関連が深そうなサイトも、完全リンクフリーではありませんでした。日弁連のリンクポリシーはちょっと怖い感じを受けます。
当HPへのリンクは、原則として自由です。但し、リンク元サイトのコンテンツや運営が (1)公序良俗に反するもの (2)法律、法令等に違反し又は違反するおそれがある内容を含むもの のほか、弁護士会の公益性もしくは弁護士の使命にそぐわない内容を含むものと認められる場合にはリンクはお断りします。
(中略)
前記1の(1),(2)のいずれかに該当すると日本弁護士連合会が判断し、リンクの解除を求めたときには、ただちにこれに応じていただきます。
「日弁連 当ホームページについて」 http://www.nichibenren.or.jp/ja/common/terms.html
リンクしちゃいましたが、このブログは公序良俗に反していないですよね?

というわけで、なんだか、うかつに「リンクは自由に決まってるじゃん。そんなの常識じゃん。」と言いづらくなってきてしまいました。。。

■内緒コメントを公開するというコメントルールを掲げたことがあり、明示的にそれを撤回していない方に限り、このブログの記事・ゲストブックへの内緒コメントは公開する場合があります。
■このブログへのはてなブックマークコメントは読みませんので、何か書かれても伝わっていないことをご承知おきください。

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閉じる コメント(12)

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こんにちは。

「リンクを禁止できる」とする、明確な法的根拠が薄いので、とりあえず「自由」という解釈なんだと思います。そういうのって、世の中、他にもありそうですけどね。

あと、「リンクに制限をつけたりしてるサイトが多いので、ひょっとしたら、禁止出来るんぢゃないだろか」ということもないと思います。彼らは、いろいろ責任逃れの言い訳のために、書いてるだけで、実効力が有ると信じてるわけではないと思いますので。

2008/11/22(土) 午後 8:30 [ kan*k*na_c*o ] 返信する

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こんにちわ。
無断リンク禁止の人が、願望の提示であればまだ対話の余地はあるし、妥協の余地はあるんですけどね。
『無断リンクは嫌なんだよねぇ〜できればやってほしくないけど…』
という人に、噛み付こうとは思わないけど、一方的に、『ダメ、絶対ダメ』と言われれば、何なん?!と不快感を抱くのはやむをえないんじゃないかなーと思ったりしちゃうのです。

2008/11/23(日) 午前 3:46 [ なかのひと ] 返信する

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僕としては「無断リンク禁止」の問題よりも、彼女のコミュニケーション能力の欠如に疑問を感じます。「自分の常識」=「みんなの常識」という前提で反論をしているのが、彼女のブログのコメント欄での批判の対象になっていたのだと。

2008/11/23(日) 午前 7:55 ekken 返信する

おはようございます。
CRICでリンクは自由よ〜〜んとはっきり書いています。
http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi14_qa.html

ekkenというかたは非ログインでよくコメントを
みかけますが同一人物なのか僕は気になりました。

リンク先記事は残念ながら読めませんでした。

2008/11/23(日) 午前 8:47 ひとひらの葉 返信する

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うちでは何度も紹介しているのですが
リンクについて「リンクは自由!」
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/webpolicy.html
こちらをじっくり読まれた事はありますか?

2008/11/24(月) 午前 3:15 OYAJI 返信する

>kana-kana_ceoさん、多くのサイトでなんらかのリンク制限文言があるのは、何かあったときのサイト担当者の責任逃れという要素も確かにあるでしょうね。
ただ、これだけ多くのリンク制限を明示したサイトがあって、中には威圧的な文言もあったりすると、「リンクの自由」を萎縮させるような気がします。公序良俗に反するとか、誹謗中傷を含むとか、不適切と判断したとか、何かに引っ掛けられて実際に訴訟起こされたらどうしようと心配になる場合もありそうです。応訴リスクがゼロではないとしたら、個人が全く気兼ねなしにリンクできる状況とは言えないのではないかと思うのです。

2008/11/24(月) 午前 11:06 トンコ 返信する

>なかのひとさん、ブログなどでの無断リンク禁止の主張は、実際にはリンクを阻止する手立てがないわけで、たんなる願望の提示と見なしてよいと思います。願望を表明する自由もあるし、それに不快感を表明したり批判したりする自由もまたあるということだと思います。

2008/11/24(月) 午前 11:12 トンコ 返信する

>ekkenさん、自分が考えている常識・マナー・礼儀を他人に適応することを強硬に主張するのは無理があるとわたしも思います。まあ、当該ブログが注目されたきっかけがはてブということもあって、特に「はてなブックマーカー」全体に対して挑発的な記事となっているのがやや特殊かもしれないとは思いますが。「自分の常識」=「みんなの常識」はわざと言ってる可能性もあります。

2008/11/24(月) 午前 11:23 トンコ 返信する

>ひとひらの葉さん、CRICのそのページは読んでいますし、フレーム内にページを表示させる場合はひとまず措いて、無断リンクは著作権法上問題無しとわたし自身も思っています。この記事は、「無断リンク禁止」が繰り返し主張され衝突がおこる背景について書いたものです。
「ekken」という名前で書かれたコメントの中には、ekkenさんが書いたとは思えない内容・文体のものもあります。悪質な成りすましだと考えています。

2008/11/24(月) 午前 11:31 トンコ 返信する

>OYAJIさん、そちらのリンク先も以前読みました。じっくりかどうかは自信がないです。あらためて読んでみたいと思います。

2008/11/24(月) 午前 11:38 トンコ 返信する

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今日、仕事の関係でとある公的な団体のHPを見たら
「無断リンクはかたくお断りします」「リンクはトップページのみ」
と、はてなでよくバカにされているブログの注意書きみたいなことが書いてありました。
私もリンクフリー派でありますが、
リンクは自由だ→しかし無断リンクをうたう企業や団体は多くある→だったら個人がそううたったとしても責められることではないのでは
と考えたとしても責められることではないのではと思いました。

2008/12/17(水) 午後 10:22 chargeup2003 返信する

>ちゃあじ子さん、コメント見落としていました。ごめんなさい。
そう、わたしもリンク自由は当然だと思うのですが、企業や団体のHPで「無断リンク禁止」と書かれていたら、個人が無断リンク禁止を訴えても仕方ないと思います。リンク・フリーを強く主張する人々がターゲットにすべきは、影響力の小さな個人ブロガーじゃなくて、企業・団体のほうなんじゃないかと思うのです。前からそう思っていました。

2008/12/22(月) 午前 0:45 トンコ 返信する

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