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一人の軍医少尉のビルマ戦線での1944年8月〜終戦までの記録である。
話はそんなに面白いとも思わないが一日一日の戦場のとろとろした経過を詳細に記述しており軍隊生活も詳細であり私はいつか戦場に行く時役に立つと思う。
筆者のシンガポール市内の一ヶ月の生活は戦場に行く前だから上層部が楽しませる為にいろいろと娯楽を与えている。
例えばシンガポール市内に溢れる自動車はいつ使っても良くタクシーも安いのでありビールは腐るほどありイギリス軍の使っていた施設を勝手に使ってよいなどである。
バンド・オブ・ブラザーズの最後の6巻目を何故だか知らんが思い出してしまった。
だがシンガポールを出発し汽車に乗りビルマに向かうにつれて段々物資が減っていく様子も詳細に記述している。
戦場に行軍でふらふらになりながら着くと、筆者は軍医だから直接戦闘に加わる事はないがそれでもヘルメットをかぶりながら塹壕の中で砲弾の直撃を恐れて震えている様子は文字ながら私の脳裏に映像となって伝わってくる。
しかし筆者は皇国と天皇陛下に対し忠誠を失わなかったようである。
この地獄の戦線の責任者、牟田口司令官と言えば無謀な軍国主義者で有名であり筆者が生きて帰れたのもかなり運が良い方だと思う。
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