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この後の大会は、県の交流大会が7月、県民体育大会の3部が8月初め。8月の終わりから9月の初めに秋季リーグ。10月にミズノ杯。11月に新人戦というスケジュールです。ですから、6年生は、ミズノ杯が最後の試合と言うわけで、そこまでにどんな思い出を作れるかが大切です。
全国大会予選の余韻も残った交流戦。市町村の代表といえど、顔ぶれはほとんど変りません。それほどチーム数が減っているからです。相手は全国大会予選で優勝したあのチーム。今度は雪辱!という感じなのですが不安がありました。エースが不調に陥ったのです。夏の暑さの中で体調がよくないのと、成長痛の影響で、フォームが少し崩れ、上半身で投げてしまうのでスピードの割りに、切れが無くなってきているのです。本人との中では話はしましたが、コーチやみんなには話しませんでした。ただ、2番手、3番手投手の練習を本格的にやり始めました。彼女らは、絶対エースがいるのになぜ?って顔をしましたが、「エースがどうしてもこれない日があったらどうする?エースが怪我をしたらどうする?折角みんながここまでやる気になってるんだ。2〜3点取られても取り返せるだろう?それに、ミズノ杯に優勝を狙う為にも、エースを潰すような連投は避けたい。それに、弱い相手に投げるのも面白いぞ。投げてみたいだろう?」と言いながら練習させました。しかし、当日、エースの子は口には出しませんでしたが、けっして調子は良くなかったです。いつもは縦回転のドロップ系のストレートなのに、少し横回転しています。案の定、当てられてしまいました。今まで、芯に当てられる事がほとんど無かった投手が、強いあたりを打たれてチームは動揺しました。1イニングに大量失点は無いのですが、少しずつ失点を重ね、2対8という力負けでした。相手は、全国大会が決まって打撃が良くなっていることもありました。当然、うちのチームに勝った相手は、3連勝して優勝していきました。あっちのゾーンだったら決勝だったね。とい保護者の声に力なくうなずくしかない自分でした。エースのフォームは、かなり悪くなっていたのでした。2番手にかけるほどではないものの。県のベスト4のチームにごまかす事はできないだろうというのが本音です。ただし、快速選手が2人。パワー系の打者が3〜4人。細かいバントなど出来る選手が2人。組み合わせていけば・・・・。
ところが、この辺からチームに問題がでてきました。物凄くやる気のある6人くらいと、なんとなくついてきている3〜4人。元もとお山の大将だった子とついている3人に分かれてきてしまったのです。弁当を食べているのに分かれていることから気がつきました。ちょっとやばいかなとは思いましたが、子供は子供の世界でルールがあり、付き合い方があり、よっぽどいじめでもない限り干渉しない事になっていましたので様子を見ることにしました。当然練習で差をつけたりすることはないですが、組んで練習をする事を嫌がりつつあったので、無為やり組ませた事もありました。今まで、人が少なかったのであんまり表面に出る事のなかった事が出てきたという事です。心配を抱えて県民体育大会に向って行きました。
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