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最近、桜宮高校の件で、命の重さというコメントをよく見る。
少しでも桜宮高校の擁護をしようなら、
命の重さが分かってないのか、と糾弾する。
しかし、そういう人に限って、本当の命の重さなど分かっていない気がする。
尾木ママもしかり、である。
日本では年間3万人の人たちが自殺している。
その原因となった全ての組織や人について、同じように糾弾するなら、まだ納得する。
橋下市長のスケジュールを都合していた大阪市職員が自殺したが、
尾木ママはそのことについて橋下市長を糾弾しただろうか。
それとも、高校生の命は重くて、市職員の命は軽いのだろうか。
違うだろう。
命の重さとはまた別次元の問題のはずだ。
桜宮高校の校風、気質は、確かに糾弾されてしかるべきかもしれない。
しかしそれは、自殺した高校生の命の重さとは関係ない。
高校生が自殺しなくても、早急に改善されるべきものである。
まるで水戸黄門の印籠のように、命の重さなどという言葉を軽々しく使う。
命を扱わざるを得ない現場にいる身としては
無性に腹が立って仕方がない。
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