突撃!資産活用/貯蓄から投資まで〜

積極的資産運用から守りまで・・・。トレンドにのることが貴方の資産を増やします!

マーケットから学ぶ!

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

ここ数日間のNY Dowと日経の急落に驚いている投資家も多いはずである。特に昨日の急落はサブプライ

ムローンの再燃懸念やインド市場の株安を受けほぼ全面安の情況!

せっかく回復した200日線サポートをも下回り、後のサポートは25日線かといったところである。

NY Dowも14000ドルを回復し、上値を追うように思えたが、昨日は一時130ドルも急落、終値こそ回復した

ものの、年末にかけての相場情勢に懸念を抱き始めている方も多いかと・・・。

ここで、年末・新年にかけて株価を見通すに当たっては、これを見通す上で押さえておきたいポイントが

ある。それは、“アノマリー”だ!

投資における“アノマリー”とは、価格理論から導かれる期待収益率よりも高/低収益率を生む一連の

パターンをいう。要するに合理的に説明することのできない株式市場の騰落パターンなのだが、

例年10月から年末にかけてNY Dowが上昇するという習性があるのを確認しておきたい!

例えば、
04年は10月25日の安値9749ドルから12月末の10783ドルまで1034ドルの上昇。
05年は10月21日の安値10215ドルから12月末の10717まで502ドルの上昇。
06年は10月2日の安値11670ドルから12月末の12463ドルまで783ドルの上昇。

アノマリーは理論的に実証されたものではないが、実際には高い投資成果をもたらすことがある一種の

“経験則”であるとも考えられる。

今年度はサブプライム問題による金融収縮懸念がどのように実体経済に影響されるか、それによりクリス

マス商戦等にどのように影響を及ぼすのか、見極める必要はあるものの、現時点ではアノマリー通りの展

開になるのではと見受けられるのだが〜?

株価が上昇し始め、個別株にいたっては上場来高値 及び年初来高値を更新している銘柄もかなり出てき

ている。巷では景気が良くなってきていると言われはするが、果たしてそうなのだろうか?先週、ある

流通業大手の中間期決算発表の際、社長が”景気は2〜3年前に逆戻りしたようだ、地方での価格競争が厳

しい”と言いながら、減益発表したのが印象的だった。

景況指数は未だ下降線を辿っているようだ。消費者物価指数は7ヶ月連続のマイナス、景気ウオッチャー

指数も5ヶ月連続の低下である。要するに景気が踊り場局面を依然脱しきれてなく、未だ深刻なデフレの

情況が続いていることを物語っている。よく行く飲食店の社長は、飲食店が増えすぎて月曜〜水曜は開店

休業状態で、木曜〜日曜で稼いでいるという。これは飲食店が依然増加しており価格競争が激化、以前な

ら酒類で利幅がとれていたのが今や酒類まで価格競争に巻き込まれ、前年比でも10%以上マイナスとい

う。

海外では中国やインド等の新興国需要により、国際商品が軒並み上昇し、これを価格に反映させざるを得

ない情況ではある。今朝(13日)の日経によると、食品や日用品などで値上げを目指す動きが相次いでお

り、一部の商品では値上げが浸透し始めたものの依然消費者の抵抗に直面しており、価格を巡る製造、小

売、消費者の激しい攻防が繰り広げられているという。

デフレとは需要より供給が勝ることだが、その内容は時代・情況によって異なるといえる。90年代のデフ

レが景気減速・後退による急速な需要停滞から価格下落・破壊が全産業で起こり、この過程において雇用

の移転などによる大幅な産業の変化がなされた。所謂、3次産業への移転が進んだのである。”給料が下

がるから転職する”、”儲からないから他のことをする”という異業種への転移は所得の低下と3次産業

への集約という現象をもたらし、時間軸を経て3次産業への供給過剰という現象をもたらしているのでは

ないだろうか。

上で述べた飲食店の営業情況は将に客よりも店の数が多いことを物語っている。そして、国際商品市況の

上昇により、新たな凌ぎ合いが始まっている。今後商品市況の上昇から公共料金の上昇に及ぶ過程で、

更に価格に転嫁せざるを得ず、消費者に受け入れられない小売業を始めとする3次業種に淘汰の荒らしが

吹荒れるのではないか?そして、需給バランスにおける供給元減らしということで需給バランスが改善

し、緩やかにデフレから脱却していくのではないだろうか?現に倒産件数は前年比23%も増加していると

いう (日経10/13)

デフレというと歴史的には供給元を断ち切るために戦争によって解決してきたものである。戦争なしの

デフレ脱却という試みには想像を絶する時間を要し日本は今それに挑戦している。

投資活動をされている方々はこれらの経済状況を自分なりに理解し、安易に投資してはならないと考え

る。時に相応しい商品を選択し集中投資してこそ財を築くことができるのではないだろうか?

米国発サブプライムローン問題による世界的な信用不安はドル相場と株式市場の急落を引き起こし、現状

では小康状態で一時の信用不安は回避されたかのように見える。

株式市場の急落時には底なし沼に陥るような恐ろしさを感じた投資家も多く、追証による”売りが売りを

呼ぶ”展開となったことは周知の事実である。

今後もこのような市場の急変はありえるのであり、この時にどのように振舞うかによって、それ以降の投

資結果に重要な影響を及ぼすと言えるのである。

ここで、各種指標を取り纏めておこうと思う。重要なのは大事な局面で怖気づくことなく、冷静に事後を

判断する目を養うことである。


(1)25日騰落レシオ%

     25日間の値上がり銘柄数の合計÷25日間の値下がり銘柄数の合計

     天井圏:130%以上
     警戒圏:120%以上
     底値圏:70%以下
     大底圏:60%以下


     06年6月13日:54.3%
     07年8月17日:55.3%


(2)仮需比率:単位:%

     計算式:(裁定買い残+信用買い残-信用売り残-裁定売り残)÷時価総額×100

     天井圏:1.5%以上
     警戒圏:1.4%以上
     底値圏:0.8%以下
     大底圏:0.5%以下

     8月17日:1.15%


(3)3市場信用取引評価損益率:単位:%

     計算式:評価損益÷信用買残×100

     天井圏:0%以上
     警戒圏:-2%以上
     底値圏:-18%以下
     大底圏:-20%以下

     06年6月14日:マイナス19.74%
     07年8月17日:マイナス20.81%


(4)年初来安値銘柄数

     底値圏:500銘柄以上
     大底圏:800銘柄以上

     07年8月17日:826銘柄


上記より、様々なデータから8月17日近辺が中長期的観点から大底圏であることが考えられる。

株式投資家はこれらの指標を頭の片隅に置き、絶えず観察を怠ってはいけない!上昇相場においても年に

1〜2度の急落を回避するには、既情報に対し如何に敏感に反応し行動に移るかに掛かっているといえるの

ではないか?

株式市場では8月17日の世界同時株安を底値に反転開始し、米国を始め各市場では暴落前の高値に接近す

る情況となっている。今後、相場は引続き堅調さを持続させることができるのだろうか?

株式相場において天底をはかる指標として騰落レシオがある。

一般的に、騰落レシオでは120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎとなり、売買のタイミングを

はかることができ、数日の誤差があるものの、この値を基準に売買を行えば外れるケースは稀であった。

必ずしも底値がレシオの底値になるとは限らないものの、参考指標としては信頼性のおけるものである。

ただ、過去に遡って見ると、この値が異常なまでに上昇/下降したことがあった。

以下を参考にしてもらいたい!


日時      騰落レシオ       要因
90年8月 44.3% イラクのクウェート侵攻に端を発する湾岸戦争
97年5月19日 155.3%
97年10月2日 59.0% タイ発アジア通貨危機によるアジア経済不安
98年2月12日 155.3% 長野オリンピック
98年9月4日 58.6% ケニアの米大使館テロ事件とイラクの大量破壊兵器計画問題
99年4月9日 141.0% 大手銀行への公的資金注入
01年9月12日 59.0% 米国同時多発テロ
05年4月18日 68.8% 中国での反日デモ
05年12月1日 133.6% 郵政解散と自民大勝後
06年4月10日 133.9% 日銀による量的緩和解除後
06年6月13日 54.3% 量的緩和後の金融収縮(世界同時株安)
06年8月23日 141.6% 上記世界同時株安後の高値
06年12月27日 134.6% 証券税制の軽減税率延長
07年8月17日 55.3% 米国発サブプライムローン問題による世界的な信用不安

ここ数年における異常値を可能な限り纏めたが、底値が50%代というのは突発的な事件が世界的に起こっ

た場合などであることが分かる。例外は06年3月9日の日銀による量的緩和解除であるが、この時は解除に

よって、金融を急に引き締めたことが要因であったようだ!

反対に、140%代以上には政治的な政策やイベントが介入している場合で、市場の期待が超買われすぎ

水準まで押し上げるものと推察される。

今回のサブプライム問題も55.3%を底に、目下95.6%まで回復・上昇してきている。今後の相場を予測す

る際の参考データにはなるのかもしれない!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

米国に端を発した金融収縮は世界株式市場を萎縮させ、全体的にはパッとしない相場ではあるものの、

個別銘柄では幾つかが新たな展開を見せ始めているようだ。

今年度を振り返ってみると、春頃には鋼材非鉄が吹き上がり、住鉱や大平洋金属等が2〜3倍暴騰し、

5月以降は海運・造船等の業種が大きく吹き上がった!個人的にも恩恵を受けたわけだが、8月以降の急落

後にも、これらの業種は依然堅調さを保持している。この中で、再度、乾汽船(9113.t)を追いかけてい

る。

乾汽船は商船三井系の中小型バラ積み船が主力の会社。最近の運賃高騰の恩恵を受け12期振りの最高純益

を達成しそうな勢いである。数多くある海運会社の中で、何故今乾汽船かというと、87年の過去最高株価

1940円を6月に突破し、現時点2200円であるということである。6月には1960円(夜間取引で2010円)を付け

た後一旦は急落し、1500円まで調整したものの、その後三角保合いを形成後、9月初めにこれを見事に突

破した!20年ぶりの高値更新と上値追いという株式投資家には夢のような場面が実現しそうな雰囲気だと

考えている。

過去には同様な場面で買わずに逃したことが何回かある。例えば、

〆Gの春の住鉱では1年間の保合い(1200〜1750円)上値を突破後、3000円まで急騰。
 (大平洋金属も3000円まで急騰)

05年では住友チタンと東邦チタンが上値突破後、3〜4倍になったこと。

商品ではプラチナが1000ドルまで噴いたこと。

従って、今回の乾汽船も大きく期待せずにはいられない。

発行済み株数は3000万株弱と小型株に属し、日々の出来高が総株数の10〜30%と既に仕手化状態。取組も

逆日歩がついており、ひょっとするととんでもないことが起こる予感もするのだが・・・。

海運指数であるバルティック指数も連日上値を追っているし、円相場が115円近辺で安定するなら意外な

情況となるかも、と思っているのだが・・・。


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事