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★錆びない鉄柱(The Ashoka Pillar)
インドのメラウリにあるイスラム教寺院「クトゥブ・ミナール」には、アショカ・ピラーといわれる
鉄柱の高さは9メートル(地上に6.9メートル/地中に2メートル)、直径44センチ、重さが6トンある。
サンスクリット語の碑文、鉄柱頭の部分がアマラカ様式であることから、1500年前にアショカ王により平和祈願を目的として製作されたものと推定される。
驚く事にこの鉄柱は1500年以上、熱風とモンスーンなどの強い風雨にさらされながらもこれまで錆びたことがない。 鉄にとって錆は宿命的なもので、現在の技術では、ステンレスなどの合金加工でそれをしのぐ方法しか発見されていない。 ところがこの鉄塔は、99.72%という高純度の錬鉄で作られており、α 鉄に属する唯の不純物を多く含有する鉄に過ぎない。 つまり簡単に錆びてしまうのだ(ステンレスは、ニッケルやクロムを多く含んでおり、1914年にドイツで発明されている)。
にもかかわらず錆びていないのは不純物であるリンにあるという。 熱い鉄を叩くと鉄に含まれるリンが表面に押し出されて鉄と結合してリン酸鉄を作り出す。それが表面を覆って防サビ効果を上げていたのである。 インドで産出される鉄鉱石のリンの含有量は、オーストラリアや南アフリカに次いで多くなっていることが分かった。
さらに、古代インドでは鉄を熱する際に、リンを含むカッシア・アウリキュラータの根を炉の中に加えていたという。 メカニズムが解明された現在では、既にオーパーツという意味では違うかもしれないが、アショカ・ピラーは鉄を叩いて作る製鉄技術とリンを含む鉄鉱石、カッシア・アウリキュラータの根という要素が重なってできたインドの歴史的遺産なのである。 また、この鉄柱に背中を押しつけ、両手を回してつかむと幸運に恵まれるという言い伝えがあり観光名所としても有名な場所である。
カルタゴ船の釘
この鉄柱と同じように今だ学者達の頭を悩ませているものとしてカルタゴ船の釘があげられる。
それはローマ時代に最優秀を誇っていたカルタゴ船の釘。 この釘は千数百年海中に沈んでいたにもかかわらず全く錆びていなかったのである。 海という場所ではその塩分を含んだ潮風でも鉄が錆びるくらいである。
しかしそのカルタゴ船の釘は海中に千数百年沈んでいたのである。
この特殊合金の謎はいまだに解明されていない。
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勉強になります!
2005/6/9(木) 午後 4:09 [ yyy*y*yz ]
こうやってサイトに載せていると私も勉強になります。 錆びない鉄があったら鉄メーカーや塗料メーカーなどは商売にならないかもしれない。 そういう技術があっても世に出さないで、ほどよく錆びるような製品を出していたりして。。。
2005/6/9(木) 午後 4:16
カルタゴの船の釘。そうだったのですね〜。
2005/6/9(木) 午後 9:14
このカルタゴの船の釘、もっと詳しく知りたいですよね。 英語サイトにないか、ちょっと調べてみます。
2005/6/9(木) 午後 9:53