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映画やテレビなどの脇役で活躍し、「かわいいおばあちゃん」として
親しまれていた私の大好きな女優の一人、原ひさ子ばばさまが心不全で
4日お亡くなりになりました。 96歳でした。
あの温かな笑みが人を幸せな気分にしてくれる数少ない女優さんでした。
すごく残念ですが、あの世でも笑みを振り撒いてくれていることでしょう。
謹んでご冥福をお祈りします!
ばばさまのプロフィール
はら・ひさこ 本名・石島久。明治四十二年八月六日生まれの九十六歳。静岡県静岡市出身。不二高女卒業。昭和八年前進座に入座。以後十一年間前進座の舞台に立ち,「石川啄木」の啄木の妻を当たり役とした。この間十年に「街の入墨者」で映画初出演。十九年東宝の専属となり,戦後は「青い山脈」など数々の映画に出演。三十五年俳協に移ったあと,近年、テレビのバラエティー番組やコマーシャルで人気者になる。最近の出演映画に「ワンダフル・ライフ」「三文役者」「老親」などがある。先頃上梓した「ばばさまの俳句は日記つれづれに」(アートダイジェスト)も評判となる。日本最高齢の現役女優としてニューヨーク・タイムスにも写真入りで紹介された。
ばばさまは小学校の先生に憧れていたようです。
下記はばばさまの言葉から・・・
私は明治四十二年八月六日に,静岡市で生まれました。兄ふたり姉ひとりの四人兄姉の末っ子です。父は銀行員でしたが,私が六歳のときに亡くなりました。ですから父のことはよく覚えていないんです。母は四人の子どもを抱えてさぞ苦労したと思います。家計の足しにということでしょうか,二階に女子師範の音楽の先生に下宿してもらっていましたが,この先生がとても私をかわいがってくれて,「あなたは声がいい」と歌をたくさん教えてくださいましてね。おかげで音楽が大好きになり,小学校も女学校も音楽は甲をいただきました。
ただ,その頃は将来,女優になろうなんてことは露ほども思ってはおりませんでしたね。小学校の先生になりたいと思っていました。私の小学校は女子師範の付属で,女子師範から実習にくる教生の先生方がみんなすてきな方ばかりでしたから憧れていたんですね。
ばばさまの主な出演作品
■テレビ
NHK 「もうひとつの家族」「連れ合い」「たね」
「中学生日記」「人間到る処青山あり」
「極楽遊園地」
NTV 「日曜はダメよ」「ああ!重度痴呆病棟」
TBS 「ふぞろいの林檎たち」「ダブルキッチン」
「もしも願いが叶うなら」
CX 「いただきます」「音効さん」「ロングバケーション」
「コケッコ」「輝く季節の中で」「踊る大捜査線」
ANB 「ふたり」「ミス・ダイヤモンド」
■映画
「青春デンデケデケデケ」「黒い雨」
「静かな生活」「河童」「生きたい」
「ワンダフルライフ」「三文役者」
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