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11月7日、市内再発見の旅、市民セミナー「五感で感じる安芸高田」に参加。
まず、最初に訪問したのが、「エコミュージアム(エコロジーとミュージアムとの造語)川根」。
川根柚子協同組合の取り組みについて、熱く語って頂いた熊高部長と今回のツアー企画担当者。
【エコミュージアム川根めだかホール】
川根は広島県の北部で、冬季は4〜50CMの積雪のある寒い地区。
早くから人口減に悩んでいたが、昭和47年の豪雨により、町への侵入道路4本全てが寸断され孤立化してしまうと、急激な人口減が進み、悩んだ住民は過疎化対策として、まず働く場所を作ろうと、昭和57年、耐寒性のある農作物の柚子に目をつけ、川根柚子振興会によって柚子の栽培を始める。
柚子は−7,8℃しかならない暖かい四国九州が主生産地で皮の厚みは1〜3mm程度であるが、一方川根の柚子は同じ品種にもかかわらず、7,8mmと厚い。
川根はー12℃まで下がるが、7つの川のある川根の朝霧が霜から中の果汁を守ってくれることと、天然の品種改良により、皮が厚くなったのではと推測されている。
平成元年頃、竹下首相が実施した一律1億の「ふるさと創生事業」で2、000本の苗を植えたが、柚子の実生で18年しないと実が収穫できないと言われているように、いつまで待っても儲からない。
7,8年間、農薬を使うなどして栽培の管理をしていたが、風呂に入れるしかないような小さな柚子の実しかできず、手間をかける余裕もなくなって、その後10年位放置されていたそうです。
やはり、過疎化対策として、再び柚子に着目し、樹木や果実に光と風を十分に与え、湿気が籠らないように、管理を各家に分担して、適切な剪定を実施することにより、無農薬栽培ができるようになったそうです。
「安心安全は当たり前。そこからどう付加価値に転換するか」
柚子の果汁を使って加工品を生産する。
県の銀賞を獲得した「ユズみそ」、果汁5〜7%に砂糖蜂蜜を加えた「柚子しずく」などはヒット商品。
ジュースは果汁100%でないと表示できないが、100%では飲めないので、「しずく」とネーミング。
今年3月に幕張で行われた食品飲料博覧会で、2600社の中からトップに選ばれ、95/105点の過去最高得点を獲得。
現在、幼木2000本を合わせて、4800本の柚子の木が栽培され、加工に6名、生産に6名(うち3名は外部からやってきた20〜23歳の若年定住者)、営業関係3名で運営しているそうです。
頂いた種(化粧水に使用)と汁をしぼった皮と袋(ジャム加工や風呂用)を頂きました。捨てるところが無いのが柚子の素晴らしいところ。
搾った果汁は、冷凍保存して使用される。
【ちなみに、青汁用の収穫は例年10月25日から始まるのですが、今年は天候が悪く、10月28日から始まったそうです。また、完熟柚子は、11月7日から収穫】まさに、今が旬です!
お昼は、エコミュージアム川根に戻って、昼食。
地元「川根」の清流で育った地物天然アユを三日間ことこと煮立てた甘露煮を乗せた清流そば。
骨まで食べれる風味豊かな甘露煮は、柚子胡椒の効いた手打ちのソバに相性抜群!
3日間蜂蜜に付けて発酵させたユズをいれた柚子湯が食後に。
やさしい味に、気持ちも癒されます。
食後は、ラベンダーが植えられた道をバスで走って
樹齢およそ150年以上と言われる柚子の古木を訪問。
未だに、立派な実が沢山実っておりました!
今回、このような素晴らしい体験ができたのも、市の関係者や農家の皆さんのお蔭と大変感謝しております。
しかしながら、市の予算も限られているので、このセミナーは今回限りとなりそうだとのことです!
市全体を活性化するためには、このような知識の供用が欠かせないと思いますので、是非とも継続していただきますよう、ご検討をよろしくお願いいたします。
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