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私の一番好きな映画と言えばこれです。
「ブレードランナー 最終版」(1992年)は、監督:リドリー・スコット
が納得いく形で世に出した作品と言われています。
何でも、ラストの大自然の中を去っていく二人のシーンが
気に入らなかったそうです。
あのような荒廃した世界に、あんな自然は残っていないのに
無理やり入れさせられた、という話だそうです。
まあそんなに気にはならなかったですが(笑)。
あと大きい違いは、ナレーションの削除ですね。
これは賛否両論だったらしいですが、私はある程度は説明として
あった方がいいと思いました。
全く無しだと、初めて観た人にはわかりにくいだろうな、と感じましたが、
まあこのバージョンを観る人は前2バージョンを観た人であると
思うので「分かるでしょう!」ということなのかな?
「二つで十分ですよ」と言われても、好きな映画なので
やっぱり3つ目も観てしまいますね(笑)。
さらに、物議をかもし出した「ユニコーンの夢」ですが、
解釈が難しいですね。
最後のユニコーンの折り紙から、「夢の内容をガフが知っていた」=「デッカード
の記憶も移植されたもの=レプリカント」という解釈が世に出ましたが、
レイチェルを想いやったり、悩んだりするということは、
やはり人間なのでしょうね、と私は思いたいです。
映画ではどのバージョンも曖昧にしてあります。
どうも、リドリー・スコットが「デッカードがレプリカントだったら
面白いなぁ」という思いつきの発想があちこちにちりばめられていて
余計にややこしくさせているのかもしれませんね。
最終的には、ロイが一番人間らしくなってしまった、という状況も
皮肉が込められていて面白いですね。
いやあ、深いですねこの映画。
「あとどれくらい生きれるのか?どこから来てどこに行くのか?」
とロイは問いかけますが、それって我々人間でも分からない、
同時に我々も欲している答えなんですよね。
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