あるスーフィー巡礼者の日記 A diary of a sufi

思い込みや見かけにだまされず、本質を見極めましょう。

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【弱い者いじめの巣窟】

 

先週、鈴木宗男議員の最高裁への上告が棄却され、法律上の有罪がほぼ確定した。

 

今の日本のマスコミは、劣勢に立たされたものには容赦がない。過去の鈴木議員の行動の中から、国民に悪い印象を与えるものだけを恣意的に選び出し、あたかもそれが公平・客観的な真実であるかのような報道をする。一般国民はそれを鵜呑みにして、まるで魔女裁判のように非難の石を投げつける。そういった国民の反応に気を良くしたマスコミは更に追求の筆致を強めて行く。

 

まるで中世ヨーロッパの魔女狩りで投石や火あぶりに狂喜した聖職者と民衆の姿を見ているようである。

 

今の日本社会は、マスコミと一般国民の共謀による弱い者いじめの巣窟と化してしまったのだろうか。

 

もっとも、一般国民も鈴木議員を弾劾しているというのはマスコミが作り上げた虚構で、国民はもっと理性的な反応をしているのかもしれない。とにかく、くれぐれもマスメディアの報道は鵜呑みにはしないことである。

 

【鈴木議員の政治姿勢と過去の中傷】

 

鈴木議員は、弱者救済の立場から新自由主義に反対の立場を貫き、郵政民営化に反対し、公共のために働く人々の尊重・農林水産業の振興・地方経済の活性化・雇用の確保・アイヌの権利の確立などに努め、「死刑廃止を推進する議員連盟」の創立以来のメンバーでもある。

 

「あなたは疑惑の総合商社です」という言葉で辻本議員が追求したことで有名になった国後島の「日本人とロシア人の友好の家」疑惑に関しては、辻本議員も、2009年の外務委員会で「裁判でもその事実は出ておらず、確証がなかった。そのような言葉遣いをしたことを反省している」と陳謝している。

 

【アフリカ諸国との友好と協力への道を拓いた鈴木議員】

 

鈴木議員が本当にわいろを受け取ったのか、それとも鈴木議員が主張するように冤罪なのかについては、私には分からない。ただ、鈴木議員が、日本国民そして世界の人々のために偉大な業績を残されたことにだけは触れて起きたい。

 

鈴木議員が残された最大の業績の一つは、他の日本人が大国のご機嫌とりに終始し、誰もアフリカの事を見向きもしなかった頃に、アフリカ諸国との友好と相互協力への道を大きく拓いた事であろう。

 

【小国が重視される時代に】

 

クロマグロの取引規制を巡る先の国際会議では、科学を重んじるイスラム諸国の理性的な判断とともに、アフリカ諸国が欧米諸国の横暴に対して反対票を投じたことが大きな要因として働いている。その最大の理由は、アフリカ諸国に対してきめ細かい援助を行っていた中国からの働きかけによるものだと言われている。

 

国を挙げて援助を行って来た中国の力ほどではないにしても、アフリカ諸国がクロマグロ禁輸の反対に回ったのには、鈴木議員の努力に対する恩返しという要因も働いていたのかもしれない。

 

今後、アメリカやEU諸国が確実に没落して行く中で、発展途上諸国が確実にその国際的な発言力を増して行くことは明らかであると言える。そんな中で、欧米諸国のご機嫌とりに終始する日本の政治家の中にも、鈴木議員のような弱者への配慮のもとに途上国の人たちのための政策の実現に努力された政治家がいたことは、アフリカ諸国の人たちの心の中に残り続けることだろう。

 

それは、これからアフリカ諸国がますます力をつけていく時代に、日本の国益に大きく寄与することとなるに違いない。日本国民が鈴木議員の功績を正しく評価し、感謝するようになる日がやがて来ることを希望している。

 

【道徳心の低い社会では民主主義は正しく機能しない】

 

ある人の一面だけをデフォルメしてそれ以外の業績を一顧だにせずその人の全人格を否定するのは、成熟した民主主義の在り方からはほど遠い。

 

リーマンショック直後の先進20カ国会議において類まれなる指導力を発揮して世界同時不況の絶体絶命の危機から世界を救った立役者である麻生元首相に対するマスコミの報道の仕方からも、日本のマスコミは民主主義の担い手として機能していないことは明らかであろう。もっとも、衆愚政治の担い手としては見事に機能していると言えるかもしれないが…。

 

民主主義によって公正な社会が実現されるのは国民に道徳心がある社会だけである。国民の道徳心が低下した社会では、民主主義が衆愚政治に堕し独裁政治への道を拓くことが避けがたいことは歴史も証明している。

 

【脱大国中心主義が世界平和への道】

 

鈴木議員が小沢一郎氏を応援していて、鈴木議員の有罪が民主党代表選の激戦の最中で確定したという余りのタイミングの良さに胡散臭い匂いを嗅ぎ取るのは私だけであろうか?

 

小沢氏もまた、欧米諸国への一方的追随を良しとせず、世界の様々な国々と対等な関係を築くべく努力されている方であると言うのも偶然の一致であろうか?彼らが活躍することを心よく思わない人々がいるのかもしれない。

 

欧米のメディアが口を揃えて小沢氏の首相就任を警戒し誹謗中傷を繰り返していることも、一連の動きの奥に潜む陰謀の存在を示唆するようでもある。ただ、最近の論調は、やや理性的になりつつあるようであるが。


日本は、欧米諸国や中国や韓国と言った軍事大国ばかりとつるむのではなく、世界情勢を冷静に分析して東南アジア諸国、アフリカ諸国、中南米諸国、イラン、北朝鮮、台湾といった中立的軍事小国ともっと仲良くしていくべきであろう。そのことが、世界のパワーバランスを安定化させ、世界平和の推進にも寄与して行くのである。

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鈴木宗男氏もまた英雄の一人です。この程度の投獄で終わりはしないでしょう
嘗て石橋湛山が、戦前より「小日本主義」を貫き、総理大臣にまで上り詰め、戦後復興〜高度経済成長に寄与した事実も有ります

2011/2/9(水) 午前 2:39 [ IB ]

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