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【現実逃避の風潮】
中途半端にスピリチュアルをかじり
潜在意識の力だとか、
イメージの力だとか、
「引き寄せの法則」だとかについての
薄っぺらい知識を詰め込んだ人の中には、
世の中の暗いニュースに触れることを避ける人たちがいます。
「新聞やテレビでは
暗いニュースばかりやっているから
ニュースには心を向けずに
明るいこと、楽しいことを考えましょう。
心を楽しい想念やイメージで満たせば
あなたは幸福に豊かになれます。」
そううそぶく人たちもいます。
FacebookなどのSNSでも
食べ物、子どもたち、動物、美しい風景
とにかくそういった心地良い記事ばかりに人気が集まり
「いいね!」が押されます。
そういう他愛のない
ささやかな楽しみに目を向けるな
と言っているわけではありません。
ただ、私たちの多くが
心地良いものばかりに目を向け、
今まさに現在進行中の怖ろしい現実から
目をそむけ続けるならば、
そのようなささやかな楽しみを享受することさえ
できなくなる事態が
そう遠くない未来に
確実にやって来ようとしているのです。
【歪んだ「引き寄せの法則」に騙されるな】
「引き寄せの法則」のインチキ・バージョンを
信じる(あるいは広める)人たちの中には、
楽しいこと、心地良いことばかりを考えていれば
楽しい、心地良い未来が訪れると本気で信じている
おめでたい人たちがいるのです。
また「引き寄せの法則」など知らなくても、
とにかく暗い現実を見たくないから
政治や経済などのニュースに関心を持たない人は
少なくないように思います。
【目をそむけるひとたちは簡単にだまされる】
でも、それは
むしろ暗い現実を永続させ
さらに悪化させる結果をもたらします。
政治や経済から目をそむける人たちは
権力者のあからさまでお粗末な嘘にも気づかず、
「豊かな未来」を約束する
耳障りの良い言葉に簡単にだまされてしまいます。
あるいは、
「北朝鮮からミサイルが飛んできたら
地面に伏せましょう」などといった
目先の脅威を煽る言葉に
すぐに浮足立ってしまいます。
我が身可愛さあまりに
そして無知ゆえに
そんなおためごかしのプロパガンダ情報を流す政権を
「頼もしい」などと勘違いしてしまいます。
仮に北朝鮮の通常ミサイルが命中したとしたら
放射性物質によって国土を灰燼に帰す
原発という不発核爆弾を放置し増やしながら
口先だけで「国民を守り抜く」などといった
心にもない嘘を平気でつく政権を
支持してしまうのです。
その結果、
北朝鮮のミサイル等よりも
もっと怖ろしい
そしてもっと確実性の高い
脅威を引き寄せてしまうのです。
そして、
実際のリスクはかなり低いと言っても
北朝鮮のミサイルが日本に飛んでくる危険性をも
かえって高めてしまいます。
自業自得と言ってしまえばそれまでですが、
そのとばっちりは
現実を見ようとしない人たちだけでなく
日本に住むすべての人々
そして植物や動物たちにまで
及ぶことになるのです。
【揺るぎない安心(あんじん)のもとに】
私は
暗いニュースに触れることを怖れません。
なぜなら、
たとえどんなに暗い現実があったとしても
それをより良き方向に変えていく道は存在するからです。
暗い現実を伝えるニュースを見聞きしたら、
それをより明るい現実に変えていくことを「意思」し
明るい未来のイメージで心を満たし
どんなにささやかでもいいから
その明るい未来をもたらすための
現実的な行動に踏み出せばいいのです。
【現実逃避が不幸な現実を引き寄せる】
好ましくない現実や懸念から目をそむけ続けるなら、
私たちは、常にその影に怯えて生きていかなければ行けません。
そして、遅かれ早かれ
影を投げかける本体にも襲われることになるでしょう。
現実から逃避する迷いの心が
不幸な現実を引き寄せるのです。
【現実への前向きの対処が明るい未来を引き寄せる】
でも、
現実を直視し、
その現実から合理的に推測できる未来の危険性を認め
その現実をより良きものに変えていく道を選ぶなら
私たちは、不安や無力感に襲われることもなく
真に前向きな気持で生きていくことができます。
その勇気と智慧と行動が
現実を変える力となり
明るい幸福な未来を引き寄せるのです。
【暗い現実は心を浄化するチャンス】
暗い現実を目にした(あるいは耳にした)時は、
それをチベット仏教に伝わる浄化の瞑想「トンレン」を
実践するためのチャンスととらえることで
智慧と慈悲そして心の平安と喜びを深める機会に変容させることも出来ます。
次回の投稿では
「トンレン」の奥義について詳しく説き明かしながら
さら掘り下げてみたいと思います。
(その2に続く)
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