あるスーフィー巡礼者の日記 A diary of a sufi

思い込みや見かけにだまされず、本質を見極めましょう。

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 アメリカは、今までの歴史で「最大多数の最大幸福」という正義を振りかざし、「効率的な」幸福を追求してきた(と自分たちは考えている)。

 だが、ここでちょっと考えてみて欲しい。アメリカのように少数意見や反体制を押しつぶす民主主義が、本当に効率のいい民主主義なのかを。

 アメリカが常に、アメリカに恨みを抱く者たちから攻撃を受け続けるのは、このような多数決の民主主義を世界に押し付け続けているからである。虐げられ蔑(ないがしろ)にされた少数者たちがアメリカに武力で立ち向かって行くのは、それ以外に彼らが自分たちの存在を主張する試みが否定されてきたからである。

 それらの抗議行動によってアメリカが被っている損害は莫大なものである。多くの人命が、資源が奪われている。それは、アメリカが民主主義の正義の名のもとに、多くの人命や資源を奪ってきたことへの報いである。つまりアメリカの多数決民主主義は、実は、恐ろしく効率の悪い民主主義なのである。

 そして、そういった「恨みを買った報いとしての攻撃」をさらに力づくで抑えようとすることで、アメリカは更なる負のスパイラルへと陥っている。その単純な事実に気付かない限り、アメリカの民主主義が彼らに幸福と平安をもたらすことはない。

「悪業の報いがこないうちは、人はそれを蜜のように思いなす。だが、この世のどこへ逃げてみても、空の果てまで飛ぼうとも、地の果てまで行こうとも、水の底に潜ろうとも、人が、己の悪業から逃れることはできない。その悪業の報いが熟したとき、人は煮え湯を飲んで泣き叫ぶのである」(ゴータマ・ブッダ)

 ブッダが言う「悪業」とは、一般的な「不正義」のことではない、たとえどんな「正義」をふりかざそうとも、「執着」と「怒り」と「無知」(無視)にもとづき、心を汚し自らに不幸なる結果をもたらす「不全なる行為」のことを、彼は「悪業」と呼んだのである。

 老子は、「この世に善が生まれるとき悪が生まれる。人が善という概念を生み出したとき悪という概念が生まれた」と喝破している。彼は人為を超えた自然の法則の視点から、善と悪の限界性(相対性)を指摘した。だが、ブッダが言う「善」と「悪」とは、このような相対的な「善」と「悪」のことではない。

 原始仏典で「善」(英語では wholesome )と訳されることが多いパーリ語の「サンマー sammaa」とは、直訳すると「まったき、完結した」という意味である。未来に禍根を残すことのない「完結した行為」のことを、「善行」と呼んだのである。
 「悪行」「悪業」とは、未来に禍根を残す行為のことである。言霊学的に言うと、「善」とは「全」であり、「悪」とは「空く、開く」という意味である。

写真は、「人為を超えた自然の法則を説いた老子」

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アメリカ民主主義=功利主義とか単純化し過ぎでは?
自由主義とか色々ありますよ?

2019/1/14(月) 午前 1:55 [ 名無し ]


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