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遊びをせんとや生れけむ
形を具(そな)えて、さかえゆく生命(いのち)は、時にも、力にも、砕かれはしない。 ゲーテ

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 立花隆が秘書を募集したという話は、立花自身の著書(確か「ぼくはこんな本を読んできた」だったと思う)で知っていた。

 だから、500人のなかから選ばれた秘書はどんなステキな人なのか、ずっと気になっていた。

 で、その秘書が書いた本が、佐々木 千賀子(著)「立花隆秘書日記」である。

 1993年から1998年まで著者が秘書をしていた激動の5年間の、日常の中で観察した立花隆像と、彼を取り巻く編集者・立花の教え子などとの交流を描いたものである。

 最後の、立花隆への手紙が物議をかもしているかもしれないが、私は気にならなかった。

 人が仕事をしながら生きるということがどんなことか、この著者の5年間の日記でも分かる。

 人は、自分の居場所を確保するための努力を怠らない。

 この本の登場人物でいえば、著者自身・立花隆・立花の家族・編集者・学生などが、自分の居場所をキープするために懸命なのが、手に取るように分かるのである。


 おまけで、立花の教え子たちが”調べて書く”ことでまとめあげた、「二十歳のころ」(新潮文庫)という立派な本にも出会えた。

 人と巡りあうごとく、本を読んでまた別の本に出会える、「ぼくはこんな本を読んできた」→「立花隆秘書日記」→「二十歳のころ」と、良書にも出会っていく。

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