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少し道草

 人工透析患者の急増についてイメージ 1
 
NHKの「ためしてガッテン」(9月14日)によれば、ここ30年ほどの間に、人工透析患者が急増しているとのこと。昨年新規に人工透析が必要になった患者は40千人、週3回、一回4時間の人工透析が必要な患者は全国で300千人とのこと。しかも患者の増加傾向は急激で、全国的である。人工透析に必要な費用は一人当たり年間5百万円以上で、個人にとっても、自治体にとっても大きな医療費負担となっている。
 
腎機能が徐々に低下してくると腎臓は血液をろ過する能力がなくなり、人工透析により血液を人工的にろ過しなければ生きられなくなる。悪化する過程で、自覚症状は全くない。筋肉中のたんぱく質が代謝されたときに発生する老廃物がクレアチニンと言われるが、血中のクレアチニンの値から「腎臓の壊れ具合」を推定できる。クレアチニン検査で、腎臓のろ過機能が何%残っているかを知る早見表を日本腎臓学会では公表している。
 
毎年健康診断を受診している方は「腎臓機能検査」の中のクレアチニン値を見てみると、男性は0,60~1,10、女性は0,50~0,90の範囲なら正常値である(私の今年の検査の結果は0,66で正常値)。又「生化学検査」の中の尿酸値が男性4,0~7,0、女性2,5~7,0なら正常値であり(私は6,0で正常値)、尿酸値が高く、痛風を患った人や、無症候性高尿酸血症(痛みはない)の人は腎臓機能が低下する確立が高い。
                                                                                                                          
しかしながら、兵庫県尼崎市では3年前から住民に健康指導をすることにより、日本の自治体のなかで始めて、人工透析患者を3年間連続して減少させることに成功してきた。同市の説明によれば、毎年増加する医療費負担の大きな部分が人工透析治療患者の増加によるもので、細かな健康指導により、住民の理解を得ることに成功、ウイン・ウインの結果が得られている。
 
素晴らしい試みである。この尼崎市の実績は、個人個人が「成人病」検査の結果に敏感で、健康管理に注意すれば医療費を大幅に削減でき、毎年増大する社会保障費の増加に歯止めをかける道が残されていることを示している。自治体や、健康保険組合が積極的に成人病対策を展開することにより、増大する医療費負担を抑制し、国民の健康を少しでも取り戻すことにもなる。少子高齢化社会では「予防医学」を今一度見直してみるべきだ。
 
 

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訪問多謝。

2011/9/23(金) 午前 6:06 [ toshi ] 返信する

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