松本人志、加藤の乱を鎮圧失敗で「吉本興業」まるで三国志−−本当に辞めるんですか?
「いま、話し合いをしているんで……」 7月26日朝、こう答えてハイヤーに乗り込んだのは、加藤浩次だ。 【写真】ダウンタウンのマネージャー時代の岡本氏 「闇営業」問題に端を発し、所属する芸人らの “分裂” 騒動にまで発展している吉本興業。いま、「主流派」と「非主流派」、そして「M―1世代派」と、三つ巴の構図になっているという。 まるで、魏・呉・蜀が中国で覇権を争っていた「三国志」状態だ。しかも加藤は、新事務所設立に向けて動きだしているという。加藤に近い吉本興業の社員はこう明かす。 「加藤さんは現経営陣と折り合いが悪い、非主流派の筆頭格。騒動以後、元マネージャーで、いまは吉本を離れている3人の男性に、『万が一のときは頼みます』と相談しているんです。3人はみんな個人事業主。彼らが中心になって、独立の準備を急いでいます」 新たに設立する事務所に参加するのは、会社への不満を募らせていた芸人たちだ。 「相方・山本圭壱さん、ロンブーの田村淳さんと田村亮さん、宮迫博之さん、同郷の加藤さんを慕う北海道出身の平成ノブシコブシやタカアンドトシが合流する可能性があります」(同前) 《松本 動きます》ツイート以降、岡本昭彦社長に謝罪会見を開かせた松本人志が率いる「主流派」は、依然として社内で求心力を維持している。 「松本は、元マネージャーの岡本社長や大崎洋会長ら現経営陣と、行動をともにする姿勢を、いち早く見せた。これによって、松本の取り巻きは、次々と追従しました」(芸能リポーター・片岡亮氏) この動きに、“重鎮” オール阪神・巨人のオール巨人(67)や、OBの島田紳助(63)も松本に呼応。それゆえに、「大崎会長も余裕を見せている」と言うのは、会長の知人だ。 「25日に電話で大崎会長と話したら『大丈夫、大丈夫』と笑っていました。会長を辞める気もなさそうです」 だが、火種はまだ燻る。この二派に属さない、「M―1世代派」の “静観” である。 「代表格は、ブラマヨやフットボールアワーなどの中堅。東京の芸人とも仲がよく、レギュラー番組を多く持つ彼らは、一連の騒動と距離を置いています」(お笑いライター) 三派勢力をまとめた。三国志の覇権を握るのは、誰だ−−。 「吉本興業三国志」派閥はこうなっている!
【主流派】
ダウンタウンを頂点とする多数派。大崎会長や岡本社長は2人のマネージャーだった。 「大阪NSC1期生だったダウンタウンと大崎会長が、東京吉本を成長させた。 今田と東野の “Wコージ” など『ごっつええ感じ』時代からの直参や、『心斎橋筋2丁目劇場』で活躍した大阪NSC出身者の千原兄弟、東京でブレイクしたナインティナイン含めた『天然素材グループ』などで、主流派は構成されています」(スポーツ紙記者) 《構成メンバー》 ・ダウンタウン/松本人志、浜田雅功 ・大崎洋会長 ・岡本昭彦社長 [『ごっつええ感じ』直系グループ] ・今田耕司 ・東野幸治 ・ほんこん ・板尾創路 [2丁目劇場グループ] ・千原兄弟/千原せいじ、千原ジュニア ・陣内智則 ・たむらけんじ ・ケンドーコバヤシ ・中川家/中川剛、中川礼二 [「天然素材」グループ] ・ナインティナイン/岡村隆史、矢部浩之 ・FUJIWARA/藤本敏史、原西孝幸 ・宮川大輔 ・蛍原徹(雨上がり決死隊) 【非主流派】 ダウンタウンと吉本経営陣率いる主流派に対して、加藤浩次はわだかまりがあるという。 「同じ淫行事件を起こしたのに、板尾創路さんは復帰できて、山本さんの復帰は約10年許されなかった。主流派でなかったからだと、加藤さんはいまでも根に持っています」(元吉本芸人) 極楽とんぼの2人を慕うのは、吉本の “東京組” だ。 「銀座7丁目劇場(通称・銀7)で、公私ともに苦楽をともにした芸人たちです。銀7は、大阪から『天然素材』グループが東京進出するために作られたため、迎え撃つ形になった東京組は彼らをライバル視。 しかし、バラエティ番組で共演するうちに、ナイナイとだけは同志としてつき合うように」(お笑いライター) 東京NSC(吉本総合芸能学院東京校)出身の元お笑い芸人はこう強調する。 「とんねるずと長年番組を作ってきた、ディレクターのマッコイ斉藤氏や、『めちゃイケ』で有名なプロデューサー・片岡飛鳥氏と仕事をして鍛えられてきたので、大阪とは芸風がまったく違う。ゆえに主流派とは温度差があるのです」 《構成メンバー》 [「銀7」グループ] ・極楽とんぼ/加藤浩次、山本圭壱 ・田村淳(ロンドンブーツ1号2号) ・ココリコ/田中直樹、遠藤章造 ・ワッキー(ペナルティ) ・品川庄司 [東京NSCグループ] ・ロバート/秋山竜次、馬場裕之、山本博 ・インパルス/堤下敦、板倉俊之 ・ピース/又吉直樹、綾部祐二 ・渡辺直美 ・近藤春菜(ハリセンボン) ・平成ノブシコブシ/吉村崇、徳井健太 [その他] ・タカアンドトシ/タカ、トシ 【M-1世代派】 主流派と非主流派の対立が深刻になるなか、とくにどちらにも味方する様子がないのが、この一派だ。 「年齢が近い大阪NSC(吉本総合芸能学院大阪校)出身者で構成された彼らは、みな『M―1グランプリ』で優勝するために、ストイックに芸を磨いてきた芸人たちのグループ。とても仲がいいです。 一方で、他事務所の東京芸人との共演も多く、そちらとも仲がいいうえに、テレビ局員からの評判がいい」(お笑いライター) 「沈黙は金」ということか。 《構成メンバー》 ・ブラックマヨネーズ/小杉竜一、吉田敬 ・チュートリアル/徳井義実、福田充徳 ・フットボールアワー/岩尾望、後藤輝基 ・野性爆弾/くっきー、ロッシー ・次長課長/河本準一、井上聡 【その他の派閥】 [九州勢力] 博多大吉(48)はNHKの番組で、「会社がごたついている」と吉本をイジってみせた。九州芸人は実力派揃い。 《構成メンバー》 ・博多華丸・大吉/博多華丸、博多大吉 ・パンクブーブー/佐藤哲夫、黒瀬純 ・バッドボーイズ/佐田正樹、大溝清人 [「明石家興業」] 7月26日に大崎会長と会談したさんま。 「宮迫を案じる一方、加藤にはそっけない態度を貫いている」(スポーツ紙記者) 《構成メンバー》 ・明石家さんま ・村上ショージ ・間寛平 ・ジミー大西 ※派閥データは、7月27日時点の本誌取材に基づき作成 (週刊FLASH 2019年8月13日号) こんな記事も読まれています |

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