湿度が高いと気になる、家の中のニオイ。あまり料理をしていないのにキッチンが生臭かったり、エアコンの風が臭かったりするのは、カビや雑菌が繁殖しているから。
※画像はイメージです(以下、同じ)
お掃除のプロ・佐和田久美さんによると、梅雨時のカビ対策が、夏を快適に過ごすカギなのだそう。家がクリーンだと、急な来客でも自信を持って迎えることができますよ。
排水口や三角コーナーのヌメリを速攻撃退!
左から「クエン酸」「重曹」※ダイソーで購入
「キッチンの生臭さの元となる排水口や三角コーナーのヌメリは、100円ショップのお掃除用品コーナーで手に入る『クエン酸』と『重曹』の合わせ技で簡単に取ることができます。
大さじ1杯のクエン酸を排水口に撒いてから、お湯200mlに大さじ1杯の重曹を溶かしたものをかけると、泡が勢いよく立ってアッという間にヌメリが取れます。
酸性のクエン酸と、アルカリ性の重曹の中和反応で発生した二酸化炭素が、汚れを浮き上がらせてくれるからなんです。落ちきらなかった細かな部分の汚れも、歯ブラシでこすれば簡単に落ちますよ」
「キッチン排水口用ヌメリ取り」※ダイソーで購入
「もっと簡単に済ませたいズボラ男子には、100円ショップの『ヌメリ取り』がオススメ。ヌメリの原因菌を抑制する成分が入っているので、取り付けるだけでヌメリと悪臭の発生を防いでくれます」
置くだけで予防できるのは、うれしい限り。まとめ買い必須です。
キッチンのカビは「酸素系漂白剤」で
「オキシウォッシュ」(酸素系漂白剤)色柄用漂白剤として洗濯にも使えるので、持っていて損ナシ。※セリアで購入
「あと、キッチンでカビが生えやすいのはコーキング。耳慣れないかもしれませんが、調理台と壁の接地面にあるシリコンの部分です。スキマを埋めることで、防水性を高める役割をしています」
言われてみればその部分、黒ずんでる……。
「ここが黒ずんでいたら、カビが生えています。ティッシュやキッチンペーパーでコヨリを作って、コーキングに沿わせます。それに『酸素系漂白剤』を含ませて、乾かないように上からラップを密着させてしばらく放置。その後、洗い流してください」
今まで、カビのすぐそばで食材を扱っていたと思うとゾッとしますが、案外簡単に取れるようです。あとは、食器を乾かしておくラックもヌメっていることがあるのですが、どうすればいいのでしょう?
「そういった部分は簡単! 流水を当てながら『ブラシ』でラックの網目部分をこすればすぐ落ちます。ラック選びもポイントで、網目の大きいものだと水はけが良く、カビが生えづらいです。
また、布巾やタオルの上で食器を乾かしていると、そこに菌が繁殖しやすいので、水はけの良い『珪藻土の水切りマット』がオススメです」
プチ体調不良の原因は、エアコンのカビかも?
「隙間らくらくハンディワイパー」※ダイソーで購入
あと夏場に気になるのが、エアコンのニオイ。久しぶりにつけたら、ホコリっぽく感じることがありますよね?
「それはエアコン内で、ホコリとともにカビが繁殖しているから。100円ショップの『スキマ用ワイパー』にお掃除シートを巻きつけ、エタノールを含ませて、送風口から差し込み、奥にあるルーバーを拭きます。これだけでカビは十分駆除できます。
ニオイの元となる菌を退治するキーアイテムは重曹・クエン酸・酸素系漂白剤・エタノール。どれも100円ショップなどですぐに入手できる、身近なものです。
「エタノールがない場合は、アルコールの除菌シートで代用できます。フィルターは取り外して、掃除機で大まかにホコリを吸ってからブラシを使って水洗いをすればOK」
この夏は悪臭知らずで過ごしてみませんか。
<キッチン編>
・排水口や三角コーナーのヌメリは「クエン酸」と「重曹」の合わせ技で撃退
・排水口に取り付ける100円ショップの「ヌメリ取り」も便利
・キッチンのカビには「酸素系漂白剤」
・食器を乾かすラックは網目の大きいものを選ぶ
・ラックのヌメリは流水を当てながら「ブラシ」でこするだけ
・布巾やタオルの上で食器を乾かすと菌が繁殖しやすくなるため「珪藻土水切りマット」がオススメ
<エアコン編>
・エアコンのニオイの原因はホコリとカビ
・カビの駆除には「スキマ用ワイパー」にお掃除シートを巻きつけ、エタノールを含ませたものを使用
・フィルターは取り外し、掃除機でホコリを吸ったあとブラシを使って水洗い
<取材・文/阿形美子>