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60馬力&2万回転!? もしも【コスト度外視、最新技術】で4気筒250ccを作ったらどうなるのか

8/17(土) 11:01配信
WEBヤングマシン
エンジン設計のスペシャリストが大考察!
今の技術で250ccの4気筒を作ったら、どんなエンジンができるのか? 構成は? メカニズムは? そして、パワーや最高回転数は!? エンジン設計のプロフェッショナルに“理想のニーゴー4発”を考えてもらったら、モノスゴイ説得力だった!
4発クォーターよ、復活せよ!!!
正直な話をしよう。僕は超高回転エンジンのマニアだ。エンジン設計を生業とし、30年以上もいろんなエンジンに携わってきたが、個人的には若い頃から超高回転エンジンが一番好きだ。

ここで言う超高回転とは、だいたい15000rpm以上を指すと考えてほしい。当てはまるのは2輪の小型マルチシリンダーエンジンと4輪のF1エンジンぐらいしか見当たらない。では、それらのどこに人を虜にする魅力があるのだろう。

こんな話をするのも、今回のお題が250ccの4気筒だからだ。編集部からの情報では、近い将来に新たな4発クォーターが出るらしい。どうせ出るならこんなエンジンがいいな……というのを、エンジン設計者兼マニアの立場で考えてみたい。
【解説:稲垣一徳(イナガキデザイン代表) メーカーからエンジンの設計やコンサルティングを請け負うエンジンのスペシャリスト。関わったエンジンは明かせない物が多いが、1990年代後半にWGP500に参戦した、チームケニーロバーツの2ストロークV3エンジンは氏の設計だ】
皆さんは、4発クォーターの熱き時代を覚えているだろうか? 30年ほど前、レーサーレプリカブームの勢いに乗って、2ストロークも4ストロークも250ccはみな45psまで性能アップした時代があった。2ストクォーターはレーサーのほぼ正確なレプリカで、フルパワー化すると大排気量車を簡単にカモれるぐらいの性能を持っていた。対して4スト4気筒クォーターはと言うと、15000rpm近くのピークパワー付近はそれなりに速いものの、2ストよりも車重が重くて車幅も広く、それほど速いイメージはなかったのではないだろうか。

しかし、そんな4スト4気筒クォーターに魅力を感じていた人は僕を含めて大勢いたと思う。私事で恐縮だが、我が家にはカワサキバリオス(それも45psの初代)がある。息子のバイクだ。熱き時代を知る由もない彼が自分で選んだバイクで、不思議に思って選択理由を聞いたことがある。理由の一つは「音が良いから」とのこと。息子は音楽好きでサックスを吹くが、確かに4発クォーターはまるで管楽器のような、昔の高回転F1エンジンに近い音がする。1シリンダーあたりの排気量が62ccしかない4発クォーターは、吸排気バルブの径もφ20mm以下しかなく、確かに管楽器サイズなのだ。

4発クォーターが新たに登場するとしたら、心配なのはこの魅力的な音だ。これから出るエンジンは、2020年から始まるユーロ5規制に適合させる必要がある。そのためには様々な排ガス処理装置が必須だが、三元触媒は排ガスを浄化する際に音を消してしまうし、二次エア導入装置やEGR装置のために吸気ポートや排気ポートに開けられた穴は、超高速で流れる吸気や排気にとって邪魔者でしかない。加えて、触媒を最も浄化効果が発揮できる場所に置けば、出力や音に大きな影響を持つエキパイの管長や形状にもおのずと制約が生まれてしまう。

でも、この時代にわざわざ4発クォーターを復活させるのだ。ここはユーロ5をクリアした上で、本当の超高回転と管楽器のような音の共存をぜひ目指して欲しいと思う。


現代の技術で作れば60ps/20000rpm!?
それではここから、僕が考える新型4発クォーターの理想像を書いていこう。編集部からの要望もあり、コストに関してはある程度無視した“夢のエンジン”を考えてみたい。

まずは、熱き時代には出来なかったことを実現したい。エンジンをもっと小さく、軽く、現代の2気筒250ccと同等レベルに仕上げたい。お手本は現在のリッターSSのエンジンだ。昔は一列に並んでいたクランク/メイン/カウンターの3軸を立体的に配し、前後長の短いエンジンにしたい。

現代のシャーシにマッチさせるには、重心位置も重要だろう。4発ゆえに増加する横幅は、ジェネレーターやスターターをうまく配置し、希望も込めて2気筒+20mmくらいに収めたい。横幅で大事なのがシリンダーで、ボア間の短縮と冷却性能アップのためにアルミメッキシリンダーを採用したい。スリーブを入れるよりも約15〜20mmは寸法を詰められる。市販車である以上は低中速回転域も無視できないから、ボア×ストロークは従来同等、ボア径で48mm程度でいいだろう。
【高コストゆえ、近年ではホンダRC213V-S程度しか採用例のないカムギアトレイン。写真は1986年登場のホンダCBR250フォア】
性能面では、熱き時代で15000rpm程度だった最高出力発生回転数を約18000rpm、最高許容回転数(=レッドゾーンの入口回転数)を20000rpmとしたい。出力的にはレース仕様で60ps、公道仕様でも220ps/Lとなる55ps程度を狙いたい。かなり希望も入っているが、燃料供給がキャブからFIになったことはプラスに働くはずだ。

それらを実現するためのメカニズムだが、超高回転エンジンとしては、まずは動弁系が肝心だ。18000rpmというと、4バルブは当然として、吸気カムの開度が300度は必要となる。こうした開度の広いカムでは、ピストンのバルブリセス(逃げ)が深くなり、バルブのリフト量と圧縮比をさほど大きく出来ないという、超高回転エンジンに特有の問題が生じる。バルブリフトは最大10mm程度、圧縮比も12.0〜12.5がいいところだろう。それでも超高回転なので単位時間あたりの燃焼回数は多く、たくさんの仕事をこなすことが可能だ。

リフトが高くないこともあって、動弁系にフィンガーフォロワー方式までは必要ない。動弁系の等価重量、つまりカムに押されて動く部分の重量が軽いにこしたことはないが、リフター形式でも対応はできる。バルブもチタン合金と行きたいところだが、ここは4発クォーター特有の理由でスチール材とせざるを得ない。チタンバルブは軽さでは有利だが、強度がスチールより劣るためにステム径を太くする必要がある。ただでさえ細い250ccの吸排気ポートをさらに狭めてしまう可能性があるからだ。


可変カムにチタンコンロッド、ドライサンプも欲しい!
もう一つ、動弁系のトピックとしてはカムギアトレインの採用だろう。カムチェーン方式だと10000rpm程度からチェーンが微妙に暴れ出し、正確な動弁系駆動が難しくなる。18000rpmで超高速の動弁系駆動を行うためにはギアトレインは必須と言える。30年前の熱き時代も、ホンダの4発クォーターだけはギアトレインを採用していて、超高回転で最も綺麗な回り方をしていた。ただし、カムギアトレインも12000〜13000rpmぐらいに共振点が出ると思われるので、ここは知恵を絞る必要がある。

さらに、新時代の4発クォーターを名乗るからには動弁系の可変機構が欲しい。スズキGSX-R1000のような可変バルブタイミングも良いが、理想はより効果の大きいカム切り替え機構。例えば開度300度と250度を回転数などで切り替え、それに応じてリフトやバルブタイミングも変更されるメカニズムで、ホンダ4輪のVTECや、2輪でもBMWが展開するシフトカムなどと同様のものだ。4発クォーターは低回転域の摩擦損失が大きく(全て4つ付いてるからね)、どうしても低速トルクが細くなってしまう。カム切り替え機構があれば低速トルクが改善されて乗りやすくなるうえ、燃費や排ガス規制への対応も楽になるのだ。
【カムシャフトを左右にスライドさせてハイ/ローカムを切り替えるBMWのシフトカム(写真)。ロッカーアームを用いるホンダ4輪のVTECのように、ハイカム時に動弁系重量が増加しないのがメリット】
燃焼室は、とにかくバルブを立てて、ヘッド側を小さくまとめたい。より細身なスパークプラグやレーザークラッドバルブシート(アルミ製シリンダーヘッドのバルブが当たる部分を、レーザー照射などで硬化処理したもの)も採用可能だろうから、熱き時代のものよりバルブ径も大きくしやすいし、燃焼室上部の冷却も改善できる。

主運動系については機械損失、特に摩擦損失が小さくなるよう、ひとつひとつの部品を見直したい。ピストンも30年前よりピンハイト(ピストンピンより上の寸法)を短くし、はるかにフリクションを小さく設計できる。ピストンリングも薄くしてフリクションを減らしたいが、いちばんのキモはオイルリングで、ここの厚さと張力のダウンは限界まで頑張りたい。

コンロッドについては、熱き時代は細く軽いコンロッドをスチールで作るため、浸炭熱処理という表面硬化処理を行っていた。現代ならやはりチタン合金コンロッドだろう。こちらはさほど小さい部品でもないので、バルブと違いチタン合金で対応可能。連桿比(コンロッド中心間長さ÷ストローク半径)も最低5弱は必要で、ここを外すと回るエンジンにはならない。

クランクは、ピン径とジャーナル径を極力細くしてフリクションを減らしたい。ジャーナル径も5ヶ所を揃える必要はなく、端側はより細くしてもいいが、細くした分は強度確保のため、現代の良質な鉄鋼材料を使う必要がある。熱処理によるクランク強化も可能だろう。ピン部とジャーナル部の隅R(フィレットRと呼ぶ)も極力大きくして強度確保に努めたい。

クランクまわりで大切なのがセンター給油化だ。18000rpmの超高回転下では、通常のジャーナルからのオイルの受け渡しは難しく、クランク端部からオイルを入れ、その中心部を縫うように設けられたオイル通路からピン部へ給油するべきだろう。クランクベアリングについてはメタルではなく、半割りタイプのニードルベアリング(一体型クランクとボルト留めタイプのコンロッドが使える)の採用もアリだ。潤滑系には近年のリッターSSで採用され始めているドライサンプか、またはセミドライサンプを採用したい。18000rpmでクランクが回っているケース内では、オイルミストでさえ抵抗でしかない。

吸気系はFIになったことで、熱き時代よりもかなりアドバンテージがある。緻密な燃料セッティングはもちろんだが、実は最大のメリットはスロットルをエンジンに近づけられること。超高回転エンジンでは吸気管長は極力短くする必要があるが、熱き時代はキャブレターボディの大きさで、あまりエンジンに近づけなかった。超高回転域の燃料供給の安定性を増したいなら、吸気ポートに加えてファンネル上部からも燃料を吹く、ツインインジェクター式としてもいい。

正直、全てを採用するとリッターSSクラス並みに高価になってしまうかもしれない。でも、超高回転化はひとつの技術で成り立つわけではなく、多くの技術を積み重ねていき、少しずつ達成していくものなのだ。

だから、もしメーカーが新しいエンジンを開発しているなら「これぞ新時代の4発クォーター!」という姿を見せつけて欲しいし、その意味ではカムギアトレインとセミドライサンプをぜひ採用して欲しい。性能も、さすがに55psは難しいとしても、熱き時代の45psは上回りたいし、Z900RSのようなサウンドチューニング技術を駆使すればいい音も実現できると思う。メーカーさん、そんな4発クォーターを待ってます。いいのが出たら息子のバリオスを買い替えますから(笑)。
WEBヤングマシン編集部
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最終更新:8/17(土) 11:01
WEBヤングマシン

先進国で最悪レベル…。7人に1人の子どもが貧困状態な日本。
子ども達に教育の機会を作るため、放課後学校で働くスタッフの思いとは?

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日本は先進国でありながら「子どもの貧困率」が高く、貧困家庭で育つ子どもへの影響が問題となっています。
実に7人に1人の子どもが貧困の状態にあるといわれており、これは先進国の中で最悪のレベルです。
貧困で苦しむ子どもたちはどんな暮らしをしてるのでしょうか。
また、そうした子どもたちのために開かれている放課後学校とはどのような場所なのでしょうか。

令和になった現代の日本。7人に1人の子どもが貧困状態?


平成が終わり、新たな時代「令和」が幕を開けました。日本でも人工知能や宇宙開発など一昔前では考えられなかった技術がどんどん発展しています。
しかし、そういった社会の進歩とは裏腹に貧困に悩む子どもの多さが問題となっているのです。
厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」のデータによると、子どもの貧困率は13.9%。およそ7人に1人の子どもが貧困状態に陥っています。(※「子どもの貧困率」とは一定基準を下回る所得の家庭で育つ子どもの割合のことを指します)
そして、貧困にあえぐ子どものいるひとり親家庭の多くはシングルマザーです。
父子家庭の平均就労収入が360万円であることに対し、母子家庭の平均年間就労収入は約半分の181万円
そのうちの57%もの母親が非正規雇用で家計を支えています。
母親が仕事で昼夜を問わず働いている場合、子どもたちは学校が終わった後の時間を、一人きりの家で過ごすケースも多く生まれています。
(出典:厚生労働省「平成27年 ひとり親家庭等の現状について」)

一人でも多くの子どもたちに、教育の機会を届けたい!現場で働く加賀さんの思い

以上のような子どもの貧困については、各種団体による支援も行われています。
そのうちの一つが「すべての10代が意欲と創造性を育める未来」の実現を目指し、日々子どもたちの支援活動を行っている認定NPO法人カタリバ。
現在、カタリバの職員として子どもに教育の機会を届ける取組みに奔走する加賀大資さんは、どのような思いを胸に子どもたちと向き合っているのでしょうか。
「放課後学校にとって大切なことは、子どもたちにとっての安全基地となることです。つい、子どもたちに頑張らせようとしてしまいますが、まずは安心して通ってもらえる関係性を築き、もう一つの家として安心安全な場所だと思える環境をつくりたいです。
そうして関係性が築けたら、どんなに小さくても一歩ずつ前に進むサポートをしています。
生まれ育った環境によって意欲と創造性を育む機会が左右されているのは公平ではないと思うんです。
貧困家庭の子どもたちをサポートすることでこうした問題を解決し、カタリバでの支援活動を通して日本の教育に大きなインパクトを与えたいです。」

元教員の加賀さんが、NPOで働くようになった経緯とは?

貧困にあえぐ子どもの教育問題に真っ向から取り組む加賀さんですが、前職は東京都足立区の学校の英語教員でした。中学生の頃に英語を習った塾の先生がおもしろかったことで、英語を好きになり、そこから教える先生によって生徒のモチベーションが大きく変わる体験をして教員になったのです。
加賀さんは教員の仕事が自分に合っていると感じていましたが、2011年に起こった東日本大震災が大きな転機となります。
2011年3月11日、東京も大きく揺れ、加賀さんは授業中の生徒たちを講堂に避難させました。
テレビ画面から流れる津波の映像やニュースを呆然と眺めながら、生徒たちは皆、不安を言葉することもできない様子でした。
加賀さんは、そんな彼らに掛ける言葉を見つけることができず、教師として、一人の大人として大きな無力感を感じたといいます。
その後、被災地を訪れる決心をした加賀さんは、運命の糸に手繰り寄せられるように被災地の一つである岩手県大槌町におけるカタリバの活動を知りました。
こうして加賀さんは教員の道から子どもの支援の道へと移っていったのです。

放課後学校にやってくる子どもたちの現実


ボランティアスタッフからカタリバの職員となり、被災地で4年間活動した加賀さんは東京都で始める新プロジェクトの立ち上げメンバーに選ばれます。そのプロジェクトは、貧困家庭の子どもたちのために居場所と学習支援拠点を立ち上げる「放課後学校」でした。
多くの貧困家庭では生活を維持するために親の残業・夜勤が多くなるほか、収入を少しでも増やすために昼から夜遅くまで働き詰めになることも珍しくありません。
そうした家庭では、子どもが一人で食事を摂り、一人で寝るという環境も少なくないのです。
その結果、食事の栄養のバランスが偏ってしまったり、家では誰も話し相手がいない孤独感を感じたりと、身体と心への負担が大きくなる一方です。
頭の働きが活発でなくなり、意欲も削がれてしまうために学校の勉強についていけなくなってしまうのも容易に想像ができます。
そうした子どもたちのために開かれている放課後学校では、子どもたちにどんな変化が見られるのでしょうか。

加賀さんが働く放課後学校とは?


加賀さんが働く放課後学校には以下の特徴があります。
  • 週6日、平日の夕方と休日の日中に子どもたちを迎える
  • 夕食を無料で食べることができる
  • 子ども一人ひとりに合わせた学習支援を行う
  • 自分と同じように貧困と孤独に苛まれる子どもがいる
  • 子どもの話を親身に聞いてくれるスタッフとボランティアがいる
カタリバの運営する放課後学校は、そうした孤独な子どもの心のよりどころになっています。
放課後学校では、個人のレベルに合わせた学習支援を受けることができ、みんなで食卓を囲みできたての食事を食べることができる…。
これまで誰にも不安や悩みを話せず、家で孤独に耐えていた子どもたちにとって大きな変化です。
生活や将来への不安をスタッフが親身になって聞き、受け入れてもらえることが喜びとなり、新たな活力にもつながります
放課後学校では孤独や不安を抱える子どもたちに安心して通える関係性を築き、安らぎと明日への力を得るかけがえのない場所となっています。

「カタリバ」の活動に関するアンケート(3問)に答えて、10円の支援金を届けよう!

貧困問題や貧困家庭の子どもたちのために、私たちも無料でできる支援があります。
方法はたった3問のアンケートに答えるだけ、支払いの必要は一切ありません
15秒程度で終わるたった3問のアンケートに答えるだけで、NPO支援サイトである「gooddo」からカタリバに10円の支援金が届けられます。
簡単・無料でできるこの支援では、2019年4月末時点で15万人を超える方が参加し、152,480円の支援金をカタリバに届けることができています。
私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。
あなたのほんの数秒を、貧困に悩む子どもたちのために使ってみませんか?

情報提供:認定NPO法人カタリバ

こってり味噌煮込みに日本一の豆大福も…しのぎを削る高速道路のSA・PA 集客のカギは“ならでは感”

8/23(金) 6:12配信
東海テレビ
東海地方で立ち寄りたいSA・PA第2弾 東名阪道の御在所と東海北陸道の川島へ
 夏休み注目のサービスエリア・パーキングエリアが三重県と岐阜県に。ドライブの途中に立ち寄るだけでなく、ドライブの目的地にすらなってしまう2か所を取材しました。

【画像で見る】こってり味噌煮込みに日本一の豆大福も…しのぎを削る高速道路のSA・PA 集客のカギは“ならでは感”

 三重県四日市市の東名阪自動車道にある「エクスパーサ御在所」。

 この時期は伊勢の名物・赤福が入ったかき氷が人気で、連日大行列ができます(上り)。また、東海3県のサービスエリア・パーキングエリアでは唯一サングラスの専門店もあります(下り)。

 魅力満載にみえるエクスパーサ御在所ですが、今頭を悩ませる問題が…。

エクスパーサ御在所 橘総支配人:
「新名神ができてからお客さまが減ってきました。3割くらいは減ってきています」

 今年3月、新名神高速道路が開通し、鈴鹿パーキングエリアも話題になりましたが、その影響でお客さんがかなりそちらに流れてしまったといいます。しかし逆に言えば“空いている今”が狙い目です。
■「シビレル辛さ」…攻めの商品
 エクスパーサ御在所には、「モクモク手づくりファーム」の店舗もあります(上り・下り)。ただ、ほかの「モクモク」とはちょっと違うんです。

エクスパーサ御在所 橘総支配人:
「ぐるぐるウインナーもあるんですけども、ちょっと違う商品も出して、少しでもお客さまに色々試していただこうと」
 これまでモクモクファームには、お子さんからご年配まで年齢を問わず食べやすい商品が揃いましたが、今年はだいぶ“攻め”の商品が登場していました。

 たとえば「雷ソーセージ」(480円)。パッケージに「シビレル辛さ」という表記が。お客さんに試食してもらうと…。
男女2人組の女性客:
「結構辛いね」

男性客:
「チョリソーがこれだけ辛かったらうれしいよね。普通のチョリソーはこんなジューシーさはない」

別の女性客:
「おいしいです。辛いけど私辛いの好きだから。子どもにはちょっと辛いと思います。ビール飲む人だったら大好きだと思います」

 中にはハバネロのパウダーや黒コショウ、特製のラー油が入っていて、ピリ辛味が病みつきになります。まさにオトナを意識した味です。まさに、モクモクファームには大人がわくわくする商品がありました。

■運転で疲れた体に染み渡る“こってり”
 フードコートにも変化がありました。それが「山本屋本店」(下り)です。4月から復活した商品「スタミナもつ入り味噌煮込うどん」(1680円)には脂たっぷりのモツ…。山本屋本店で使っている味噌にニンニクと一緒に一昼夜漬け込んだものです。

 さらにおろしにんにくやニラなど、スタミナがつく材料を味噌煮込みうどんに加えました。味噌とニンニクが濃厚に絡み合って、まさに旨みの掛け算!クセになります。その名の通りスタミナたっぷり。
 実は、1年前売れ行きに新鮮なモツの入荷が追いつかず、泣く泣く販売を休止しましたが、この4月に復活することができました。

男性客:
「元気の出るような味ですね。(運転が)結構しんどいので、うれしいですね。結構辛いので発汗とかも良くなって、たぶん眠くはならない」

別の男性客:
「結構こってりした味噌煮込みで、おいしいです。いつもそれが楽しみでここに寄るので」

女性の客:
「(Q.なくなったことを知っていましたか?)知ってます知ってます!今『復活』って書いてあったから、わーっと思って」

 ちなみにこちらは激辛もあり、8月中はキャンペーン中で、同じ料金で食べられます。
■子供が遊べるPA・川島パーキングエリア
 続いて、名古屋から車でおよそ40分、東海北陸自動車道・川島パーキングエリア。

 こちらの一番の特徴は、子供用の遊び場が充実していること。たとえば無料で遊べる水場がこちらに、あちらにも。ちなみに去年のお盆は18万人が訪れたそうです。

男性客:
「休みの日はよく来ます。無料でほとんど遊べて、特に夏は水遊びができるので」
■岐阜県各地のお土産が一堂に
 川島PAはお土産売り場に特徴があります。

お土産店店長 田中さん:
「岐阜県下の商品が約1500種類揃っています。岐阜県のアンテナショップとして、岐阜県各地から(お土産が)集まっています」

 確かに売り場に並んでいるのは郡上産や関産など、どれもみんな岐阜のものでした。その数、実に1500種類にも上ります。店舗の名前は「岐阜おみやげ」(上り下り)。しかしなぜ、こんなに揃えたのでしょうか。

お土産店店長 田中さん:
「東海北陸自動車道ができまして、愛知県から来るお客さまが(岐阜の)初めてのパーキングエリアになるので、まずは岐阜県を発信したいと」

 ここは高速道路上の岐阜の玄関口。そこで岐阜を知ってもらうため、県公認のアンテナショップを開いたということです。

 人気商品ベスト5、第5位は、恵那の「五平餅」1本260円から。岐阜県民には馴染みのある食べ物ですが…。

お土産店店長 田中さん:
「特に去年のNHKの『半分、青い。』の時は大変でした」

 朝ドラでその人気は全国区に。特製のくるみダレもついています。

 第4位は、岐阜県産のトマトを使ったケチャップ、第3位は、岩村町の老舗が作るカステラ。どちらも岐阜の定番です。
 そして第2位は「明宝ハム」1本1134円。豚のもも肉だけを使い細かい筋をすべて取り除くなど、手間暇かけて作る岐阜を代表する一品です。少々値段は高めですが、その味は格別です。
 この明宝ハムを超える第1位の商品は1個130円の豆大福。

お土産店店長 田中さん:
「地元の各務原市に店舗を構えているだるま堂のもので、過去には内閣総理大臣賞を受賞した日本一の豆大福です。1日に300個以上売れたこともあります」
 製造元は各務原市にある和菓子店「だるま堂」。20年前、この豆大福は全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞、つまり日本一の豆大福になったんです。
 店内にいたお客さんに試食してもらいました。

女性客:
「うん、おいしい!ちょっとしょっぱくて、あっさりして。豆大好きだからおいしいです」

別の女性客:
「甘いと途中で諦めちゃうけど、甘すぎないです、ちょうどいい感じで」

 口に入れると、まずはしっとりとした餅と大粒の黒豆の食感の違いを楽しむことができ、その後、粒あんのあっさりした甘さが広がります。
 本店から毎日運ばれ、バスで訪れる観光客にも地元客にも人気だといいます。6個入り、10個入りもあるので、お土産にぴったりです!
東海テレビ放送
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最終更新:8/23(金) 6:12
東海テレビ

高速道路のSA・PAは“地元めし”の宝庫!静岡と愛知でこの夏食べておきたい『定番以外の5つの味』

8/17(土) 10:00配信
東海テレビ
ニュースOne
 夏休みにぜひ立ち寄りたいサービスエリア・パーキングエリアが東海地方に!まず向かったのは名古屋から車でおよそ1時間30分、新東名高速道路・ネオパーサ浜松です。

【画像で見る】高速道路のSA・PAは“地元めし”の宝庫!静岡と愛知でこの夏食べておきたい『定番以外の5つの味』

 去年はお盆の6日間で26万人が立ち寄ったそうで、フードコートも賑わっていました。

 浜松といえば、浜松餃子や浜名湖のウナギ、それにうなぎパイなど名物がたくさんあって、つい定番を手にしがちですが、ネオパーサ浜松を知り尽くす、中日本エクシス・鈴木さんに伺うと…。

中日本エクシス 鈴木さん:
「高速道路を降りなくても味わえる、自慢の浜松・静岡グルメがたくさんあります」
■意外と知らない「静岡おでん」
 まず向かったのが天神屋という上下線のどちらにもあるお店。こちらのウリは「静岡おでん」。出汁粉をたっぷりふりかけていただきます。さらに鈴木さんが推すのが…。

中日本エクシス 鈴木さん:
「こちらの『しぞ〜かおでんバーグ』というものがあります。暑いんですけどぜひ浜松サービスエリアに来たら、このおでんは食べていただきたい」
「しぞ〜かおでんバーグ」1本250円は、見た目おでんと言うよりもハンバーグ。休憩中のお客さんに試食してもらいました。

試食した客:
「おいしい!ハンバーグみたいな感じ」

別の客:
「鳥と豚のミンチみたいな?」

また別の客:
「肉じゃない味がする。おいしい」

 おいしいけど、ちょっと不思議な味と食感のようです。どんな材料を使っているのか伺うと…。
中日本エクシス 鈴木さん:
「静岡産の豚肉と、静岡産黒はんぺんが練り込んであるハンバーグになっています」

 豚肉と魚肉を使っていて、そのすり身が絡み合い、ハンバーグのようなつみれのような今までにない歯ざわりを生んでいました。牛すじが利いた出汁で煮込んでいるので、噛むごとに旨みが口に広がります。
■静岡だけどお茶じゃない「緑」
 静岡で「緑」のものといえば、お茶ですが…それだけではないんです。

中日本エクシス 鈴木さん:
クラウンメロンがおすすめです。静岡は温室メロンの収穫量が日本一なんです」

 実は温室メロンの収穫量が全国のおよそ4割を占め日本一!中でも「クラウンメロン」は、静岡の高級マスクメロンのブランドのひとつ。なんと、1本の木から1玉しか作らないという贅沢な生産方法をとります。

 その分、木の栄養素が丸ごと一つに詰まっているので、とても甘いそうです。高いものは1玉2万円するものもありますが、こちらでは約3500円。しかも…。

中日本エクシス 鈴木さん:
「下のクラウンメロンについては網目の模様が少し不揃いということで『訳あり品』という形でお手頃な価格で提供しています」

 正規品と比べると確かに網目や形がちょっといびつですが、味は変わりません。これだけで1000円ほど安く買えるのはお得です。そして、もう一つ!
■浜松市民には「常識」のおやつ
 浜松のお土産といえば、ご存じ「うなぎパイ」ですが、「うなぎパイ」にも負けない地元のお菓子があるんです。

中日本エクシス 鈴木さん:
「(こちらがおススメの『あげ潮』です!(Q.ラベルが地味に見えますが…)逆にオシャレなんじゃないかなと。うなぎパイもおいしいけど、あげ潮もそれに劣らずおいしいです」

 浜松の方に聞いてみると…。

地元客:
「知ってます。貰い物とかでもらったり」

別の地元客:
「(浜松では)常識だと思います」

 地元の人が「浜松の常識」とまで言い、愛してやまないのがこの「あげ潮」1袋675円。
 浜松の洋菓子店が70年前から発売しているクッキーで、生地にはオレンジやレーズンが入り、コーンフレークもまぶされています。初めてというお客さんに試食してもらいました。

試食した客:
「カラッと揚げたような感覚?サクサク感が。レーズンも残りますね、歯ごたえがあっていいですね」

別の客:
「おいしいです。木の実の味がする」

 見た目にはカタそうですが、食感は意外と軽やかで、サクサク・ザクザクと微妙に違う歯ごたえがクセになります。
■もはやアミューズメントパークなところも…
 続いては、伊勢湾岸自動車道にある、愛知県刈谷市の刈谷ハイウェイオアシスへ。去年のお盆シーズンはなんと25万人が訪れたそうです。
 大きなフードコートはもちろん、噴水のある水遊び場や遊園地もあって、子供たちにも大人気!高速道路を使わなくても入れるので、地元客も多く利用しています。

 また、疲れた体を癒す温泉まであって、パーキングエリアというよりもはやアミューズメントパークです。

 そんな中でも特に注目したいのが「おあしすファーム」。1000平方メートル以上ある広い売り場には、精肉にお米に卵まで!

 中でも野菜や果物は地元から採れたてのものが運ばれ、常時60種類ほど並びます。生産者の名前付きで販売され、安心、安全です。

男性客:
「浜名湖に旅行に行ってその帰り。ついでにお買い物しようかなと」

女性客:
「週1回子供と一緒に水遊びがてら(産直に)寄ります」
■見つけたらチェックを!「エンサイ」と「マゴチ」
 店長の加藤さんに、夏休み時期の一押しを聞きました。

おあしすファーム店長 加藤さん:
「今夏の野菜のおススメはエンサイ(空芯菜)。ほうれん草が暑さに弱くて代わりとしてエンサイ(空芯菜)が良く食卓に使われます」
 エンサイ、空芯菜とも呼ばれる葉物の野菜で1束100円です。

おあしすファーム店長 加藤さん:
「大量購入される方も見かけます。地元の中華料理屋さんです。昨日も20袋くらい一気に購入されていました」

 その大量に買っていった地元料理店に行ってみると、厨房の冷蔵庫には販売されていたエンサイがありました。エンサイを使った「青菜炒め」はこの店の人気メニュー。刻んだニンニクと塩、ごま油などと一緒に強火でさっと炒めたらできあがり。

 台湾料理 高雄の店主 平戸さん:
「本当にいきいきとキレイで新鮮です。茎が『空芯菜』と書くように、中が空洞なんです。よけいにシャキシャキ感があって歯ごたえがすごくいいです。この時期よく(注文が)出ます」
 再び、おあしすファームに戻って、鮮魚コーナーの「おさかな工房」へ。高速道路上にある利便性を生かし近海の南知多・西浦などの漁港から、新鮮な魚介類が集まります。
 タコに大アサリ、ワタリガニなどが旬を迎えていますが、特に夏休み時期のイチオシが…。
おさかな工房店長 夏目さん:
「夏の白身の代表格といわれているマゴチですね。運が良ければある魚ですが、もともと漁獲量が少ない魚なもんですから」

 伊勢湾や三河湾で揚がるマゴチ。平たい頭が特徴です。ただマゴチを獲る漁師さんが少ないため、旬ながらもレアな魚です。
 この店では、無料で刺身用の柵にさばいてくれますが、今回は特別に刺身にまでしてもらい、近くにいたお客さんに試食してもらいました。

試食した客:
「噛んだ分だけ味やうま味が出てくる」

別の客:
「歯ごたえすごい、うまい!刺身もモッチリしておいしい、初めて食べたけれども」

 淡白でほんのり甘く新鮮な身はコリコリとした弾力を楽しめます。刺身にすればフグにも匹敵するといわれているそうです。マゴチを見つけたら、迷うことなくチェックです!
東海テレビ放送
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最終更新:8/17(土) 10:00
東海テレビ

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