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DBS手術から一年 去年の今頃、そう確か5月24日。
僕は手術台の上で、頭蓋骨に穴を開けるドリルの音を聞いていた。
DBS手術という脳外科手術を受けたのは、
言うまでもなく今のパーキンソン病の症状が大幅に改善されることが
期待されたためだったが。
意に反して、結果は今のところまったく逆方向へ進んでいる。
予想していなかったわけではないが、実際そうなってみると
自分は『運』がなかったのかと、嘆きたくなってくる。
この先、いったいどれだけ苦しい時間を過ごさなければならないのか。
それだけが気がかりだ。
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