電子的工作室

電子工作が大好きです!高電圧、真空管なんかもやっています。自分へのメモとして…

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例のラジオ少年のキット、KIT-210を組み立ててみたので中学生向けのキットらしいですが、充分な組み立て説明書が無いので詳細にレポートしておきます。
中身は中国語の不親切な説明書なのですが、割とすんなり組めました。
キットは組み立てると決めたらバババッと組まないとおもしろくないからね。
だらだら時間をかけて組み立てるの嫌い。
このキットはもうトランジスタストレートラジオを卒業した方向けのほぼ無調整ラジオって感じでしたね。
今回は初心者向きの手順を詳細に解説した記事です。自力で組み立てたい人はここから下はみない方がいいです(爆

まぁ、いってみるとしますか。
銘板は好きな時につけてくださいねw
まず最初にSOP-16のICを取り付けちゃいましょう。
最初にしないと取り付けが苦しくなります。

イメージ 1

取り付けた画像
詳細にハンダつけの仕方もUPします。

イメージ 2

まずはこのようにパターンに予めハンダを盛っておきます。

イメージ 3

そしたらICを置いて、対角線をハンダつけして固定してからその他の足をハンダしてICは完了です。
隣とくっつかないように注意してください。
その次に抵抗、コンデンサと背の低い部品からハンダつけを進めていきま
す。
電解コンデンサとバリコンは極性や向きに注意です。
抵抗は小さいのでデジタルテスターで抵抗値を確認してからハンダつけする事をおすすめします。
基板に値が印刷されているので間違う事は無いと思います。
※3K3→3.3kΩです。

イメージ 4

このように富士山型にハンダがついたらOKです。丸いイモハンダではダメですよ。

イメージ 5

アンテナコイルはこのようになってますから、組み立てて基板に取り付けます。

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こうなります。フェライトバーがグラグラするときはエポキシ接着剤で固定してもOKです。

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コイルの線はこの穴から通します。

イメージ 10

そしてここへハンダつけ。

イメージ 7

バリコンには向きがあるので注意です。
画像の向きを参考に。

イメージ 8

コイルは2つありますが、左の短いほうが7T5、右の長い方が8T5に取り付けます。
ここで注意です!
7T5は部品面に取り付けてもいいですが、8T5はパターン面に取り付けてください。これを間違うと完成時のFMの調整が出来なくなります。
実際、筆者は8T5のコイルも部品面につけてしまい慌てて修正しました(^^;;

イメージ 13

LEDの向きも確認。
LEDは実際に基板を合わせてみて長さを決めましょう。

イメージ 11

ジャンパー線も忘れずに。ニッパーで切った脚などで構いません。

イメージ 26

基板が完成しました。
ちなみにLEDのカバーは付いていません。筆者の手持ちです。
ここまでハンダつけお疲れ様でした。
コーヒーでも飲みながら一服でもしますか。
ここで、みのむしクリップなどで仮配線して動作確認する事をお勧めします。
ちなみにアンプICは100均アンプでお馴染みのTDA2822でした。
AMラジオICはCD7642という三端子ラジオICです。初めてCD7642は見ました。

イメージ 27

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イメージ 12

スピーカーはエポキシ接着剤などで接着。

イメージ 29

バリコンにはこのつまみを使います。

イメージ 30

こちらはボリューム用です。

イメージ 31

このネジを使います。
ネジは短いほうがボリューム、長い方がバリコンです。

イメージ 32

ここまで画像で確認してください。
バリコンには指針を共締めします。

イメージ 33

ロッドアンテナ。

イメージ 34

ラグ端子をこのように加工し、いちばん短いネジを使って締めます。

イメージ 35

こんなふうにラグ端子→ロッドアンテナの順に重ね、締めてやります。

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電池の端子を取り付けましょうか。

イメージ 14

長い方をこちらへ取り付けます。固いですが、最後まで押し込んでください。

イメージ 15

小さい方を位置が間違わないようにして取り付けてください。

イメージ 16

そしたら、最後に配線をして完成です。白い線は電源のマイナス以外に使います。

イメージ 19

最初にスピーカーの線をつけましょう。ここは最初の方が無難です。
そしたら基板をケースの上に載せます。

イメージ 17

イメージ 18

次にロッドアンテナのラグ端子から基板上のANTにハンダつけしてください。

イメージ 20

スピーカーの線はここです。スピーカーには+、−の区別がありましたが、今回はモノラルですので無視してもらって構わないです。

イメージ 21

電池ボックスの+から(バネが無い方)基板上のここへ。

イメージ 22

電池ボックスの−から(バネがある方)基板上のこちらへ。

コレでようやくすべての配線が終わりました。
ここで、FMの調整をしてしまいます。調整と言ってもそんなに難しいものでは無いので気楽に。
そのままだと指針の周波数と実際の周波数が合いません。
まず、みのむしクリップで乾電池から電源を仮配線してつけます。
調整方法は、基準となる放送局の周波数に8T5のコイルを伸ばして指針と実際の周波数を合わせます。
筆者の地域は山形で80.4MHzなので、80MHZ付近に指針を合わせればよいです。
AMは調整をする箇所がありません。

イメージ 25

筆者の場合はこのようになりました。

お疲れ様でした。あとはネジを締めて完成です。
ラストスパート行きましょう!

イメージ 23

あとはこのネジが残りました。

イメージ 24

ネジの短いほうは画像の青まるに、長いほうは赤まるに締めましょう。ここも間違わない方がいいです。

イメージ 37

どうですか?完成しました!

電池をいれてボリュームをあげてみます。
上手く同調させると放送が聞こえて来ます。自分で組み立てたラジオで聴くのはやっぱりなんとも言えない達成感と満足感などで良い気分ですね^_^

放送も筆者は送信所から30kmくらい離れているのですが、AM、FMともに良好です。特に問題ありません。
ただ、AMの選択度、分離は決して良くは無いですかね。まずまずといったところでしょうか。三端子ラジオICなので仕方ないですね。CD7642は初めて使いましたが悪く無いと思います。
FMは受信範囲が広いために選局がややクリチカルですが、大丈夫な範囲です。
久しぶりに良いキットに出会えました。これ、オススメです。
頒布くださったラジオ少年さんありがとうございました。

興味のある方はどうぞ
http://www.radioboy.org/

閉じる コメント(5)

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はじめまして。
Saitama Radioholic Intl.です。
コメントを拝見してやってまいりました。記事も力作ですね。
今後ともよろしくおねがいいたします。取り急ぎ、ご挨拶まで。

2014/4/4(金) 午後 11:16 [ Saitama Radioholic Intl. ]

コメント&訪問ありがとうございます
ラジオ関係の記事はそんなに多くは無いですが、こちらこそ今後ともよろしくお願いします

2014/4/5(土) 午前 1:08 [ とっしー ]

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はじめまして

KIT-210お見事ですね。
私より上手いですね。

では、また。

2014/4/13(日) 午前 7:43 [ takinx ]

ありがとうございます。
お互い頑張りましょう!

2014/4/13(日) 午後 11:20 [ とっしー ]

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はじめまして m(_ _)m。

KIT-210で検索して拝見しています。
詳細極まりない画像とご説明、たいへん参考になります ― いえ、まだ組立てていないので、「なりそうです」;;。
ラジオ少年さんの商品ページが閲覧できない時期だったので、ヤフオク! を探すと、「CF210SP」の形で送料込み1,300円ほどで入手しました。

ところで、
> 8T5はパターン面に取り付けてください。これを間違うと完成時のFMの調整が出来なくなります。
の点なのですが、アップされている最初の基板完成写真では8T5もパーツ面に見えますが、これは間違い、ということですね?(すみません、些事で;;)

別の製作記事をアップされている方は、部品面に実装したままコイルを伸ばして調整されているようなのを見ました…。
ただ、解説書にも「悍接在電路板的覆銅面」とあるので、パターン面実装が本来なのでしょうね。

オーディオは、アンプキットを組んだりCDプレーヤーの部品交換をしまくったり、という経験はあるのですが、高周波・ラジオ系は基本知識からして一切ありませんので、貴記事はありがたく存じます。

2016/2/27(土) 午後 5:56 [ へうたむ ]


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