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11月20日〜21日。。北海道大演習場の戦車射場。。 ・・・第2戦車連隊(上富良野)・第5戦車隊(鹿追)・第71戦車連隊(北千歳) 第72戦車連隊(北恵庭)・第73戦車連隊(南恵庭)・第1戦車群(北恵庭) の北海道内の各戦車部隊から90戦車装備の戦車小隊・・・ 32個小隊による小隊対抗の戦車射撃競技会を見に行ってきた。。 小隊4両が50m間隔で展開して前進しながら・・・逐次現出する目標を射ってゆく。 最初は・・・戦車砲の演習弾による行進射・・・連装銃の行進射・・・対戦車榴弾による 停止直後の射撃・・・横行移動目標に対する射撃。。射距離は1500m〜2500m 標的は最も大きいので180cm×220cmから小さいのでは120cm×120cm。。 戦車部隊にとって戦車射撃は表のおもての表芸。。年度はじめから計画的かつ段階的に訓練する。 この競技会で各部隊の戦車射撃の訓練練度が評価される。。部隊の名誉を担って各部隊は必死になる。 競技会前2〜3ヶ月前から・・・各部隊は「山ごもり」になり射撃訓練漬かりとなる。。 ありとあらゆる状況を想定して・・砲搭砲・機関銃・射撃統制装置・通信機〜車両整備を徹底し・・ 操砲訓練〜射撃予習〜射撃シミュレーター訓練〜縮射射撃(砲弾の代わりに機関銃弾単発を使っての訓練) 〜実弾射撃などに涙ぐましい程の努力をする。。 競技会場入り口 待機位置にある戦車小隊・・ここで弾薬を搭載しいつでも射撃線に出られる準備をする。 無線のチェックや・・砲搭砲、射統装置、潜望鏡、連装銃のチェックなど結構やること は多く・・心臓もドキドキしている時期。。後方の黄色や緑のヘルメットは安全係りなどの 勤務員。。(戦車の緑旗は弾薬は装填していない、安全ですという印。。) スタートライン(業界用語では状況開始線という)に進入した戦車小隊 ・・・赤旗は弾薬装填・・射撃中のしるし。。 展開射撃中の戦車小隊・・・同時にあちこちから現出する射撃目標を迅速に各車に割り当てて・・ 射撃任務を達成するための・・・小隊長の射撃指揮は大切。。 右は・・・同僚の射撃を心配そうに応援する隊員たち。。 1個戦車小隊が射撃に要する時間は約5分で・・・数十発の射撃。。 射撃目標が現れて10秒以内に撃破する・・・そうでないと実戦だと射ち返しがくる。。 あっという間に勝負をつけるのが戦車戦闘だ。 各小隊の成績は・・・すぐに数字で出る。 撃破したかどうか・・それに要した時間と弾数などで評価される。。 間違えて変なところ(目標設置地域以外など)に弾を撃ち込むと・・・「失格」となる。 73連隊の1小隊は1097点の得点だが・・・2連隊・6中隊の小隊は失格で0点。。 悲喜こもごも。。 毎年、この競技会が終わると・・・何人かの中隊長や小隊長の青々とした坊主頭を見ることになる。 さて・・・第2戦車連隊第6中隊は・・・?
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こんな競技があるのですね。興味深いです。坊主頭って言うことは、負けたら坊主のアレですか?ところで射距離は2500mというのは一般的なのでしょうか?(一般的とは変な言い方ですが・・・。)
2007/11/23(金) 午前 8:47
同期に2TKで小隊長やってるヤツがいたハズ。
年賀状が楽しみです。
2007/11/23(金) 午前 11:39
みやちゃん>射距離2500は一般的かと聞かれたら。。そうとも、そーでないとも。。弾種や目標の種類によっても・・精度・・も違う。徹甲弾のように初速が速い弾は精度が良いし対戦車榴弾だと初速が遅い分、精度は悪いが観測修正がやりやすい。
2007/11/25(日) 午後 3:32
yangさん>2TKは4,5,6中隊から各2個戦車小隊が参加していました。結果が良ければ・・・年賀状で大威張りでしょうよ。。
2007/11/25(日) 午後 3:35
徹甲弾と対戦車榴弾。どちらも敵戦車を撃破するために使うと考えられますが、どう使い分けるのでしょうか?
2007/11/26(月) 午前 7:31
離脱装弾頭付高速徹甲弾(APDS/FS)は運動エネルギーで装甲板を貫く弾です。弾速が早いので命中精度は良いけど距離があれば運動エネルギーは低下し、装甲が厚ければ貫徹しません。一方、対戦車榴弾(HEAT)は化学エネルギー(火薬のビームを一点集中させて装甲板を溶かす)を使いますが戦車だけでなく装甲車や対戦車阿火器や掩蓋機関銃などの軟目標の射撃にも用います。いわば多用途の弾種です。
1500m前後の戦車に対してだったら・・やはり初弾で当たる徹甲弾を使うでしょう・・私は。。
2007/11/26(月) 午後 3:07
なるほど。大変分かりやすいご説明有難う御座いました。長年の疑問がひとつ氷解しました。榴弾といっても、特科の榴弾とは違うのですね。
2007/11/27(火) 午前 6:42
特科の榴弾は炸薬で弾体を破裂させて、その破片での殺傷効果を狙いますが、対戦車榴弾は火薬の噴流によるモンロー効果(ホプキンソン効果)で装甲板を溶かして装甲を抜いたり、火薬の力で破壊したりします。
2007/11/27(火) 午前 10:43
2TKも数年以内に1〜3中隊廃止の上隊編成へ縮小とか
時代の流れを感じます。
74式が道内から消えるわけですよね。
寂しいですね。
それと同時に1戦群も廃止になりますからね。
1戦群の90を2TKと11TKに配分するとか
2009/6/18(木) 午後 10:20 [ NETPLAZA ]
74式は北海道では殆んどなくなりましたネ。
新戦車はどこに配置するのでしょうか?仕様からすれば内地向きですあが・・。
2009/6/19(金) 午前 11:13