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心からくだらないと思っていた宴が終わるとホテルへ戻った。
ラッフルズの扉を開けると、人けのないロビーには程よい明かりが
灯され、少し不機嫌な気持ちを落ち着かせる事が出来た。
合わない酒を飲みすぎた。。
このまま部屋へ戻れば確実に気分が悪くなるかと思い
皮膚の切れそうな冷たい空気にもう一度あたろうと
天安門広場まで歩く事にした。
寒い。。ではない。
冷たい。。
痛い。。。
筈であるが、そんな事も特に感じないくらいに
無心に歩みを進め、広大な広場の巨大な門の前に到着した。
不意に目にした時計で、間もなく日付が変わる事に
気づいたが、この冷気のおかげで自分が冷静になれる様な気がして
その場所にしばらく佇んだ。
感じなかった冷気をまともに「冷たい」「痛い」と感じはじめたとき
天安門の亡霊の生ける肖像を見上げ、ホテルへ戻る事にした。
今になって思う。。。
その後の自分の入院は、この時の事が原因では無かったのかと。。。
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