NEW YORKの残像

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間もなく

あの悲劇の日から

6年の歳月が

流れる事になる。



まるで

挑発するかの様に流れる

Usama bin ladenの

Bush大統領への

メッセージ。




いつになれば

終わるのだろうか・・・。




2001年09月11日 

午前8:45分



BOSTONを離陸した

AA011便は

WTCの北棟へ激突。



続いて

同じくBOSTONを飛び立った

UA175便が

午前9:03分

南棟へ激突。




DST(夏時間)を勘案すると

日本時間では

同日の午後10:45分ごろに

最初の激突があった事になるが

私がこの事に気が付いたのは

翌日の朝の事だった。




どのテレビを見ても

あの衝撃的な映像が流れていて

最初は何かの

映画なのかと

勘違いをしたが

それが尋常な事態ではない事に

気が付くまで

それほど時間は

掛からなかった・・・。




良く覚えているのが

この日

自分は会社を

休んでいた事・・・。




慌てて

Mの携帯電話へ

電話をした。





Z「NEW YORKの件、知ってるよな?」


M「は? 何?」


Z「テレビ見ろよ。テレビ。 誰も朝、テレビ見てへんのかいな。」


M「え!どないしたんよ。」


Z「ええからテレビ。」



その後、Mは絶句し

携帯電話の電話口の周辺から

他の皆がどよめいて

いる雰囲気が

こちらにも伝わってきた。




Z「今、誰か行ってへんか?」


M「行ってるよ。Hさんが行ってるよ。」


Z「今日は何処に居る?」


M「うわ!ボストンや・・・。」


M「しかもお前、ニューヨークに移動する日やんけ。」


M「ちょっと待て、これアカンわ。ちょっと一回電話切るぞ。」


この日

役員と米国の物流視察団の

約35名を連れていた

Hさんからは

何の連絡も無かった。



いや

出来なかったのだろうと思う。




AAもUAも大陸横断便のLAXへの

航空機であるとの報道で

彼が搭乗する予定で

あったLGA(ラガーディア)への便では

無い事はわかった。




その日の夜

Mから電話があった・・・。




M「やっと連絡がついたわ。とりあえず皆は無事やわ。」


Z「お〜。良かったなぁ。」


Z「ほんで、どうするって?」


M「ボストンから出られへんよ。しばらく待機やわ。」


M「とにかく本社からは一刻も早く帰国させろって。」


Z「そうやな、でもボストンにおったら直行便が無いから無理やろ。」


M「今、全米の空港がクローズしてるから、無理やな。」


M「いつ再開なるかもわからへんしな。」




数日間

BOSTONで足止めをしていた彼らは

陸路でNEW YORKへ行き

一番最初に搭乗できる

JL005便で

東京へと戻って来る。




1990年

アメリカが最初のイラクへの

攻撃を行った時

CNNのLIVE映像を

アルバイト先で見ていた時

軽く寒気を覚えた。




日本だって

攻撃されるんじゃないかと・・・。





この時の映像は

それ以上の寒気を感じたし

今もテレビで流れっぱなしに

なっていた

あの時の放送を

ビデオで見返してみると

同じ様な境遇になる。





おそらく自分がその場所に

そのビルに登った事がなければ

これほど衝撃を

覚えなかったかも知れない。




ただリアルに思い浮かぶ

その場所に

航空機が

激突している現実を



そこで夜景を見ながら

食べた夕食を

サーブしてくれた人達の

笑顔が思い出される

その場所が

崩れ落ちる光景が

どうしても

頭から離れなかった・・・。




2002年9月11日


September eleventh 

からちょうど1年が経過した日



NEW YORKのGROUND ZERO(爆心地)

では多くの悲しみを抱えた人達が

その式典に参列をしていた。



Bush大統領の言葉など

大切な人を失った人達の耳には

入らなかった筈だと思う。



その映像を

テレビでボーっと見ていた・・・。




中国の西の端から

戻った自分には

中途半端に余った

トラベラーズチェック

USD

そして、これまた中途半端な

通帳の残高



そして残りわずかな

モラトリアムな

時間があった。




「出来るだけ全部使おう。」




単純にそう思った・・・。




次の仕事も決めてしまった。




だから行く事にする。




レッドツェペリンの

「STAIRWAY TO HEAVEN」を

聞きながら

JL006便に乗る事にした・・・。


(YOU TUBE)

STAIRWAY TO HEAVEN(オリジナル音源/静止画像)

http://jp.youtube.com/watch?v=lKg4g9zMeHI


STAIRWAY TO HEAVEN (LIVE画像音源)

http://jp.youtube.com/watch?v=aKKGYMg6ez0




http://www.bali-hati.com

STRANGER’S CITY

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この街が

好きなのは

漲るエネルギーを

感じられるから。



そして自分が

日本人であることも

忘れられるから。




道行く人は

誰も好奇な目で

私を見ない。



人種の坩堝。

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今回のNEWYORKへの渡航で

唯一目的が

あるとすれば




季節外れの

閑散とした遊園地と

ビーチのある

CONEY ISLANDへ行くこと。




静かなビーチから

大西洋を眺める事。




これだけである。




人のいない

夕暮れ時に行くと

決めている。





夕方まで時間があるので

ホテルでの

朝食が終わると

セントラルパークまで

歩いて見る。




ジョギングする人

犬の散歩をする人

そして恋人達の

平和な時間が流れる。




2年後の

11SEPの事など

誰も予想がつかない

平和な空間・・・。




 
ストロベリーフィールズから

ダコタハウスへ向かい

ヨーコ/オノとジョン/レノンの暮らした

高級アパートメント

そしてジョンが暗殺された場所で

彼の冥福を

祈った。





UPPER WESTから

WALL STREETそして2

年後に「GROUND ZERO」(爆心地)と呼ばれる

LOWER MANHATTANへ。



WTCは日本人のデザインらしい事を

あとから知るが

1年前

私はこのビルの最上階に

近いレストランで

食事をしている。




あの時の

笑顔が素敵な

従業員は

この時にも

働いていた筈である。




この時はWTCには

登っていない。




この2年後に

私はもう一度

この街にやって来る。



跡形の無いビルの跡地に

「アメリカに神のご加護を・・・。」




の文字が並ぶ廃墟の跡に・・・。




SUBWAYを乗り継ぎ

CONEY ISLANDへ

向かう事にした。





時間的にもちょうど良く

1時間ほど乗車して

終点の「CONEY ISLAND」へ

到着する。





駅を降り

人気の無いボードウオークを歩くと

そこは想像通りの

郷愁を誘う場所・・・。





海辺の観覧車は

人も乗せずに

ゆっくりと回っている。




夕暮れ時の

大西洋に向かって

腰を下ろすと

初老の男性も

腰を下ろして

海を見ていた。




目が合うと

軽く頭を下げて

彼を見た。




老人は丁寧に

帽子を取って

笑顔で挨拶を

してくれた。




目の前に広がる海は

この先のヨーロッパへ

つながっている。



敬愛する

U2の故郷アイルランドへも

つながっている。




そんなくだらない事を

考えながら1時間ほど

海を見ていた。




スターズ&ストライプスの旗のもと

この世界一の超大国は

泥沼のイラク戦争へと

突入して行く。




この時の私と老人が

夢にも思わない事実が

もうまもなく訪れる。




この幸せな時間を

奪うものが

この世に存在する事など

この時

知る余地も無かった・・・。

                       

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ホテルで朝食を済ませ

街に出ると

やっとワクワクした気分に

なって来た。




ミュージカルなどには興味が無く

オペラ座の怪人」も

「コーラスライン」も

「キャッツ」も

関係なく

ブロードウエイを

通り過ぎる。




笑顔の日本人が

必死で安いチケットを

探しているが

何の宛ても無く

街を歩くが

これがまた

非常に楽しい。




地図も持たずに

わざと迷子に

なるのである。




北京の胡同

SEOULのコルモッキル

BANGKOKのCHINATOWN



どれも最高です。




何気なく歩いていると

エンパイアステートビルに

たどり着き登って

見る事にした。




キングコングが抱きついた

ビルであるが

100年以上の歴史は

その風格で他のビルを

圧倒している。



DELIで昼食を済ませると

あてもなく

SUBWAYに乗車し

ここでは

ヒューマンウオッチング

を楽しむ。




馬鹿でかいラジカセを

背中に担いだ

黒人男性や

スマートな服装のNEWYORKER

びっくりするくらいの

美人のスーツ姿など



何時間乗っても

飽きる事がなく

最後にはなにやら

大阪弁まで聞こえてくる。




NEWYORKに来たら

「地球の○き方」など持たずに

SUBWAYでの

ヒューマンウオッチングを

是非お勧めする。




前のジュリアーニ市長の時代から

悪名高かった

SUBWAYは

比較的健全な

公共交通機関になっていて

利用時間や列

車を待つ位置さえ

ちゃんとしていれば

それほど危険を

感じる事もないだろう。



うつろな目をした

人間がごまんと

乗車している

東京の地下鉄の方が

よっぽど

危ないのではないか・・・。



そんな気さえしてくる。




地下鉄を降り

路上へ駆け出すと

テナーサックスで

黒人男性が

「GEORGIA ON MY MIND」を

哀愁を帯びた音色で

プレイしていた。




拍手を送り

「SHADOW OF YOUR SMILE」を

リクエストする。




彼は「OK!」とうなづき

再びプレイを始めると



サックスの音色は

心に染み込み

この曲が一段と

好きになった・・・。

                           
 

3時間ほど

寝ただろうか・・・。




空腹で
目が覚めた。



高層ホテルの

窓から外を見ると

美しい夜景が

広がっている。



夕食を食べる為に

外に出る事にした。



フロントを出るとすぐに

長い足と胸元を

強調した

すぐに韓国系アメリカ人と

わかる女性が



「今、時間はありますか?」

と話かけて来た。



「私、今晩ヒマでしょうがないの」

と・・・。



美人ではあったが

相手にする気力も無く

「ごめん・・・。」

と彼女の横を過ぎ去った・・・。



少し歩いて

中華料理の店に入ると

店員に「中国人?」と聞かれる



「いいえ日本人です。」

と答えると

「Cool」と言われた。



何が「Cool」なのか

全く判らない。



CANTON CUISINEの

その店の客は多国籍で


1人の私は

黒人の男性と相席にされ

料理を食べている間

ずっと色々な質問をされた。




「どこから来たのか?」


「東京」


「歳はいくつだ?」


「29」


「1人か?」


「そうだ。」


「彼女はいないのか?」


「いない」



どうも落ち着いて

食べれない。




料理の味は

日本で食べる中華よりも

美味で嬉しいのだが

この質問男が

邪魔だった。




「今日はどこに宿泊している?」


「ニューヨークヒルトン」


「部屋番号は?」


「・・・・。」


この時

ハッとして

彼の顔を見た。



あきらかに

熱いまなざしを送っている。(しかもウインクしている。)




「男性に興味は無い。部屋番号も教える必要は無い。」



彼は泣きそうな

顔をしていた。



席を立ち

後ろを警戒しながら

走ってホテルへ戻った。



また同じ女に

声を掛けられる。



「私は女性に興味は無い」

と答えると



彼女は「このホモ野郎」

と罵声を浴びせて来た。



どうも頂けない・・・。



まだマンハッタンを

歩きたい気分だったが

どうも日和が

良く無さそうだと判断し



そのまま

眠ることにした・・・。

                     

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