わたしのメキシコ日記

バハ・カリフォルニア州ティファナ在住の私たち家族の出来事

メキシコの観光地

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Estrellas del Bicentenario

今年2010年はメキシコの独立200周年および革命100周年にあたります。
ですから今年の独立記念日や革命記念日はさぞかし盛大に祝われることと思いますが、
それに先立ち、テレビサ(メキシコの大手テレビネットワーク)は
Estrellas del Bicentenario(200周年の星たち)というキャンペーンを展開しています。
具体的にはメキシコ各州の美しい場所を紹介するプロモーションフィルムを作成して、
番組の合間にそれを流しています。
現在までチワワ州、タマウリパス州、シナロア州のプロモーションフィルムが放送されました。
チワワ州もシナロア州も自分が住んでいたことがあるし、
その州で取り上げられた場所というのが、これまた私が住んでいたところのすぐ近くだったので
とても懐かしい気がして、またすごくうれしくなりました。
今まで紹介された場所は、
どちらかというとメキシコ国内でも無名の場所で、いわゆる観光地ではありません。
それでもその息を呑むような自然美に圧倒されてしまいました。
改めて、メキシコは美しい国だと感嘆せずにはいられません。

YouTubeにアップされていた映像のリンクを貼り付けておきますので、
興味のある方はぜひご覧ください。





これから、残りの州のプロモーションフィルムも放送されることと思います。
どんな美しいメキシコを見せてくれるのか本当に楽しみです。

ネバド・デ・トルーカ

イメージ 1

蝶の聖地を後にして、もうひとつの目的地であるネバド・デ・トルーカに向かいました。
Nevado de Toluca(ネバド・デ・トルーカ)、
またの名をXinantécatl(シナンテカトル)というこの火山の標高は4690メートル。
メキシコで4番目の高さを誇ります。
山頂付近の火口湖まで車で登ることができるため、
高山であるにもかかわらず、気軽に山頂を目指すことのできる山と言えるでしょう。
今回、私たちは最初から山頂まで行くつもりはありませんでしたが、
火口湖までは行ってみるつもりでした。

いつもはトルーカから遠くに見える山がすごく近くに見えます。
http://www.geocities.jp/toshikomdev/nevadogo.JPG

私たちが登り始めたのは夕方5時を過ぎていたので、降りてくる車とたくさんすれ違いました。
そのほとんどの車が、ボンネットの上に雪だるまを乗せています。
メキシコで雪が降る場所はほとんどないので、
ネバドに来たら大人も子供も雪だるまを作るのがお決まりのようです。
山頂付近まで行かなくても、雪がある場所には車が止まっていて、そこで遊ぶ人がたくさんいました。
私たちはとにかく車でいけるところまで行こうと思っていたので先に進みます。
もう少しで火口湖だろうと思われる場所まで行ったのですが、その先は通行止めになっていました。
道の状態が悪く、車で行くことができなくなっている場所があるということでした。
そこで私たちも車を止めて外に出てみたのですが、とにかく寒い!!!


風も強いし、空気が冷たいのなんのって。。。
考えてみればここは標高4000メートルくらいの地点と思われます。
雪も解けずに残っているのですから、寒いのも当たり前。
あまり長居をすると風邪を引きそうなので、急いで写真を撮って車の中に戻りました。



短い時間だったけど雪を見ることができたし、眺めが良かったのでお義母さんも喜んでくれました。


帰り道、一台の車が動かなくなっているのを発見。その車、娘の同級生とその家族が乗っていました。
バッテリーにがあがってしまったようなので、
うちの車からケーブルで電気を送ってみたのですが、やっぱりエンジンがかかりません。
同級生のお父さん曰く、時々エンジンがかからなくなるけど、
しばらくしたらかかるようになるので心配ないということでした。
でも、もうあたりは暗くなっているし、明日も学校があるので、
子供たちだけ私たちの車に同乗して家に戻ることになりました。
途中、トルーカ市内に入ったとき渋滞に巻き込まれましたが、1時間ほどで家に帰ってきました。

モナルカ蝶の聖地

イメージ 1

タマレス作りの次の日は再び観光へ。
まず、トルーカから車で1時間ほどの場所にあるバジェ・デ・ブラボへ行くことにしました。
そこは湖があって、トルーカより気温も温暖で保養地のようになっているそうです。
バジェ・デ・ブラボに行くと友達に言ったところ、
「とっても綺麗な場所よ。きっと気に入ると思うわ。」と言われたので、
さぞかし美しい所なんだろうと期待して出かけたのですが、
なんのことはない小さな湖があるだけで、感動するほどのものではありませんでした。
それでも、湖の周りには立派なお屋敷ばかりが並んでおり、町並みは美しく見えました。
http://www.geocities.jp/toshikomdev/Bravo.JPG
ここにはメキシコシティあたりのお金持ちの別荘が多いそうです。
週末は人も多くてお店もたくさん開いており賑やかなんだそうですが、
私たちは週中に出向いたので、すごくひっそりと寂れたような印象を受けました。
船で湖を一周するツアーがあると言われたのですが、
義母が船はいやだというので何もせずにバジェ・デ・ブラボを後にしました。

次はネバド・デ・トルーカに向けて車を走らせました。
途中でモナルカ蝶が集まる場所があるらしいと聞いていたので、
どこだろうと思いながら道を進んでいくと、突然、蝶がたくさん舞っている場所に出ました。
どうやら蝶の聖地に近いところに来たようです。
このあたりは制限速度も毎時10キロ程度に決められており、車も蝶を眺めながらノロノロ運転。
どこかに車を止める場所はないかなと思いながら走っていくと、
小さな広場になっているところに出ました。
ここから蝶の聖地に行くツアーが出ているみたいです。
蝶の聖地には個人で勝手に入ることができなくて、ここのガイドが一緒でなければいけないそうです。
5分くらいで着く蝶の水のみ場へのツアーはガイド料100ペソ。
45分くらい山を登り蝶が木にびっしりぶら下がっている場所へ行くのは200ペソ。
せっかくだから山に登っていこうということになり、ガイドについて山道を登り始めました。
私たちの後ろから馬を連れた数人の女の人がついて来るので、何だろうといぶかしがっていると
しきりに馬に乗っていくように勧めはじめました。
「山道は大変ですよ。お母さんには歩いていくのは無理ですよ。」とか話しかけてきます。
馬に乗りたいか義母に聞いたら、「怖いからいい。」という答えだったのでそのまま歩き続けました。
ところがそうやって5分ほど歩いたところ、女の人たちに言われたとおり、
お義母さんが「もう歩けない。」と言い出しました。
それで馬を2頭借りて、お義母さんと娘が乗っていくことにしました。
最初おっかなびっくりという感じで馬に乗っていた義母ですが、
だんだん慣れてきて「写真撮ってね!」と言ってくるまでになりました。
パパと私は歩きながら馬の後に続きました。
http://www.geocities.jp/toshikomdev/monarca4.JPG


結構急な坂道もあり、パパも私も汗びっしょりになりながら登っていきました。
30分くらい登ったところから、蝶の姿を多く目にするようになりました。
そこからは、先に行けば行くほど蝶の数が多くなりました。
http://www.geocities.jp/toshikomdev/monarca1.JPG

ヒラヒラ舞踊るように飛ぶ蝶。道にもたくさんの蝶が落ちています。
もう少し登ったところで馬から下りるように言われました。
ここから先は馬を止めておく場所がないので、この後は徒歩で進みます。
2,3分登った所から先は通行止めになっていました。
この先はまさに蝶の聖地になっていて、保護地区のため立ち入り禁止なんだそうです。
私たちの周りは舞い飛ぶ蝶だらけ。
通行止めの柵の先にある木々には、ぶら下がるようにまとわりつく無数の蝶の姿が。

http://www.geocities.jp/toshikomdev/monarca2.JPG
枯葉に覆われたように茶色くみえる木々ですが、
それはすべて、遠くカナダからやってきたモナルカ蝶なのです。
木から一斉に蝶が飛び立つときには、サワサワサワという羽音が一面に広がり幻想的な雰囲気に。
本当に感動的な眺めでした。
一生懸命山道を登る価値のある眺めでした。



しばらくそこに立って、舞い飛ぶ蝶の姿を呆然と見とれていました。
10分くらいはそこにいたでしょうか。
後ろ髪引かれる思いで蝶の聖地を後にしました。
登ってきた道を引き返し、車を止めてある場所に戻ってきました。
ツアーに出発したときはここにもたくさんの蝶が飛んでいたのに、
帰ってきたときには一匹も見かけませんでした。
ガイドさん曰く、私たちがここに来たときは、
ちょうど蝶が水飲み場から帰ってくる時間で、一番多くの蝶が見れる時間だったとか。
また、山に登っている間も実にたくさんの蝶に出会ったのですが、
必ずしもこんなたくさんの蝶を見ることができるとは限らないので、
私たちは本当にラッキーだったと言われました。

蝶の聖地はミチョアカン州にあるのがとても有名で、
そこは2時間以上歩かないと聖地に着かないと聞いていました。
なので私がモナルカ蝶の聖地を目にすることは、おそらくないだろうと思っていました。
それが自分たちの住む場所からそれほど遠くない所で、
感動的な眺めを見ることができて、本当に本当にうれしかったです。
パパのお母さんが遊びに来なければ、行くことがなかっただろうなぁ。
お義母さん、どうもありがとう。

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ウィークディはメキシコシティの交通渋滞が本当にひどいと聞いていたので、
できればグアダルーペ寺院を訪れるのは土曜日か日曜日にしようと思っていました。
それでテオティワカンの帰りに行く予定にしていたのですが、
テオティワカンの観光に時間をとりすぎてしまい、その日は訪れることができませんでした。
今回義母たちとグアダルーペ寺院へ行くのはあきらめたほうがいいかな、と思い始めていたのですが、
「メキシコシティの近くまで来て、聖母様を訪ねないなんて罪よ。」という義妹の一言で
月曜日の朝、グアダルーペ寺院へ行くことに決定。
メキシコシティ内の渋滞が始まる前に着きたいと思ったので、なるべく早く家を出ることに。
朝ごはんを家でゆっくり食べていたら遅くなるので、
サンドイッチを作って持って行き、現地で食べることにしました。
人数が多いので支度に時間がかかり、早く出たつもりでも朝6時半を過ぎていました。
義母は
「聖母様、今からあなたに会いに行きますので、道中お守りください。
 どうか渋滞に巻き込まれませんように。」とお祈りしていました。
トルーカとメキシコシティを結ぶ有料道路でメキシコシティに向かいます。
途中、レフォルマ通りに入るところで少し道が混んでいましたが、
それ以外は大変スムーズに車が流れ、渋滞に巻き込まれることはありませんでした。
お義母さんのお祈りが効いたのかな。

駐車場へ車を止めて、寺院の中に入りました。
真っ先に『グアダルーペの聖母像』を見ることのできる場所へ向かいました。
まだ時間が早いこともあり、見学の人もあまりいませんでした。
聖母像を見た後、ちょうどミサが始まったので出席していくことに。
義母とうちの娘、姪っ子の3人はミサが始まっってすぐに懺悔をして、聖体拝領までしていました。

ミサの後、義母が話してくれたのですが、
うちのパパが8歳くらいのとき、風が強い日にトゥナの実(サボテンの実)を採っていて、
その針が片方の目に入ってしまったことがあったそうです。
その針が近くの病院に行っても取れなくて、別の大きな病院で診察してもらったところ、
針を取るのが難しいので、このまま目が化膿して片目を取り除くことになりそうだと言われました。
それを聞いた義母は、グアダルーペの聖母に毎日お祈りしました。
「聖母様、どうか息子の目を治してください。
 治していただいたら、いつか必ず息子と一緒にあなたのところにお礼にうかがいます。」
その後しばらくして、目の中の針が取れてパパの目は完治したそうです。
今回、義母はうちのパパと一緒にグアダルーペ寺院に来ることができて、
そのときの約束を三十数年ぶりに果たすことができたと言って喜んでいました。
うちのパパも義妹も、こうやって家族でグアダルーペ寺院を訪れる日が来るとは思ってなかったようで、
とても感慨深げでした。
メキシコ人のグアダルーペ聖母に対する信仰は、本当に大きなものがあるのだなぁと感じました。

持って行ったサンドイッチを食べて、少しお土産を買って、
最後にもう一度聖母像を見学してからトルーカに帰ってきました。
あとはメテペックの民芸品街をぶらっと歩いて、家に戻りました。
義妹家族はこの日の夜のバスでグアダラハラに帰るので、家に帰ってから荷造り開始。
いろんなおみやげ物を買い込んだので、来たときよりも荷物がかなり増えていました。
荷造りしながら軽く夕飯を食べ、9時過ぎにパパと私でバスターミナルまで送っていきました。
義妹たち、「とっても楽しかったよ。」と言ってくれました。
姪っ子と甥っ子は「明日学校に行って友達に話すことが一杯あるな〜。」と笑ってました。
楽しい思い出を持って帰ってもらえて、本当に良かった。

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二日目はテオティワカンのピラミッドに行くことになりました。
小学校4年生の甥っ子(義妹の息子)は歴史が大好きで、
今回メキシコ州にある我が家に遊びにくると決まったとき
「ぜったいピラミッドを見に行くんだ!」とはりきっていたんだそうです。

朝食をとったあと、ピラミッドに向けて出発!
うちの車は定員5名のホンダCR-Vですが、
運転席と助手席に各1名、後部座席に4名、荷物スペースに子供2名と総勢8名を詰め込んで
テオティワカンを目指しました。(メキシコだから許される!)
道順は前もって日本人友達に聞いておいたので、
今回は道を間違えることもなく、2時間半ほどでテオティワカンに到着しました。
太陽のピラミッドの近くにある駐車場に車を止めて、遺跡の中に入りました。
まず月のピラミッドまで皆で歩いて行ったのですが、
義妹家族はその途中にいる物売りたちのところで何度も立ち止まって、色々買い物していました。
アルパみたいな音のする楽器とか、古代の人を模った笛とか、
黒曜石でできた斧の飾りとか、黒曜石の鏃がついた弓矢とか、
ジャガーの声を模した笛とか・・・・・。
月のピラミッドには登らず、太陽のピラミッドまで戻りました。
ここで、子供たちは3人とも太陽のピラミッドに登りたいと言い出したので、
義妹のご主人が子供たちを連れてピラミッドに登り、
義母と義妹、うちのパパと私は歩いてケツァルコアトルの神殿まで行くことになりました。
ケツァルコアトルの神殿までの道はわりと距離があり、階段の上り下りもあるので
ゆっくりゆっくり歩いて行きました。
遺跡の端まで着いて、おみやげ物屋さんを見て周っている間に、
ピラミッドに登っていた義妹のご主人と子供たちもやってきたので、
皆をそこに残して、私とパパは駐車場まで車を取りに行き、
再びケツァルコアトル神殿付近の駐車場に戻って皆と合流しました。
いっぱい歩いたので疲れたけど、義母や義妹、甥っ子や姪っ子も楽しかったと言ってくれました。
当初の予定では帰り道にグアダルーペ寺院に立ち寄るつもりでしたが、
日が暮れて遅くなっていたし、疲れてもいたのでそれは翌日行くことにして家路につきました。

実は義妹は前日1月16日が誕生日だったのですが、
当日は疲れていてケーキを買いに出るのも億劫だったので、一日遅れでこの日にお祝いをすることに。
帰り道にケーキを買って家に戻り、
テオティワカンで買った楽器や家にあった笛を使って
私と子供たちが『ラス・マニャニータス』を演奏して、大人はそれにあわせて歌いました。
義妹にとっていい誕生日プレゼントになったかな。。。

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