T's 韓国日記

もう桜も終わりました。気持ちよく仕事をして気持ちよく遊びましょう

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Tips32.ほぞ取り(ほぞを作る)

ほぞ接ぎの詳細については、別途「継ぎ手_10」で説明しますがここでは特に工作について説明します。

 ほぞを作るにはいろいろの方法があります。使用機械も、テーブルソーを用いる方法やルータを用いる方法等これもいろいろありますが、ここではほぞ取盤による方法を紹介します。

テーブルソーによる方法はisuakiraさんのBLOGに紹介されていますので参照下さい。
一般には昇降盤(刃が上下する丸のこ盤で主にリップソーとして使用します)の横にほぞを作るもう一つの丸のこ刃がついたのがほぞ取盤です。図では刃が未装着です。
イメージ 1

私の場合は、昇降盤は不要なので、このほぞ取り盤だけを特注で作ってもらったものです。ついでに、一般にはモータは3相220Vですが、単相200Vモータに変更してもらいました。全体が小さくなったの出非常に使い易くなりました。
イメージ 2

テーブルは上下左右に動きます。上下の動きは、常にのこ刃のセンタを被切削物の上下のセンタに合わせるためです。左右の動きは実際にはフェンスだけが動くのですが、これでほぞのための欠き取り量を決めます。

「工作法」
0.まず角のみでほぞ穴を開けます。この時、ほぞ穴は材料のセンタ振り分けになるように穴を開けます。理由は、その後のほぞを作る場合に、これも、左右対称で作るからです。

2枚ほぞなら両側から穴を開けます。また一枚ほぞなら、センタ振り分けになるように、両側から同じ穴を開けるか、あるいは、正確にセンタを出して一回で開ける等が必要です。

1.ほぞを作ります。
 以下の四方胴付き平ほぞ接ぎとします。この継ぎ手は元も簡単な継ぎ手で、詳細は別途
「継ぎ手_10」で説明します。
 イメージ 3

(1)胴付きをテーブルソーで切ります。
 上図の場合、四方胴付きになりますが、テーブルソーでの胴付きは図の赤線しか切ってはいけません。青線は、後で鑿で作ります。
 また刃の高さはぎりぎりではなく、余裕を持った(短め)胴付きで結構です。以下のほぞ用ののこ刃の厚みがありますので、その厚み分はカバーされます。

(2)ほぞ取
 ほぞは必ず、A < a でなければいけません。上図の1と2で締め付けます。材料にもよりますが、柔らかい針葉樹でaが30mm位で1mm程度、硬い広葉樹なら0.5mm程度 a を大きくします。もちろん樹種によっても違いますので、実際には各自トライし実測値をつかんでください。

また伸縮方向の木目も非常に重要となってきます。このような一枚ほぞの場合のベストの木目の使い方は、この a がもっとも伸縮しない木目で使用します。つまり、上図の木口で横に柾目になっている木目です。この場合伸縮率ははdの方向が大きく、a の方向は A についで小さいから将来に渡って木が乾燥しても緩みにくい使い方となります。尚、2枚ほぞや2段ほぞの選択肢はより強固になります。 

またほぞ幅dは決してDより大きくなってはいけません。大きくすると組み立てる時に簡単に割れてしまいます。理想は、手でほぞ穴にほぞを斜めに差し込んで、スーッと入り、ほぞ側を持ち上げると、ほぞ穴側も一緒に持ち上がってくる程度のきつさです。

工作法は上図を例に取りますと、ほぞ穴側を必ず用意し、ほぞは両側から攻めて行き、一気にdになるように削るのではなく、徐々に削って、都度ほぞ穴でチェックしながら、先のきつさに追い込みます。

d ができたら、次に a を追い込みます。胴付きを切っていないので、単に a の長さだけでチェックします。これも、両側から追い込みます。

 イメージ 4
尚、材料は必ず、右側のフェンスにぴったりくっつけながら、材料を前に押します。
機械側の調整としては、被切削物の材料の高さのセンタ位置にのこ刃の中心高さにあわせておくことが重要です。これは、テーブルの昇降により事前に行っておきます。

2.青線胴付き取り
(1)白書きで青線の胴付きに墨線を引きます。きちんと直角定規を使い正確に引きましょう。
(2)胴付きより外側(ほぞ側:0.5から1mm位残して)をのこで落とします。
イメージ 5
(3)ほぞ幅に合った(ほぞ幅より若干大きい幅。決して板幅より大きなのみ幅を使用しないで下さい)のみを使用し、残した部分を玄翁で叩き赤破線の胴付きを作ります。この時の注意点は、外に出るより、中に入る(図では下斜め右へ)感じでのみを突きます。外に出た場合は、青ラインに隙間が出ます。

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これらの作業を手でやるのは大変でしょうね。しかも、むずかしそうです。

2007/3/7(水) 午後 7:53 [ hrv*0*4jp ] 返信する

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私の場合、赤線までテーブルソーで落とし、その後鑿で中をすいています。まだまだ試行錯誤中です(^^;) 削除

2007/3/7(水) 午後 8:35 [ た〜じぃ ] 返信する

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いつもありがとうございます、hrvさん。えっ、全部手でっていうことですか?昔は全て手でやっていましたが、やはり機械を使った方が早いし、正確ですよね。

2007/3/7(水) 午後 8:58 [ toshim ] 返信する

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つまり、4面全ての胴付きをテーブルソーで作るってことですよね。本当に材料が完全に四角(90度)に出来ていて、テーブルソーののこ刃が完全に垂直(90度)になっていて、またテーブルソーのスロスフェンスが完全にのこ刃と直角(90度)になっているという全ての条件が出来ていれば、それも可能ですが、現実には、そんなに完全ではないでしょう。そのため、最後の胴付きは手でやれって学校で教わりました。

2007/3/7(水) 午後 9:03 [ toshim ] 返信する

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う〜ん。やっぱり無理な挑戦でしょうか(^^;)胴付をスパっと出来れば後は楽勝なんですが。 削除

2007/3/7(水) 午後 11:02 [ た〜じぃ ] 返信する

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いえいえ、多分かなりの方がそうされていると思います。上の真中の図で、まずは赤線を両側切りますよね。次に青線を両側切った時に、赤で切った胴付きのラインからさらに若干削ったことはありませんか?もし、無いなら、上記コメントに述べましたように、よほど各部の調整が出来ていることになり、それはそれで時間も短く、いいことですね。

2007/3/7(水) 午後 11:18 [ toshim ] 返信する

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ところで、たーじぃさん。HPかブログはお持ちではないでしょうか?もし、持たれているならぜひ、URLをリンクして下さると嬉しいです。

2007/3/7(水) 午後 11:20 [ toshim ] 返信する

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取りあえず入れてみましたが、ブログの所に入れれば良いのですかね?HPは今年の2月に始めたばかりで随時過去の物を更新中です。木工自体もやっと3年目といった所です。もっとも悪戯は昔からやってましたが(笑 削除

2007/3/8(木) 午前 11:29 [ た〜じぃ ] 返信する

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はい、ちゃんとリンクできました。ありがとうございました。ところで、最初に豪華な作業台があり、ん?ショーベリ?と思ってクリックしたら、なんと自作なんでびっくりしちゃいました。素晴らしいです。ゆっくり覗かせていただきます。

2007/3/8(木) 午後 0:54 [ toshim ] 返信する

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