T's 韓国日記

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70.曲げ木

Tips.70 曲げ木
isuakiraさんが先日曲げ木をやられていましたので、曲げ木の基本について説明します。

曲げる手法としては一般的に次のようなやり方があります。
1.蒸煮または煮沸
2.加熱
3.挽き曲げ

その前に曲げるためには材料に条件が必要です。
必要条件としては、
A. 曲従性(可塑性)に富んでいること
B. 木理が素直なこと
C. 木目の疎密の差が少ない均質材であること
D. 節、くされなどの欠点がないこと

一般に心材部より辺材部の方が柔らかで、曲げ木に適しています。また生材であると座屈しやすく、乾燥しすぎたものは折れやすいので適度のもの(含水率で15%程度)を使う必要があります。曲げ木の樹種としては針葉樹より広葉樹の方が適しており、なかでもブナ材が最も多く用いられています。用途によってはトネリコ、クルミ、カエデ、ナラ、ヒノキなども用いられています。

上記手法の1.と2.については先日isuakiraさんがされた手法なので、大体のイメージは判ると思います。熱で曲げるのは強力なジグが必要ですが、3.の挽き曲げについてはジグは必要有りません。単にのこで横切りするだけです。以下やり方を論理的に説明します。

板を曲げた場合、板の外側(外周)と内側(内周)で距離が違います。板厚が厚ければ厚いほど距離の差が大きくなります。ですから論理上内周の距離になるように内側だけを短くすることで、スムーズに曲げることができます。具体的には下図のように、板厚方向に外側を1〜2mm程度残し、内側に切れ目を入れます。
イメージ 1

曲げると下図のようになります。
イメージ 2

内側がのこの刃厚分短くなることで、論理的に綺麗に曲げることができます。上図を例に説明します。曲げる範囲を90度とします。また曲げ木の板厚をt、曲げる半径をRとすると、外周と内周の差
L=(2πR/4)-(2π(R-t)/4)=1.57tであり、内周は板厚の1.57倍短くなるということになります。

ですから、板厚t=20mm、のこの刃厚をS=2mmとしますと、必要なのこの挽き回数Nは
N=L/S=1.57X20/2=15.7となり、90度に曲げる範囲を16回で均等に挽けば良いということになります。尚、強度を増すためには、挽いた部分に接着剤を入れると効果があります。また曲げた後に内外の表面に薄い木を接着剤で貼り付けるという手も有ります。

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幕のうち弁当の箱はこうなってますね。量産はこの方が楽ですね。

2007/12/23(日) 午後 10:23 koubou-yuu 返信する

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そういえばそうですね。量産じゃなくても使えますよ。

2007/12/23(日) 午後 10:51 [ toshim ] 返信する

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スピーカーの曲面の部分に「挽き曲げ」をしてみてはどうかなと考えたことはありますが実現はしませんでした。
以前、材木屋で12mm位の厚さで画用紙のように自由に曲がる合板を見たことがあります。曲面の型枠にでも使うのかなと思いましたが、詳しくは聞きませんでした。

2007/12/24(月) 午前 7:22 [ hrv*0*4jp ] 返信する

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hrvさん、自由に曲がる木、気になりますね。何なんでしょう。
挽いた部分に接着剤を入れれば強度的にも十分持ちますので、今度チャンスがあったらTryしてみて下さい。

2007/12/24(月) 午前 9:50 [ toshim ] 返信する

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