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本日、上りかめりあ丸で利島を離れました。
平成21年の4月1日にヘリコプターで利島に降り立ってから早3年、
あっという間の日々でした。
小さな島で不便なこともあるけれど、利島でしかできないことも沢山あり、
みんなが知り合いのような家族のような暮らしがあり、
玉石ばかりで砂浜はないけど、奇麗な海には沢山の魚やエビや貝がいて、
センターラインもない急な坂道ばかりだけど、
島中に椿畑があって、アシタバやタラの芽や自然薯が生えていて、
村内から北を向けば海が見えて、南を向けば宮塚山が見える利島。
思い返してみると楽しい思い出ばかりでした、
明るくファンキーな仲間たちと、よく遊び、よく飲みました。
内地ではできないことを沢山体験できました。
昨日までは西風がビュービューで船も欠航続きでしたが、
今日は快晴で風もなく、海もいい凪でした。
これからは、風やうねりや波をあまり気にしなくてもよい暮らしになるのでしょうが、
季節を肌で感じる機会も減るのかもしれません。
今日の桟橋には、多くの人たちが見送りに来てくれました。
桟橋に船が着き、タラップがかかり、船に乗り込むと、
沢山の人たちと繋がった紙テープの束が渡され、
「フレ〜フレ〜」「がんばれ〜がんばれ〜」とエールを送られ、
そしてタラップがはずされると、船はゆっくりと桟橋から離れていきます。
桟橋の人たちも島を離れる人たちもみんな「さようなら」とは言わず、
「また夏に返ってきな」とか「ありがとう」と言ってくれます。
まともにみんなの顔を見るとどうしても泣いてしまいそうだったので、
自分はサングラスを外せませんでした。
そして、大勢の人に温かく見送られながら船は利島を離れていきました。
利島での暮らしを伝えてきたこのブログも、
今日で更新をストップします。
ひょっとしたらいつかまた更新することがあるかもしれませんが、
それままだわかりません。
3年間このブログを見てくれた方やコメントをいただいた方々、
ありがとうございました。
そして、利島の皆様3年間ありがとうございました。
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