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消音ボックス3号製作

私は遠征で静かに発電機を使いたいので、消音ボックスを自作して使ってます。
ほとんどダンボールをかぶせただけに近い消音ボックス1号、ダンボール構造ながらたっぷり防音材を使い、マフラーは別構造にして排気が吸気されるのを防いで、さらに排気の取り回しを複雑にして消音効果を高めた消音ボックス2号と作ってきました。
消音ボックス2号はそこそこ防音性能があって、軽くてコンパクトでよかったんですが、どうも排気通路が狭くて曲がりくねっているため排気抵抗が大きいらしく、不完全燃焼ため排気部にススが付着するようになってきました。
ためしに消音ボックスのマフラー部を外して素のままで運転すると快調なことから、マフラー部の設計に問題ありという判断になりました。
それに、表面にカッティングシートを貼り付けて防水にしてあるとはいえ、やはり元がダンボールですから各所がだいぶ傷んできています。
さらに、遠征でご一緒するT-Fixさんのベランダボックスを改造した消音ボックスと比べると静かさが大分違うので、なんとかまた改良したいと思っていました。
というわけで、今回はごく普通の構造の消音ボックス3号を製作しました。
イメージ 1

限界のみえた1号2号のダンボールかぶせ方式はやめて、ベランダボックス内に発電機を格納する密閉型構造です。
材料は次の通り。
 
 
アイリスオーヤマ 密閉バックルストッカー KB-780 ダークブルー \2,780
屋外用コンセント WK4102K \934
棒端子 \260
換気レジスター(大)+スポンジ吸音材 \1,000
簡易防音工事・吸音施工用の吸音材25mm 4枚組 \7,200
防振ゴム(4個セット) \380
防音一番 オトナシート 30cm×40cm 5枚入り 2セット \3,950
ガラスクロステープ (50×10M)×2  \3,150
チェーンとチェーン取り付け用のバックル \290
金属製排気窓 \850
換気レジスター(小) (消音ボックス2号から流用)
12cm耐熱軸流ファン2個(流用。T-Fixさんに譲っていただいたもの)
発電機の自作排気部アタッチメント(流用 シリコン製)
持ち運び用把手(不要工具箱からはずした)
-----------------------------------------------------------------
総計 \19,944 (軸流ファンは1個3,000円程度でしょうか)
 
 
材料が揃えば工作は簡単で、一日でできました。
まずストッカー容器の内側全面にオトナシート(のり付き)を貼ります。
オトナシートは5ミリ厚のゴムのような重い素材の防音材で、低音をカットする目的です。
次に、機械室とマフラー室の仕切りをベニヤ板の端材で作りました。
マフラー室側には断熱のためロックウール吸音材を貼りました。
操作ハッチは吸気口も兼ねた換気レジスターなので、そのための15センチ径の穴を開けます。
穴あけはハンダゴテでプラスチックを溶かしながらやりました。
排気ファンの穴もハンダゴテで開けて、軸流ファンをネジ止めします。
外側にはファンが手に触れないようにするためのネットのついた排気窓を取り付けました。
次に配線です。
発電機のコンセントに挿すためのプラグから防水コンセントに棒端子で接続し、また軸流ファンにも分岐して配線します。
あとは持ち運び用に蓋に把手をつけました。これは不要になった工具箱の把手の流用です。
発電機が入っていないときなら把手を持って箱を移動すると楽です。
軸流ファンの動作テストが住んだら、防音材を中に貼ります。
ロックウール吸音材は、カッターで簡単に切れますが、ガラスクロスが貼られた部分だけを触るように取り扱います。
そうしないと、手が猛烈にチクチクしますので要注意です。
消音ボックスの側面内部と蓋の裏にすきまなく貼って、ガラスクロステープで目張りするように固定します。
ベニヤ板がむき出しのところも耐熱の意味でガラスクロステーブで保護しておきます。
マフラー室はただの単純な空洞で、サイド側に排気ファンがとりつけているだけの構造です。
マフラー室を上から吸音材で蓋をするように、ぴったりはまるサイズに吸音材を切って、ロックウールが露出している面にはガラスクロステープを隙間なく貼り付けます。マフラー室蓋には取り外し用の布テープもあとからつけました
これでほぼ完成。
と思ったら、蓋をあけたときに、蓋の自重で開きすぎてはずれてしまいました。
それで開きすぎを防ぐためにチェーンをとりつけました。
以上で完成です。
総作業時間は5時間くらいでしたかね。
 
イメージ 2
排気側には排気ファンがむき出しにならないようネットを貼りました。右下は小さなサブ吸気口。
 
イメージ 3
蓋をあけたところ
 
イメージ 4
マフラー室(がらんどうです)
 
イメージ 5
発電機の脚位置には防音ゴム、ボックス中央にはたわみボウシのゴム脚をつけました
イメージ 6
発電機の排気部にシリコンコーキングで型取り製作したアタッチメント部をテーブで固定。
これは旧型消音ボックスからの流用で、作ると固まるまで1週間くらいかかります。
 
イメージ 7
消音ボックスに発電機をおいたところ。
排気部はアタッチメントでフラットになっているので排気漏れは心配なし。
 
完成翌日、茨城県フラワーパークに遠征してテストしたわけですが、上々の試運転結果でした。
音量はほぼT-Fixさんのと同じくらいかと思うのですが、並べて運転してみないとわかりません。
10メートル離れれば、動いているのかどうか耳を澄ます必要があるレベルです。
エンジンの回転も終始安定していて、排気室へのススの付着は認められませんでした。
今回の消音ボックスは、凝った排気の取り回しは一切やりませんでしたが、音は十分小さくなっているみたいです。
消音ボックスを作ってみたいという方にすこしは参考になりましたでしょうか。
 

 
9月23日追加工作
 
温度計を取り付けました。
アキバの秋月電子で売っている1個500円のものを3個です。
蓋に穴をあけて温度センサーのケーブルを通し、あとはガラスクロステープで固定しただけのものですが、防水はたぶん問題ないでしょう。
イメージ 8
イメージ 9
 
左から外気温、機械室内、マフラー室です。
この写真は運転開始15分くらいの温度。
1時間ほど実際に使用するときとおなじ電力負荷をかけて運転してみたところ、機械室の温度は外気温+1℃程度、マフラー室内は56.5℃あたりで安定していました。
 

閉じる コメント(34)

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今回の消音BOXは見るからに完成度が高そうですね。
これなら耐久性も抜群で多少の雨でも問題ないのではないでしょうか。
このBOX実は私はR200SSの屋外収納に使っているんですよ。
取っ手のアイデア良いですね〜。早速まねさせて頂きましょう。

2013/9/22(日) 午後 7:01 ☆シュミット☆

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シュミットさん、コメントありがとうございます。
完成度は、まあそうですね。これまでの経験が活きてシンプルで過不足のない消音ボックスができたと思っています。
中のスペースは十分あるので、吸音材をもっと追加することも検討しています。
このボックスをR200SS入れに使われているんですか。
密閉型だからいいですよね。
プラスチックのバックルって意外と割れたりすることが多かったので、ステンレス製バックルのこのボックスにしたんです。
把手ですが、持ち上げた時に自重で蓋が割れないように裏には2cm径くらいのワッシャーをかましました。
それでも発電機を入れた状態だと把手を持って運ぶのはちょっと躊躇しますね。

2013/9/23(月) 午前 2:37 ぴんたん

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こんにちわ! 大阪のterukon6ra24と申します。私も今、先輩方のネット情報を基に、EF900iの消音BOXを作っており、気になっている所や分からない所を、先輩方からご教授を得ております。こう@ベサメさんにも。
http://blogs.yahoo.co.jp/scopion1975jp/17965994.html
貴殿の温度計の位置ですが、もう少し正確にお教え頂けませんか?
私が測ったのでは、もう少し高くなっており、気になっております。
数回テストしましたら、20分経過時点で、ほぼ安定状態に入るようです。ご教授のほど宜しくお願いします。

2013/10/23(水) 午後 5:11 [ terukon ]

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terukon6ra24さん、はじめまして。
消音ボックスはほんとに発電機の音が小さくなりますので、どんどん普及してほしいですね。
排気室のセンサーは、排気室の蓋をあけた位置の数センチ下の、左手前隅のところに顔が覗いている状態です。
温度が安定するのはやはり20分くらいかかるかもしれません。
温度はエコ運転している場合だと55℃前後です。
これは排気室の容積と、排気ファンの能力によってかなり変化があると思います。100℃とかだと心配ですが、65℃くらいまでは許容範囲だと思ってます。
T-Fixさんの消音ボックスは私のより排気室の容積が大きいので、50℃までいかないみたいです。

2013/10/23(水) 午後 11:45 ぴんたん

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ぴんたんさん、おはよう御座います。早速ご返事頂き有難う御座います。センサーの位置ですが、排気消音BOXの排気口側ですか、それとも排気口から一番遠い奥側ですか? 私のはコロコロ付クーラーBOXを利用しており、その狭い内寸法から、消音BOXはEzawaさん方式の薄型(厚み55mm)でその断面が横ハート形を採用しております。正確な寸法が分からないまま、見よう見まねで、コピーさせてもらいました。おっしゃり通り、各所の温度は排気消音BOXの容積と風速(風量ではなく)によって変化していくことは確かなようです。私のテストでは、エンジン排気ガスマフラー直下のプラスチックメッシュ内温度が68度ほどになり気にしているところです。BOXの狭さを考慮すると、合格かも?
有り難う御座いました。

2013/10/24(木) 午前 9:18 [ terukon ]

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もう一件ご意見を頂戴していと存じます。それは、吸気側(発電機の部屋)を強力ファンで陽圧にした方が冷却に効果的か? あるいは、排気側を強力ファンで引っ張る方が効果的か? エンジンの冷却ファンの風量が、排気消音BOXに流れ込み、排気ファンの容量計算に混乱をもたらします。私の場合、吸気側(発電機の部屋)を強力ファンで陽圧していますが、どちらがええのか? さっぱり分かりません。
ご経験の中から、このポイントに関して、ご意見戴ければ幸甚です。

2013/10/24(木) 午後 1:03 [ terukon ]

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kanさん(こちらのお名前が正しいのでしょうか^^;)、コメントありがとうございます。
センサーは排気側の面の、一番排気口から遠いカドです。
つまり温度計から一番近いところです。
マフラー容量が小さく消音効果のため複雑なとりまわしをすると、排気抵抗が増えてエンジン不調がおきやすいという前作の教訓で、容量大きめの単純な構造にしました。
また、エンジン自体に吸気ファンがありますので、電動ファンを追加するのは排気を吸い出すほうがいいと判断しています。
吸気側の機械室は、連続運転してもたいして温度はあがりません。

2013/10/24(木) 午後 1:42 ぴんたん

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すみません。日本人のterukon6ra24です。kanは知らないうちにこうなってました。 さて、貴重なご意見を賜り有難う御座います。排気ファン重視のご意見、よく分かりました。吸気側、排気側、、いろいろご意見があり、それにはそれなりの理由もあるようで、大変勉強になりました。また、センサーの位置は排気口近くの、隅っこ、と理解いたします。これで、週末テストをしてみます。有り難う御座いました。

2013/10/24(木) 午後 2:58 [ terukon ]

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terukonさんが正しいのですね^^;
排気ファンはつけなくても少し高めでも一定の温度で安定しそうです。
ただ排気室の容量が小さい時は、温度上昇をおさえるのに役にはたつのではないかと思います。
安定して作動するといいですね。では。

2013/10/25(金) 午前 7:17 ぴんたん

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はい、terukonでございます。修正しました。
と言うことで、お給料日の朝、おはよう御座います。
ご見解、有難う御座います。貴見解に同感です。ちょっと勉強しました結果、発生熱を、押し出すのか? 引っ張り出すのか?では、長所短所があるようで、前者は、吸気口からの空気のショートカットが少なく、均一な冷却ができるのメリットに対して、後者は、冷却効率が前者と比べて高いメリット、があり、どっちもどっちかな? と思っております。あとは、おっしゃる通り、排気消音BOXの容積、構造、など工夫次第だと思います。さらに極めて参ります。有り難う御座いました。

2013/10/25(金) 午前 9:12 [ terukon ]

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少し前の記事にコメントで恐縮です。
この温度計、僕も取り付けることにしました。
なかなか良いアイデアですね。
秋葉原の秋月電気で、一定の温度に達するとブザーが鳴るキットが
あるみたいで、プラスして取り付けようかな。
(多分、用途はお風呂でしょうね)
温度に気がつかないこともありそうですし。

2013/12/13(金) 午後 7:37 タキ

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防水ですと、「LANDEX(ランデックス) デジタル防水タイマー うきうきバスタイム 温度表示」なんて商品もありますね。
高いなぁ〜

2013/12/13(金) 午後 7:41 タキ

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タキさん、コメントありがとうございます。
温度計つけますか^^
でもですね〜、あまり最近は温度を見なくなりました。
というのは、機械室温度はほぼ外気温+2度くらい、マフラー室は外気温+30度くらいで安定していて、それをはずれることはほとんどないのです。もし過熱状態になったらまともなエンジンの動作音じゃなくなると思われるので、それが警報の替りになるような気がします。

2013/12/13(金) 午後 9:37 ぴんたん

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ぴんたんさん
温度計つけてみました。一応報告です

2013/12/27(金) 午後 7:38 タキ

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タキさん
温度計つけましたか。
一度は温度測ったほうが安心ですね。

2013/12/27(金) 午後 9:33 ぴんたん

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突然すいません。私もこのような箱を作ろうと考えております。そこで一つ教えていただきたいのですが、本体排気部に取り付けたアタッチメントの材質は何を使われたのですか。よろしくお願いします。

2018/9/18(火) 午前 7:08 [ マンセー ]

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> マンセーさん

もうずいぶん前なので品名は覚えていないのですが、シリコンシーラントという補修材で形を作りました。
こんなやつです。https://www.monotaro.com/g/00180455/

2018/9/18(火) 午後 11:31 ぴんたん

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ありがとうございます。発電機本体の形状をシリコンで型を取られたものかと思いますが、写真に写っている黒っぽい四角い枠(銀のテープで付けてある)、あの部分全体がシリコンで出来ているのでしょうか。それとも木材なのでしょうか。重ね重ね申し訳ありませんがよろしくお願いしいます。

2018/9/19(水) 午前 6:38 [ マンセー ]

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> マンセーさん
排気熱がある部分なので木材は使ってません。黒いのが耐熱シリコンです。

2018/9/19(水) 午後 0:23 ぴんたん

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そうでしたか。日曜大工はまったくダメなのでイメージが湧かずお手数おかけしました。私の場合、キャンプ用ではなく停電の際にマンションベランダでの使用を想定しております。発電機本体を箱に入れ、排気室の排気ガスが本体吸気口から絶対に吸い込まれないよう隔絶するために最も大切な部分なのでここだけはしっかり作らないと、と考えております。排気ファンの部分には、ファンを付けずにストーブの煙突(直径約10cm)を付け、煙突の中には直径5センチくらいのパンチングメタルにグラスウールを巻いた筒、いわゆる車のマフラーのサイレンサーを作って試してみようと考えております。大変参考になりました。ありがとうございました。

2018/9/21(金) 午前 5:26 [ マンセー ]


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