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先ほどの記事について、誤解を招きそうなので補足しています。
政府開発援助(ODA)に関する不正や汚職、失敗を認めている発言ではまったくありません。むしろ、それらは決して許されないと思います。
しかし、ODAの評価をするうえで、「悪いこと・失敗がなされているかどうか」がその判断基準であれば、関係者が「悪いことさえをしなければよい」「失敗をしないよう無難に行なう」となり、よいODAにならない風潮がでてくるのでははないかとの危惧を感じるということです。
民間会社のどのような事業であれ「絶対に失敗はありえない」なんてことはありません。必要なのは、「失敗を次に生かす」ことです。
また、「失敗をしないことを目指す」ということは常識的には「ローリスク、ローリタン」ということです(ローリスク、ハイリターンが理想ですが、そうは普通いかないでしょう)。場合によっては、戦略的にハイリスク、ハイリターンを狙う政府開発援助プロジェクトがあってもいいのではないでしょうか? でも、「失敗をなくする」という発想では無理ですよね。
政府開発援助への評価は、「失敗はしていないか」ではなく、「どれだけ効率的に被援助者に裨益したのか」で行なって欲しいと、願います。
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