【山やへの扉】

沢に岩に雪山にと一年中飽きさせてくれない自然に感謝! 次は何処に行こうかと探求心が止むことはありません!

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2019年4月6〜7日

ついこないだ正月を迎えたばかりだと思っていたら、もう4月!?ホント月日が経つのは光陰矢の如し。
今年に入ってからドタバタと時間だけが過ぎてしまったような気がします。
自身の怪我もあり、昨年末の甲斐駒ヶ岳以降、山に行っていないような・・・そりゃ〜1月に怪我をしてるんだから当たり前!?と言われてしまうと身も蓋もありませんが。
手術前の残された時間は僅かなのでクライミングにも行きたいと思いますが、無性に山が恋しくなってしまう時があるのです。
あの山の雰囲気、山の匂い、火照った体を冷やしてくれる風の心地よさ、肩に食い込むザックの重さ、しんどいと思いながらも見上げれば稜線の美しさに、間近に迫った山頂・・・自分の小ささを実感するほど目の前に広がる大きい山容。山に行ったことがある人ならば、この感覚は分かって貰えるはず?
そして一番の核心は自宅を出る時の腰の重さ!?ほんと、何が好きであんな大変なことをしなければならなのぉ〜?と好き好んで行くくせに、家を出る前まで億劫になってしまいます。
私にとっての初めての山を思い出すと、14年前の2005年4月に訪れたこの茶臼岳でした。
雪山などやったことが無い私を一から教えて下さったU野さんに連れられて、当時幽霊が出るという噂の横窪沢の古い小屋に泊まり、翌日茶臼岳経由で鳥小屋尾根から下山、畑薙山で日が暮れて真っ暗闇の中下りた、苦しい想い出がある山行でした。
辛く苦しい初めての雪山登山でしたが、私の心の奥深くに残り、忘れることの出来ない山行になりました。
あれから14年。あの当時より歳は取りましたが、色々な経験はしてきたはず。
初心忘れるべからずではありませんが、私にとっての初めての山、心の山「茶臼岳」に14年前と同じ時に行ってみたいと思い、今回14年前も一緒に行ってくれた嫁さんと呑み仲間?のモリッシーさんの3人で行ってきました。

1日目

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4月なのに例年よりも気温が高く、井川に入っても何と13度!?とても暖かいなか1年振りに沼平に到着。
昨年はA堀さんやキクジーさんと一緒にGWに訪れました。あの時はキクジーさんが体調不良になってザックをモリッシーさんと2人で交代で背負って歩いたことを思い出します。あの時の重荷は今でもトラウマ!?かしら。
1年前と比べて変わったことは、リニアの工事が始まってしまったこと。
例年4月の沼平なんて釣り師か物好きな山屋が数人いるくらいで閑散としていますが、工事が始まったお陰でダンプはひっきりなしに通るは、工事車両は通るはで何とも賑やか。
一企業がこの大自然を壊しても良いものなのか?と思いますが、国が絡んでいるとなると何ともお粗末。一個人では何も出来ませんが、一つの企業、一つの政府という大きなうねりの中に飲み込まれたらそれに従うしか無いのでしょうか?
色々と腹立たしく悶々としながら、畑薙吊り橋に到着。
橋の手前に昨年の台風で吊り橋が流されて通行出来ないとの看板が立てられてありました。

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3箇所吊り橋は流されてしまっていますが、飛び石伝いで行けると聞いていたので、畑薙大吊り橋を渡って目指すは茶臼小屋!まだまだ元気な皆さん。

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今回、仕事でお疲れ気味の嫁さんは「重荷を背負ったら歩けないかも?」と仰るので、嫁さんの荷物を私が背負うことに。
なので私の荷物は二人分!?嫁さんは日帰りザックで軽々?ヤレヤレ峠についてヤレヤレの嫁さん。ってほぼ空荷じゃん!

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立て看板通り、最初の吊り橋は流されて無残な姿に・・・過去何度も台風が来たことはあったのでしょうけど、ここまで酷いのは数十年振りかもしれません。
飛び石伝いでと思っていましたが、丸太で仮設?の橋が新しく出来ていました。

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二つ目の橋も見事に無くなっていましたが、ここも丸太橋が。しか〜し、橋からトラバースする登山道が崩れてしまったので、河原歩きに。河原から階段まではボロボロズルズルの斜面を上がることに。

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何だかんだとウソッコ沢小屋に到着。この小屋に来ると南アルプスに来たな〜と思います。
藪山に嵌まっていた頃、この横の尾根から取り付き、伊谷山経由上河内岳に登った事を思い出します。
良くあんな馬鹿げたことをやったもんだと自分の事ながら感心してみたり。

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三つ目の橋はゴルジュ上に架かる吊り橋でしたが、ここも無残な姿に・・・
沢床からかなり高さがありましたが、大木が流されてきたのか、跡形もありませんでした。

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ここも立派な丸太橋が。
新しく掛けられた丸太橋はどれも沢床から近いので、今シーズン大きな台風が直撃したら、流されてしまうこと間違いなし。かと言って、今までの場所に新しく作るのは費用の面から難しいのかもしれません。

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ウソッコ沢小屋からの急登で一汗も二汗も掻きます。でも今日は気温が高く、まだ雪も無いのでまるで初夏の装い。
この先、もしかしたら雪なんて無いんじゃ無いの〜?な〜んて思ったりして。

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沼平からウソッコ沢小屋まではあっと言う間に到着したような気がしますが、ウソッコ沢小屋から横窪峠までが何故か長く感じ。。。徐々に重荷が効いてきたか!?

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この横窪峠から見上げる上河内岳の姿が好きです。ピラミダルな上河内岳の山容がとても良い!

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そしてミッチーが教えてくれた通り、横窪峠から横窪沢小屋に下りる登山道は見事に崩れて跡形も無し。

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ミッチーは横窪峠からの尾根から小屋に下りられると教えてくれましたが、雪が残っていたのでガレの脇を下りて沢沿いを歩くことに。でもガレの上部から自然落石が頻発していたので、尾根沿いから下りられる方が良いでしょう。

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この横窪沢小屋もとても良い場所にあり、雰囲気が良い小屋です。
小屋が営業している時にノンビリと訪れたいな〜等と思いますが、夏だったら日当たり抜群なので灼熱かもしれません。でもその方がビールが美味しく呑めたりしちゃったり!?

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さてさて問題の横窪沢小屋からの登りです。
例年ですと、1700m付近から雪が出始めてきますが、今年は如何ほど?横窪沢小屋までは全くなかったので、この先もそれ程では無いことを期待しましたが、例年通り1700m付近から雪が出始めてしまいました。
そして雪が出てくると、重荷が堪える!僅かくるぶし程度までの積雪でも、足を乗せて体重を乗せた途端、体が沈むと疲労倍増。しかも急登ですし。ここに来て嫁さんの分の荷物を背負ったことを後悔。

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雪はだんだん深くなり、深いところでは膝下まで。大無間山が見える展望台まで、何とか私がラッセル。
展望台のベンチで一息入れます。それにしても今日はホント良い天気!畑薙山の向こうに大無間が良く見えます。明日はあの畑薙山へ続く鳥小屋尾根を無事下りることが出来るのだろうか?

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ここまで壺足で何とかラッセルしてきましたが、いよいよ深くなってきたのでわかんの登場。
わかんを付ける山行なんてホント久しぶり。もう何年も前に付けて以来かな〜?

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ここから選手交代でモリッシーさん先頭でラッセルして貰うことに。昨日買ったばかりという新品のわかんを取り付けて意気揚々?と歩き出しましたが、なんだか太ももの内側が痙るとか!?

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水泳&ランニングで鍛えているモリッシーさんなので、ここから1時間はラッセルして貰おう!と思っていましたが、30分足らずでギブアップ!?ウソでしょ〜!
さすがに重荷を背負った私達では辛いので、空荷の嫁さんにも頑張って貰うことに。しか〜し、僅か10mと言う可愛いラッセルでギブアップ。マヂか〜!

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二人がギブアップしてしまったので、最後に残されたのは私一人!?
なので黙々とラッセル。心が折れたら茶臼小屋まで辿り着けないと思い、登れないかも?辿り着けないかも?等というネガティブな事は考えないようにして、ひたすらラッセル。
わかんも壺足よりは沈まないので良いのですが、気温が高いので雪が湿ってわかんに纏わり付いて重い!なので結局わかんを外して壺足でのラッセルに。深いところでは股下まで沈むほど。
10m進んでは高度計を見ての繰り返しでようやくトラバースまで来ることが出来ました。

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トラバースから小屋が見えれば一安心。
誰のトレースも無い雪面に最初に自分が足跡を付けていくという気持ちよさ。確かにラッセルは苦しく厳しくもありますけど、この喜びは味わった人しか分からないかもしれません。

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そして茶臼小屋にようやく到着〜!ラッセル&重荷に苦しみながらも、ようやく辿り着くことが出来ました。
ここから見える景色は最高!目の前に自分が歩いたことのある稜線が見えると、歩いた当時のことを思い出します。

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そして重い思いをして持ち上げたお酒を冷やさないと!
二人分の荷物を背負って重いのは分かっているんだから、少しはお酒の量を減らせば良いのにね〜
呑兵衛は「もしかしたら足りないかも!?」なんて言う心配をしてしまって、余分に持ってきてしまうんですよね・・・
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冬期開放小屋に入ってマッタリ。小屋の窓から見える布引山と笊ヶ岳。初めてこの冬期開放小屋に泊まった時にこの窓から見えた布引山と笊ヶ岳に登りたいと思ったことを思い出します。

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水を作って、お楽しみの宴会タイム!
ビールを呑んで、私が持ち上げた愛媛の地酒。出張で訪れた際に購入しましたが四国の日本酒って美味しいの〜?と不安でしたが、これがまた美味!
純米吟醸無濾過生原酒「袋しぼり」は伊達じゃないっす。

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モリッシーさんが持ち上げてくれたウイスキーと炭酸でハイボールを飲んでみたり。
でも日も暮れて徐々に気温が下がり、冷たいものより暖かいものの方が良い?と言うことで、ウイスキーのお湯割りに。
でもさすがにお疲れ気味の私は、少しだけ呑んでバタンキューでお休みでした。。。
つづく・・・

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