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リチウムイオン電池、発火55件 スマホなど衝撃原因
東京新聞 2017年10月30日 夕刊
九月十一日、JR山手線の車内で、乗客のリュックサックから煙が出た。中から、携帯電話用の外付けバッテリーが焦げた状態で見つかった。
二十四日には東海道新幹線の車内で、乗客が使っていたタブレット端末が突然発火。いずれもけが人はなかったが、一時運転を見合わせるなどの影響が出た。二件とも、リチウムイオン電池から発火した可能性がある。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、強い衝撃を加えると内部が壊れてショートして発熱、発火する。東京消防庁によると、これまでに発火した例では、スマホをポケットに入れていて転んで衝撃が加わったり、電動アシスト付き自転車のバッテリーを過充電したりしたことなどが原因だった。
発火を防ぐには、落としたりぶつけたりしないよう注意し、メーカー指定の充電器を使って過充電しないようにする。同庁などは、バッテリーの減りが速くなる▽異臭や異音がする▽充電中に熱くなる−といった異常があれば、すぐに使用をやめるよう呼び掛けている。
(谷岡聖史、加藤健太)
写真:転倒してリチウムイオン電池に衝撃が加わり、発火したスマートフォン
(東京消防庁提供)
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