|
Badger [One Live Badger] 1973 まず音が先か、名前が先か。 この順番を間違えたバンドには不幸な未来が待っている。 どんなバンドもデビュー時点では「無名」。 それを売り出そうとするレコード会社は、 「第二の○○」とか、「元○○バンドにいた××の新グループ」とか、 少しでも目に留まる売り文句で煽ろうとする。 (バンドには自然発生的に「音」面でのリーダーが生まれるが、 それを無視して、その時点で一番知名度の高いメンバーの 名前が取り上げられる。) Badgerは「第二のYes」でも「(元Yesの)Tony Kayeのバンド」でもなかった・・・。 この時代にしても少し古めかしい音。 表面を飾るハモンドオルガンではなく、 動き回るベースラインとタメの効いたドラムス、 マイルドに歪んだ音で煽りまくるギターを聴くべきライブ盤。 突き抜けたところの無いPopなヴォーカル(ハーモニー)、 7分台の曲が多い割に構成は単純で大人しく「順繰り」に回る長尺ソロ、 印象に残らないメロディー、等々ツッコミどころ満載なアルバムだが、 意外にも1973年時点の良質な英国ロックのエッセンスが詰まっている。 何も先入観を与えず、まず「音」を聴かせる機会があれば、
このバンドを聴くべき人達に届いたのかもしれない。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽





