泉悦子のシネジャでシネマ

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10月23日から、麹町のセルバンデス文化センターで開催されている東京国際女性映画祭へ行った。3年前の第20回目に私の作品である『心理学者 原口鶴子の青春』が、はじめて一般公開された思い出のある映画祭だ。上映日、前売りチケットが完売し、当日売りを買ってくださるお客様の列を見たときの感激は昨日のように覚えている。
今回は上映作品も少なく、日本映画が羽田澄子さんの作品と映像学校の学生の作品だけと、少し寂しいが、私が観た劇映画『木洩れ日の家で』(ポーランド)と『Take My Eyes』(スペイン)は両方とも見ごたえ十分の面白い作品だった。
『木洩れ日の家で』は大きな木造の屋敷で暮らす90過ぎの女性と愛犬の淡々とした日々をモノクロで描いたもの。ポーランドの名高い女優で当時91歳のダヌタ・シャフラルスカが魅力的に演じていた。犬の演技も最高。木洩れ日の美しさがモノクロ画面にさまざまな形で現れ、人生の終焉を物悲しくも希望をもって映像化していた。
『Take My Eyes』はDV(ドメステック・バイオレンス)を扱ったもの。DV夫に半殺しの目にあい、妹の家に逃げるが、懲りずにまた夫の元に戻る妻の相互依存の姿が緊張感のあるドラマの中でじっくりと描かれていた。DV問題は日本ではあまり深刻に受け止められていないが、ニュースになる事件の多くはこの問題がからんでいる。上映後のDVに詳しい専門家の方のトークでは、日本は韓国などに比べ、子どものDV教育が立ち遅れているとのこと。せめて中学からキチンと学校で教えてほしい。DV教育をうけていると、自分が思春期になり、女性に暴力を振るってしまったとき、これはDVかもしれないと、自覚できるらしい。また、女性も暴力を振るうからお互い様という考えがあるが、統計によると暴力の被害者の96パーセントは男性から女性や子どもへの暴力で、DVで女性が3日に一人殺されているそうだ。暴力を自分への愛情と考えてたり、この人は私がいないとダメになると信じてる女性たち、はやく目を開けてほしい。

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