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英国はEU離脱を選択、円高加速が日本株の重しに
前引け時点でも495円安とけっこうな下げとなっていたが、昼休みの間にドル円が一気に円高に振れて100円を割り込み、先物市場も急落。後場に入ってはなすすべなしの展開となった。東証1部銘柄は、一時値上がり銘柄がゼロになる時間帯もあるくらいで、上がっているものはとりあえず売っておこうといった地合い。どれもこれも弱かったが、板硝子やマツダ、SUMCOなど、欧州関連と見なされている銘柄が特に売り叩かれた。セクターでは金融関連が軟調。そのようななか、農総研やAWSHDなど直近上場株の一角には強い買いが入った。
英国の選択に関しては、直前まで離脱と残留の勢力が拮抗した以上、離脱の可能性は十分あった。焦点は離脱となった際の株安・円高の深度とみていたが、ドル円は100円を割り込み、日経平均は年初来安値を更新と、非常に残念な動き。後場に麻生財務相や黒田日銀総裁の発言などが伝わったが、株安を止める材料にはならなかった。日経平均は今年2月につけた安値を割り込んだことで、テクニカルで見ると2月は底ではなかったとの解釈となる。底割れとなった以上、ここから新たな下げが始まるということも覚悟しておかなければいけない。個別ではきょうの下げで来週が良い買い場となるものも少なくないとは考えるが、指数に関しては、目先は上値の重い展開を予想する。
【来週の見通し】 弱含みの展開か。英国のEU離脱の余波が続く展開が予想される。危機感は世界的に共有されており、国内外でマーケットの混乱を抑える材料が出てくる可能性は高いと考える。ただ、24日の日本株の下げ方があまりにも大きかったこと、直近の欧米株がかなり楽観方向に傾いていた分、その反動は懸念されることなどから、戻り売りも警戒される局面。来週は前半は米国、後半は日本および中国で経済指標の発表が多く控えているが、地合いがリスクオフに傾いたことから、ポジティブな内容への好反応は限定的で、ネガティブな材料に対しての売り反応が強まると予想する。英国のEU離脱リスクという、まだ市場が織り込み切れていない材料について、今後テールリスクも含めて意識が向かうことも上値を抑える要因となる。日本に関しては円高が最大の懸念材料。100円近辺が定着するようだと企業業績の重しとなる。
【今週を振り返る】 軟調な展開となった。週末の英国民投票にらみの相場展開のなか、残留派優勢の見方が強まり、欧米株や為替にポジティブな動きが見られたことから、日本株も英国残留への期待感から強い動きが続いた。投票日23日の海外市場では、ドル円が一時106円台を回復する場面もあるなど、リスクオンの様相が一段と強まった。しかし、いざ開票が始まると離脱派優位の報道が相次ぎ、24日の東京市場は一転悲観に包まれる展開。ドル円は一時100円を割り込み、日経平均は1000円を超える大幅安となり2月12日につけた安値を割り込んだ。日経平均は週間では約647円の大幅下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
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