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4月27日(水)
排水口を利用したカワセミの巣穴は
これまでに「ただ一度だけ」の観察経験があるが
前回は
巣穴そのものは肉眼では見えない場所だった
今回は
もろに見える場所にるものの
巣穴の出入りは「瞬間」なので目に止まらない
何とか
画像で残そうと考えた
連写したものをアニメに編集した
巣穴は
蜘蛛の巣が張っている側の穴だった
次回は
穴の正面が見える場所からの撮影を考えている
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カワセミ講座
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●カワセミの姿は減りつつあります●
地域によって程度に相違がありますが・・・
★絶滅危惧II類扱い
東京都区部(北多摩、南多摩、西多摩は準絶滅危惧)
★要保護生物(C)扱い 千葉県(環境省の絶滅危惧II類相当)
★準絶滅危惧扱い 大阪府、鳥取県、高知県、沖縄県
★希少種扱い 富山県、奈良県(環境省の準絶滅危惧相当)
★Dランク扱い 岩手県
★地域個体群扱い 埼玉県
絶滅させないために
●「自治体の鳥」として保護している地域●
多くの市町村で「自治体の鳥」として指定し保護に務めている
(括弧表記)はかつて存在していた自治体名
●北海道
恵庭市 ●東北地方
秋田県大仙市 福島県須賀川市 ●関東地方
茨城県常陸太田市、取手市、(北相馬郡藤代町) (栃木県今市市、那須郡馬頭町) 埼玉県日高市、富士見市、比企郡ときがわ町(玉川村) 秩父郡横瀬町
東京都町田市、日野市、小金井市 ●中部地方
(新潟県刈羽郡高柳町) (石川県鹿島郡中島町) 山梨県甲府市[20] 岐阜県関市、本巣郡北方町、(本巣郡巣南町) 静岡県静岡市、三島市、周智郡森町 ●近畿地方
滋賀県甲賀市 京都府宇治市、(船井郡園部町) 奈良県吉野郡下北山村 大阪府枚方市 ●中国地方
鳥取県東伯郡琴浦町 (島根県邑智郡邑智町) 岡山県倉敷市、和気郡佐伯町 (広島県比婆郡比和町) (山口県玖珂郡由宇町) ●四国地方
徳島県吉野川市 (愛媛県上浮穴郡美川村) 高知県四万十市(幡多郡西土佐村)、須崎市、(土佐郡土佐山村) ●九州地方
福岡県うきは市、遠賀郡岡垣町、高岡郡佐川町、 那珂川町(コミュニティバスにも「かわせみ」の名を冠している。)、
(浮羽郡浮羽町)
熊本県八代市、球磨郡球磨村、(本渡市) 宮崎県日南市 <ウィキペディアより>
●保護の仕方●
●保護の考え方
①餌が豊富な環境づくり
餌となる小魚類が沢山生息する環境づくり
②巣穴の環境作り
カワセミは土の堤防に穴を掘って巣作りをする鳥です。
今日の川や池の護岸がコンクリートブロックになってしまって
巣作りする場所がなくなっています。
やむなく「排水口」などを利用する例もありますが、ままならぬ状況。
そこで「自治体の鳥」に指定した市町村は「営巣ブロック」を用います
営巣ブロックとは
ブロックに巣穴の入り口と同じような穴を開けたブロックです
堤防工事に「それ」を用いるだけで良いのです
ブロックの下地は「土」ですから
穴から入ったカワセミは
遺伝子の命じるままに穴を掘り進むだけです
営巣ブロックを用いるか所は
カワセミの縄張り(およそ1キロ四方)に一か所あれば十分
カワセミの外敵は
蛇、いたち、人間などです
そのため
カワセミは本当の巣穴意外に「ダミー」を作る習性があります
だから
一か所につき3個程度、少し距離を置いて設置します
自治体の鳥として指定するだけで
カワセミは絶滅危惧から逃れることが出来るのですが
自治体が「その気」になることが第一条件です
簡単なことなのにお役所は気づかないのです
私の地域でも
お役所に具申していますが
今のところ何の反応もありません
私の具申が弱いのでしょうけれど・・・
現在も
堤防工事が行われ
ますます巣穴を作る場所が消えてゆく様を見るのは悲しいことです
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●春はカワセミの恋の季節●
・カワセミは日常は単独(一羽だけで)行動していますので
通常は複数羽を見かけることはまずありません。
・しかし子孫を残すため春から夏に期間限定で一時的に「同棲」します
2羽が仲よくする姿が見られるのはこの時期だけです。
●恋の手ほどき●
●手順は次の通り
①求愛給餌:(2月中旬〜5月ごろまで…その後2度目もあるそうです)
・シーズン中、鳴き交わす声が聞こえたら「求愛中」だと思いましょう。
・♂が餌を獲り、♀にプレゼントし、受け取ってくれればカップル成立
・求愛給餌が行われる場所の特定は困難です。運次第でしょう。
・餌をくわえて飛ぶ姿を見たら「求愛中」と思い追跡しましょう。
・求愛給餌シーンの動画
②巣穴づくり:詳細は後述 ※参照
・♂がメインで掘削作業をします。
・最初はくちばしで突進して小さな穴をあけ、足がかりをつけます。
・身体が入る大きさになれば穴の中に入って掘り進みます。
・最初は後進して出てきますが、最深部が完成すると頭から出ます、
・♀は掘削現場のすぐ近くの枝にとまり辺りを警戒する役割。
・♀は終盤に「産床」を仕上げる程度のお手伝いをします。
・掘削中はくちばしが土で汚れている場合があるので目安となります。
・巣穴づくりの所要期間は延べ一週間程度でしょうか・・・?
③交尾
・巣穴が完成する前後の時期に交尾があります。
・交尾の所要時間はおよそ7秒間
④産卵
・卵は4〜5個産むものと思いますが定かではありません。
・一日に1個産むとして延べ一週間程度だと私は考えています。
・産卵期間中、♀は巣穴近くの同じ場所(木陰)にじっとして居ます。
・その間、♂が♀に給餌します。
⑤抱卵
・♀が居場所から消えたとき、抱卵が始まったと私は考えています。
・抱卵期間はおよそ20日間
・ この時期には雌雄が交代で卵を温めます
・夜は一晩中♀が巣穴の中で過ごし、夜明けとともに♂が交代します。
・交代間隔は概ね2時間程度ですが、捕食状況に影響を受けます。
・交代は表に居る側が鳴き声で合図し、巣穴から出た後に交代入巣。
⑥孵化と幼鳥の飼育
・幼鳥は巣穴の中で大きくなります
・期間はおよそ23日間
・その間、雌雄が頻繁に餌を巣穴の中に運び込みます
・餌をくわえて飛ぶ姿を見たら追跡すれば巣穴の位置がわかるかも?
・巣立つ頃、幼鳥は親鳥と同じかそれ以上の大きさになっています。
・ 飛ぶためにダイエットが必要で巣立ち前2〜3日は給餌しません
⑦巣立ち
・巣立ちは標準的には朝ですがとくに決まりはありません。
・親鳥が付近または上空を飛びながら鳴いて巣立ちを誘います。
・一日で終わるとは限らず、二日に及ぶこともあります。
・巣穴から飛び出したとき、最初の飛距離はほんの数メートルです。
・近くの適当な枝まで弱々しい飛び方で移動し、幼鳥が集合します。
・巣立ちするのは3羽程度です。孵化率や蛇の襲撃が関係する?
・人間を見るのは初めてなので、この時期には「大接近」が可能です。
・幼鳥の識別は胸毛と足が黒っぽいなどで他は親と同じです。
・見慣れると、くちばしがやや短い、先端が白いなど相違点が分ります
⑧移動
・巣立ち後、親鳥が幼鳥をあまり遠くない安全な場所に誘導します。
・その場所を突き止めるのもカワセミウオッチングのだいご味です。
・昨年の例では川から離れた森の中に居ました。
・ほんの数日間、幼鳥はその場所で過ごし、親鳥が給餌します。
・また、ダイビングして見せて餌の鳥方を教えます。
・幼鳥は親鳥が留守の間に見よう見まねでダイビング練習をします。
⑨幼鳥の新テリトリーへの誘導
・数日後、幼鳥一羽毎にテリトリーとする場所に連れてゆきます。
・誘導の仕方は、親鳥が餌をくわえたまま飛び、幼鳥が追いかけます
・移動先がどこなのかは羽の無い人間は追尾できないので不明です。
・テリトリーは「1キロ四方に一羽」なので後々探す楽しみになります。
⑩カワセミの寿命
・資料によっていろいろですが、およそ2年程度だと言われています。
・あるブロ友さんは「5年間観た」とおっしゃいましたが信じられません。
・私はテリトリーの配置から考えると「1年説」を唱えたいと考えます。
・なぜなら、幼鳥のテリトリー配分を終えた頃、親鳥の姿が見えない…
・カワセミの生存率(生存数/産卵数)は約30%と言われています。
従って5個の卵を産んでも1.5羽しか成鳥にならないと言えます。
※巣穴についての詳細※
①巣穴を創る場所
・普通の鳥の巣のイメージではなく「土の堤防に穴を掘る」のが特徴
・7センチ大の縦長の穴をやや斜め上に向けて50〜100センチ掘進み
・最深部に産床用に少し広めの空間(巣)を作る
⇒私が撮影した巣穴の中の画像は「こちら」
・場所は♂または♀のテリトリー内が第一候補となりますが、
適当な場所がない場合は新たな場所を探す場合もあるので厄介
・♂が巣穴を作る場所を探しますが♀が気に入らなければキャンセル
・理想的な巣穴の場所は 「粘土質の絶壁・高さ2メートル・
上部がオーバーハングしている・周りに草が生えていない」など
ですがそんな場所は少なくなりました。
・川沿いが原則ですが、川から500mくらい離れた場所でもOKです。
・土の堤防や山が無い場合は排水口を利用します。
・排水口の場合、水が枯れていること、最深部が土であることが条件
・天敵は蛇、いたち、人間など。彼らが容易に近づけない場所が条件
一気に書き下ろしましたが
本稿はいかがでしたでしょうか・・・
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●カワセミは全日本中で見ることができます●
・カワセミは「恋の季節(春〜夏)」以外は単独(一羽)で生活します。
・従って、通常は、他の鳥のように「囀る(さえずる)」ことはありません。
・およそ1㎞四方の範囲を縄張りとしています。
・冬を含め、一年中、同じ縄張りの中で生活します。
・北海道の場合は「夏鳥」として扱っています。(近年は居つきもあるとか)
●どんなところに居るのですか?●
・餌は魚類などの生餌です。
丸呑みできるサイズの小魚、ザリガニ、エビ、蛙、ヤゴなど
・一日に数十匹の餌を食べると言われています。
・餌が居そうな場所・・・そこがカワセミと出合える場所です
・基本的には「餌が見える場所」=「川・池・海・水田・畑・・・」
・水中の餌に向かってダイビングして、くちばしで直接捕獲するので
深い川、常に濁った川、流れの速い川には多分居ません。
深くても、濁っていても、ときおり小魚が浮き上がってくる場所はOK。
・自分の縄張りの中で、上掲の様な場所を巡回して餌を獲ります
●見つけ方-①●
・活動は夜明け前から落日までの時間帯
・朝一番に朝食(?)を摂りに出掛けます
・その後はおよそ2時間程度の間隔を置いて漁と休憩を繰り返します
(時間の間隔は漁の成果によって変化します)
・漁場と休憩場所は「お気に入りの場所」があります。それを知れば幸い
・「お気に入りの場所」には白い糞跡が沢山残っています。
・初めて見つける確実な方法は「飛ぶ姿」を見つけることです。
・カワセミは「水面すれすれに真直ぐ(直線的に)」飛びます。
橋上に立ち、じっと川面を視ていると数時間に一度は姿が見えるはず
短い距離で岸辺にとまるので行方を注視すれば発見できます。
・川や池の岸辺に居る姿を見つけるには少し熟練(?)が必要かも?
・慣れれば「カワセミの気持ち」で「止まりたい場所」が分りますが…
●見つけ方-②●
・カワセミの鳴き声を知っておくと発見しやすくなります
・一言で言えば「自転車のブレーキ音」にたとえられています。
・私には「ツゥイー」と聞こえます。セキレイの鳴き声に少し似ているかも
・しかし、シチュエーションにより、いろんな鳴き方をします。
1km四方に一羽しかないので目につきにくい小鳥ですが
生態を知ったうえで探す心がけを持って臨めば
あなたも見つけることができると思います
カワセミ講座第一項ですが
いかがでしたでしょうか?
<ご質問はコメント欄でお受けします>
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