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小説スニーカーエイジについて……第2回
この物語は、実際にモデルとなった学校があります。
そして実際に、その学校の生徒が楽器をほうきに持ち替えて早朝、校門清掃を始めたんです。
それは崩壊寸前の軽音楽同好会を立て直すためです。
この活動は同好会の上級生の発案で始まったのですが、彼らの熱心な活動が実を結び、
今やその同好会は、クラブに昇格し部員も毎年50人は下らないのだそうです。
2回ほどその学校に行かせて頂いたことがあるのですが、
ほんとに田舎の学校で、野球部のグランドは、都会の学校がうらやむほどゆったりと広く、
周りは静かで、鳥のさえずりが聞こえて来るようなのどかな場所にあります。
当時おられた先生の熱血指導もあって、これだけ大きなクラブになったそうですが、
公立高校なので、その先生は転勤されてもう現在はいらっしゃいません。
でも引き継がれた先生も頑張ってこられて、今や、グランプリ常連校になっています。
当時の生徒は、社会人になっており音楽とは縁のない職業についていると聞きます。
しかし、あのスニーカー・エイジの頃の自分を思い出すために、
毎年この季節、グランプリ大会に出場する母校の応援に来ているそうです。
彼らのような若者が、世の中を変える人間になっていくんでしょうねきっと……。
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