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大きく息を吸い胸が一杯に膨らんだ時、瞳は小田の言った言葉を思い出した。
「お前たちがどんなに辛くても、苦しくても、お前たちの体は明日に向かって生きてる」
あの日から、瞳の青春が始まった。 この文章は、スニーカーエイジの第一章で主人公の瞳が最後に言った言葉です。
この言葉で言いたかったことは、意識と体の分離っていうことです。
何だか難しい事を言っているようですが、
簡単に言えば、体はどんな時も自分の意識の外で動いているってことです。
歩くことも、食べることも、スポーツをすることも、音楽を奏でることも、
すべて、意識しながらやっていると間に合わないんです。
驚いたことに最近読んだ茂木健一郎さんが自身の著書の中に
人間がする学習の中には感覚系学習と運動系学習があると書いていたんです。
感覚系は自分へのインプットでつまり、知識を得るってことです。
反対に運動系はアウトプットで体が行動を起こして学ぶってことです。
わたしは、これを読んで改めて思うのです。
スポーツや音楽をやっている人間は、体(運動系)と意識(感覚系)の分離をしないといけないって。
わたしたちは、体も自分という意識があります。
でも、体は意識程自分の意のままになりません。(勿論、意識=心も思うようにはなりませんが……)
だから、正しい意識が常に体を支配して、意識が行き届かないときでも自分の思ったように、
動いてくれるよう自分の体を訓練をしないといけないんだと思うのです。
すると、突発的な出来事に遭遇しても恥ずかしくないような行動が出来るって思うんです。
それの極限にあるのが、お坊さんの修行だと思うんですが、みなさんはどうですか?
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