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忘れられない、言葉や、歌、本や、映画があります。
今日ご紹介するのは、 『 祝 婚 歌 』という吉野 弘さんの詩です。
わたしはこれを初めて読んだ時、
何か体中が震えあがるほどの喜びを感じました。
分かりやすい言葉で、誰もが感じる、
そして誰もが、そんなふうになりたいって思える、
情景や、人生の歩み方を書いておられます。
ご存知の方が沢山おられると思いますが。
この詩は、その読む年齢によってまた響きが違ったりするように思うんです。
『 祝 婚 歌 』 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには
わかるのであってほしい
勿論全部の流れに関連があって
区切ることなんかできないし、
この詩の全てが好きなんですが、
何処が良いって、あえて言うなら最後の、
健康で……〜わかるのであってほしい。
ここが好きなんです。
これを、多分吉野さんご夫婦も体感なさったと思うんです。
わたし達も感じたことがあります。
会ったことも、言葉を交わしたことのない吉野さん御夫婦とわたし達夫婦とが
黙っていてもわかるりあえる……という同じ経験をしているというのが
わたしにとっての震えるほどの喜びなんです。
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おはようございます。
素敵な詩。妙に納得できます。
イイね。。
2012/7/27(金) 午前 9:13 [ - ]
初めて読みましたけど
素敵な詩ですねぇ〜
僕は
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
の部分に共感を覚えます
てか ついつい真逆のことをやってしまいますからね(笑)
2012/7/27(金) 午前 9:34
ヤッピーさん、ありがとうございます。
若い頃に感じていたこと、
ついつい忘れがちになってしまうことを、
丁寧に、優しく綴っておられます。
諭して貰えるって、
気持ちのいいもんだったんだって思えますよね。
2012/7/27(金) 午前 11:47 [ touchup1954 ]
ゆめさん、ありがとうございます。
そうですよね。
頷きながら、納得しながら読んでしまいますよね。
吉野さんの詩には、人を納得させる力があります。
みんなが、こんな気持ちでいればって、
本当に思いますね。
2012/7/27(金) 午前 11:49 [ touchup1954 ]
サチさん、ありがとうございます。
サチさんと、クマさんは多分こんなご夫婦なんだろうなって
想像します。
この、吉野弘さんの詩には、自分が出て来ません。
作者が出てこないんです。
教えてやろうとか、どうだ、参ったかっていう所がないんです。
やさしく、言葉を綴っておられるんです。
だから、吉野さん自身を頭に感じながら読むことがないんです。
だから余計に、納得してしまうんです。
他に書かれたものも、同じように誰でもが感じることを、
優しく丁寧に綴っておられます。
2012/7/27(金) 午前 11:58 [ touchup1954 ]
きままさん、ありがとうございます。
そうなんです。
子供たちに、こんな結婚生活を送って貰いたいって思うんです。
仰るように、この詩をいちいち解釈しないで、
この気持ちを感じれるかって聞いた時、
頷いてくれるだけで、色んなことが許しあえるって思います。
神様はえらいですね。
男女の本質の違いを作っても、ここは、同じなんですね。
2012/7/27(金) 午後 0:03 [ touchup1954 ]
明妃(めいひ)さん、ありがとうございます。
そうでしょう……。
納得してしまいますよね。
人間て、強い言葉よりも、
こういう風に優しく諭されると、
納得してしまうんですよね。
2012/7/27(金) 午後 0:05 [ touchup1954 ]
浜ちゃんありがとうございます。
いいですよね。
わたしも同感です。
若い頃は鬼の首でも取ったかのように、
正しいと思うことを、
大声で言っていたように思います。
その前の、
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい……
ここの部分に、ドキッとさせられます。
そんな自信はわたしにはありません。(笑)
こんなほのぼのとした人生が一番幸せなんでしょうね。
2012/7/27(金) 午後 0:12 [ touchup1954 ]
とてもいい詩ですね
読んだことがなかったので。。。。
今の自分はどうなのかなと反省してます
2012/7/27(金) 午後 0:53
西浦さん、こんにちは
夫婦の在り方が凝縮された詩ですね
理想と現実にはギャップがありますが、つまるところ、健康で笑いのある夫婦でありたい
こういう詩をみると、あらためて思います(^-^)
2012/7/27(金) 午後 4:02 [ ジェイクルパパ ]
akiyotkさん、ありがとうございます。
今の自分はどうなのかなと反省してます……。
全くその通りですね。
でも、この詩の中に、
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい……
という部分があり、
akiyotkさんが思っていらっしゃることは、
みんなが思っていることだと教えてくれています。
つまりakiyotkさんはすでにそのことを実行されていると思うんです。
この詩にはそんな力があるように思います。
読んだだけで、その内容を実行している。
なんだかとっても不思議なしです。
2012/7/27(金) 午後 7:05 [ touchup1954 ]
ジェイクルパパさん、ありがとうございます。
健康で笑いのある夫婦……。
それが基本ですね。
その為には労わり合う気遣いが必要ですね。
ジェイクルパパさんの書き込みの中には、
その気遣いが彼方此方に感じられます。
きっとご夫婦の間でも、そうなんでしょうね。
この詩の中で語られている、夫婦のありかた、
すぐに出来そうなことばかりなのに、
きっと一生できないだろうって、歳を重ねるたびにそう思ってしまいます。
2012/7/27(金) 午後 7:10 [ touchup1954 ]
西浦さん、今晩は♪
素敵な詩、そして歌ですね^^
掲載して下さって有難うございます。
私のブログでも紹介させて下さいね^0^
2012/7/27(金) 午後 7:39
こんばんは。
素敵な詩ですね。
この詩のように物事をやわらかく考えながら
歳を重ねていけたらな〜って思います。夫婦で。
それにはまず自分がそうあるべきですよね。
2012/7/27(金) 午後 10:14 [ Cecil ]
良縁処さん、ありがとうございます。
そうでしょう。ほんとにいい詩だと思います。
どうぞ紹介ください。
また楽しみにしています。
2012/7/28(土) 午前 0:30 [ touchup1954 ]
Cecilさん、ありがとうございます。
やわらかく歳を重ねるいいですね。
歳を重ねることが苦痛にならなければいいですよね。
まず自分がそうあるべき……。
自分からっていうのをお聞きすると、わたしは
宮沢賢治を思い出してしまいます。
全くその通りだと思います。
そこから始めるんですよね。
2012/7/28(土) 午前 0:34 [ touchup1954 ]
こんにちは。
“生きていることのなつかしさ”ですか。
今だからわかる気がします。
相方も感じてくれているようです。ありがたいです。
2012/7/28(土) 午後 4:21 [ Talking Drum ]
穏やかにこの詩の意味を
受け止められる歳になってきました
若いときはきっとここまで感じられなかったと思います
今はひとつひとつの言葉を
自分に、自分達に置き換え感慨深く想っています
どうやら、いい夫婦、になってきたように思います
そう思える自分が嬉しいです。
2012/7/29(日) 午前 6:13 [ - ]
Talking Drumさん、ありがとうございます。
奥さんも解っていら者るということをTalking Drum さんが、
解っておられる。
理想の形ですね。
それが言葉を交わさなくても解るんですね。
いいですよね……。
2012/7/31(火) 午前 2:23 [ touchup1954 ]
たまさん、ありがとうございます。
わたしはたまさんの文章を読んで、込み上げてくるものがあります。
そして、頭の中で、たまさん夫婦の日常を想像しています。
どうやら、いい夫婦、になってきた……。
この言葉、いいですね。
どうやらっていう所がいい!
なんか歌の文句になりそうです。
2012/7/31(火) 午前 2:27 [ touchup1954 ]