|
人は、生を受けた限り、
必ず家庭という、世の中の最小の団体に所属するでしょう。
人は、その中で育てられ、外の世界を観て興味を持ち、
旅立ちの時を経て、大多数の人が、また自分の家庭を持ちます。
そして、財を得、地位を得、名声を得て、それを自分の家庭へと持ち帰ります。
現代社会では、その財得、地位や名声を得ることを人生の目的としている人が大多数で、
人々はそれを絶賛し、またそれらを全て得ることは、人生において最も苦難なことだと言っています。
しかし、その人生の中で最も苦難とされているもの以上に苦難なものがあるんです。
それは、円満な家庭を作ることです。
過去の歴史を顧みて、財や地位や名声を手にした人間が、
それ以上に家庭が円満であったという事実が少ない事でも分かります。
財や地位や名声を手にすることのできる社会には、法律という規則があります。
それに対して、愛という法律で埋められた家庭という世界では嘘が通用しないんです。
社会はそれが真実でなくても、たとえ嘘であっても法に照らし合わせて正しければ、
それが、あたかも真実としてまかり通ります。
しかし、家庭の中ではたとえ嘘を突き通したとしても、いつかはほころびが出てくるんです。
愛情の貯金は、出来ないようです。
わたしは、円満な家庭を築ける人が、世の中で一番偉い人だと思うんです。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 邦楽



