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今日のお話は、女子生徒が病院ネタですって話してくれたことです。
ある病院で、お爺さんとお婆さんのご夫婦が入院して来られたそうです。
お爺さんの方はもう寝たきりになって、自分でご飯も食べれません。
お婆さんの方は、今迄お爺さんの世話をしてきていたんですが、
最近、ちょっと軽い痴呆になってしまったようなんです。
男女ですから、もちろん別々の病室になりました。
お婆さんの方は、お爺さんが恋しくて、いつも
「看護婦さん、お爺さんの部屋は何処ですか?」
と、忙しくする看護婦さんに聞きます。
看護婦さんは、毎回どんなに忙しくても、
「……さん、この廊下の突き当たりを右に曲がってすぐの左の病室ですよ」
って優しく教えてあげるそうです。
そしてその看護婦さんは言ったんです。
「あのお婆ちゃん、あんな簡単に行ける病室の場所を真剣に毎日聞いて来るけど、
お爺ちゃんがこの病院に居ることだけは、忘れへんねんなぁ……」って。
このお婆ちゃんは、お爺ちゃんの部屋に行っても何をするわけでもなく、
ただちょこんと、可愛く座っているだけなんですって。
この女生徒は、そのお婆ちゃんのことが可愛くて仕方がなかったそうです。
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