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何か一つの自分にとって大切な仕事が終わった時に、
若い頃は、夏の終わりのあの淋しさを感じずにいられませんでした。
その淋しさは、決して居心地の悪いものじゃなく
その中には、胸がキュンとする切なさとともに、明日への勇気が込められていました。
しかし、幾度となくそんな仕事をこなし、年月を重ねると、
その淋しさには、胸がキュンとする切なさもうすれて、居心地が悪くなり、
明日への勇気も、反省という言葉に押しやられてしまうようになりました。
ただ、まだあの若い頃に感じていた夢だけは失せずにいます。
いや、若い頃よりも世の中を知った分だけ、確実に夢だけは大きく膨らんでいます。
失くしたくはないって思うんです。
甲本ヒロトという、わたしよりずっと若いロックシンガーの言葉です。
落ち込むのと失望は違うんよ。 だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。
ぶっきらぼうな言葉の中に、辛酸をなめて来た彼の苦悩が窺えます。
この歳になると、自分より若い人の言葉に心動かされることが多くなります。
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