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佐藤真の「阿賀に生きる」を観ました。
この映画はDVD化されていませんので、レンタル落ちビデオで観ました。
大学生のときに、自主上映会で500円で観たのが最初です。
公開の年はキネマ旬で堂々第三位だったそうです(個人的にはどうでもいいです)。
ちなみに、1位はシコふんじゃった、2位は青春デンデケデケデケ。
これはドキュメンタリーです。
新潟の阿賀野川流域に住む人々の生活を切り取ることで、いろいろな人生のおかしさ、苦しさ、悲しさなどを浮き上がらせます。
私は新潟出身なので問題なく聞き取れるのですが、どうやら普通は方言がきつくて聞き取れないらしく、普通に字幕がでているところが、まずはおかしいところ。
また、阿賀野川流域といえば新潟水俣病の地域としても有名です。
この映画も水俣病の問題が根底にあるように思います。
節々で出てくる水俣病の爪あとが、たくましく生きる人々の姿を見るにつけ、残酷に胸に迫ります。
そんな深刻な問題を受け止めつつ、なんとも楽しい映画ではあります。
爺さんと婆さんのボケとツッコミの面白さ、爺さんのボケ具合の面白さ、普通のドキュメンタリーとはちがった「エンターテイメント」として成り立っています(←言いすぎ?)。
アメリカの華氏911もすごいんでしょうが、私はこっちのほうがすごいと思っています。
どうでしょうか。
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