|
最近の映画の特徴というか、流行りというか
本編のラストに、タイトルをドカーンと出すパターンが多いよね
だけど
それが効果的だったり、意味があったりするようには思えないものも多い
この<野菊の如き君なりき>も
もう60年以上も昔の作品だけど
最後にタイトルが出てくるね
それは当時としては非常に珍しいことだったはず
しかし
単なるセンスではなく
そのタイトルの出し方が唸るほど上手いのだ
なるほどねえ
まさにこういうことなのだねえ
ちゃんと意味があるのだねえ
これこそ
最後にタイトルを出すお手本
カッコイイとか
好きな他の映画を真似てヤルのではなく
ちゃんとそうする意味があるのだよ
納得できる説得力があるのだよね
この作品に関して書くのは2度目だけど
鑑賞するのは4度目
何度観ても胸が苦しくなるね
田舎の村社会の男尊女卑の
コトなかれ主義、体裁の中で
犠牲になっていく若い恋人たち
3、4場面しか出ない浦辺粂子が
非常に印象的な演技で
観客の感情を更に高める
♪
カットの割り方が巧いんだよね
カットの並べ方だね上手
しいて言えば
実験的な技法に挑戦する木下惠介らしい
当初は効果的に思えた過去のシーンでの
マスクがうっとおしく思えるようになってきた
この技法は多くの作品で
過去や未来や夢のシーンに多用されているが
木下はいち早く挑戦した先駆者なんだね
でもね
せっかく素晴らしいロングの画は
やはり広い画で観たいなぁと
正直思ってしまうね、、、
いや
それにしても
何度観ても素晴らしい傑作だ、、、
|

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 映画レビュー







この頃、映画見るのが苦痛になりました。
娯楽映画なら見ますけど。
[ - ]
2017/11/27(月) 午前 11:02
> ロッキーさん
つらい映画なら尚更ですね、、、映画は自分の好みで選べるのだから、気分に合わせて選びましょう、、、
[ たっふぃー ]
2017/11/27(月) 午後 0:24
4度とは恐れ入ります(笑)。
2018/4/6(金) 午前 9:15
> fpdさん
観るたびに発見があるんですよね、木下の実験的でありながら繊細な演出や技法には感心させられます、、、
[ たっふぃー ]
2018/4/6(金) 午前 10:11