▽「昨年以上」厳しい年越し ハローワーク延長2010年12月30日 東京新聞朝刊
窓口で担当者に相談する男性(左)=29日、東京都文京区のハローワーク飯田橋で
職を失い、年末年始に困窮する人たちを支援するため、厚生労働省は二十九日朝から、東京、大阪、愛知など大都市部の十九のハローワークを開き、計三千七百四十七人が来所した。昨年に続く試みで、三十日も開く。自治体と連携し、住居のない求職者には来月三日まで宿泊施設を提供する。
首都圏では東京の飯田橋、品川、新宿、木場、府中のほか、横浜、川崎、大宮(埼玉)、千葉の九カ所で、それぞれ午前十時から午後五時まで開庁した。都によると、都内五カ所には五百八十三人が来所し、五十一人が宿泊施設の提供を受けた。
ハローワーク飯田橋では、約百人の求職者が訪れ、求人票を検索したり、係員に相談したりしていた。求人票を検索していた台東区の有馬正明さん(30)は「政権交代で、不況での雇用対策に期待したが、今年は昨年以上に厳しい」と話す。一年前に勤めていたホテルが倒産後、パソコン指導の仕事に就いたが、三カ月前に退職。ホテルのフロント係への再就職を希望しており、三十日は職業相談を受ける予定という。
ハローワーク新宿では、都の職員などが住居の相談コーナーを設け、二十九日午前中だけで十数人の求職者が訪れた。職員らは、相談者に新宿区内のカプセルホテルを来月三日まで利用できるカードや食事券を提供。同四日から再開するハローワークで職を探すようアドバイスした。
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