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朝鮮時代の名丞相として両議政の在任期間の一番長い文臣が黄喜(ファン・フィ)です。
黄喜(ファン・フィ)の肖像画 しかし実際はお金で官位、官職を売ることも有ったようで決して清廉潔白な清白吏とは言えないのかもしれません。
それでも世宗の信頼は揺るぎなく問題が有る事に黄喜をかばった様です。
ドラマ「大王世宗」でも取り上げているエピソードを紹介します。
1.女性の使用人同士のケンカを仲裁したお話。
家の女性の使用人が言い争っています。
黄喜は仲裁に入り両方の言い分を聞いて「あちらの言うことも正しい。こちらの言うことも正しい。」と言ったようです。
黄喜の夫人とその周りが「どちらも正しければいったい誰が悪いのか。どちらか一方が悪いのでは無いのか。」と質すと「夫人の言葉も正しい。」と答えた様です。
そして続けて「人は相手の不正は注視するが自身の不正は解らないものだ。」と言ったようです。
このエピソードは「大王世宗」のある場面で設定を変えて登場します。
2.朴苞(パク・ポ)の夫人と情を通じた話。
この話は朝鮮王朝実録に記録されているお話です。
記録は世宗10年の1428年の記録ですから黄喜が65歳の時に出てきたお話となる様です。
実際は朴苞の夫人が使用人と情を通じたことが他の使用人に発覚すると朴苞の夫人はその使用人を殺害して池に捨てたようです。
数日後に死体が見つかり役人が調査を始めると朴苞の夫人は全てが明るみになるのを恐れて逃げたようです。
その逃げた先が黄喜の家の敷地の中の洞穴だった様です。
その洞穴で数年を過ごしたときに黄喜が情を通じ、事件が収束すると帰ったと言う噂話が広がった様です。
このエピソードをドラマ「大王世宗」で上手く活用しています。
3.息子の黄守身(ホァン・スシン)を諭した時の話。
親子2代で文臣最高位の両議政を勤めていますが、この黄守身は若い頃キーセン遊びが盛んだった様です。
黄喜は何度も諭しますが言うことを聞きません。
ある時に息子の黄守身が家に帰ると官服で正装した黄喜がお客を迎えるように息子の黄守身を迎えます。
黄守身は驚きその理由を聞くと
「今までお前を息子として接してきたが言うことを聞かない。これはお前が私を父と思っていないからだ。だからお前をお客様として接しているのだ。」と答えた様です。
悟った黄守身はキーセン遊びを止めると誓った様です。
このエピソードは今のところドラマでは見受けられません。
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