|
同業者からの依頼
O2センサーリーン異常(P0171)を表示するステラ
(22年5月 RN1 58000km)
O2センサーを交換しても直らないという。
このようなトラブルの場合、もっと総合的に故障箇所を判断する必要がある。
整備士として「異常コード=関連センサー交換」ではちとマズイ。
・なぜリーン(リッチ)異常なのか?
・燃焼状態は?
・吸入空気量は?
・実際の水温状態は?
・リーン(リッチ)になりうる原因は他にないのか?
最低このくらいは念頭において整備をする必要があるのではないだろうか?
下記データモニターをみていただきたい。
関連項目データ
O2センサーB1S1のデータが0.00Vそれに伴い補正値が+25.00%
そのため燃料状態が濃くなりO2センサーB1S2がリッチに傾き0.91Vとなっている。
B1S1が0.00Vって、信号電圧がゼロ・・・。
これは明らかに信号線不良の可能性が高い。
配線を点検すると。
スポッ!!
防水コネクター部分から見事に抜けてきた・・・。
修理後の数値
正常値に戻った。
もちろんチェックランプも点灯しなくなった。
O2センサーは2万数千円だったそうだ。
腕ではなく言い訳が上手くなりそうである。
|
全体表示
[ リスト | 詳細 ]
|
久しぶりの更新。
業者さんからの診断依頼。
たまにエンストしその後数しばらく始動不能に陥るというカローラ(5A-FE)
数日に一回程度症状が出るというもの。
当社に入庫する前にディーラーさんで診断してもらい、回転信号系の
ダイアグが入っているとのことで、クラセン等を交換。
(このときクラセン〜ECU間のハーネス等も確認したとのこと)
それでも直らないのでECUを内を確認した結果、コンデンサー液漏れが
認められたので、中古ECUを交換、入念な試運転等行い症状が改善され
たとのことで納車。
しかし、数日後またエンスト始動不能に陥るとのことで再入庫となった経緯がある。
※ただし、以前は症状が出る前に予兆があり、アイドリングや吹き上がりが悪くなっていたが、これは改善されたとのことであった。
まずは、ダイアグから診断。
なるほど、以前と同じように13番点滅 回転信号系が入っていた。
ダイアグ消去後、センサ〜ECU間のハーネス等の確認をし、アイドリング
でハーネスやコネクター部を揺するが症状出ず。
ダイアグ点灯もなし。この日は症状が出なかった。。。
次の日、念のため燃圧計もセットし、試運転に出かけると、数百メートル
走ったところで症状がでた。
車を路肩に止め、急ぎ、燃圧計を確認すると、2.4kg/cm2正常。
ダイアグは13番点滅。点火なし。インジェクタ作動音は1人なので確認で
きなかったが、回転信号系のトラブルで間違いない症状だ。
数分で症状は改善し、再始動し、調子よく会社まで戻ってきた。
ピンときた。
ECUを外し、内部を確認。
・・・・・。
お分かりだろうか?真ん中と左上のコンデサー液漏れ・・・。
今回はECU内コンデンサーを交換し納車。
(もう数ヶ月経つが症状は出ていないそうだ)
気をつけましょう中古品。
まぁ、年式的に中古品が同じような不良があっても仕方ない気はする。
しかしこのECUは、悪くなると回転信号系を出力する物が多いのだろうか?
液漏れするコンデンサーの回路上の問題なのか?
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
左リアのパワーウインドウが降りたまま上がらないというダイハツマックス。
(平成15年 L950S 走行距離142400km)
購入店でメインS/Wを交換したが直らなかったという。
その修理(直っていないから修理とは言わない)に疑問があり、当社への依頼となった。
状態としてはガラスは降りきった状態で止まっていた。
スイッチを上昇側にすると全く反応しない。(メインS/W・ドア側S/Wでの操作ともに)
下降側に操作すると一瞬モーターが動く音がしてガラスが揺れた。(メインS/W・ドア側S/Wでの操作ともに)下降側は問題ないようだ。
ダイハツ系のパワーウインドウトラブルでメインS/Wのトラブルは多いが、
今回のような症状はちょっと経験がない。
一通り症状を確認し、少ない脳みそでしばし思案・・・・。
配線図を見るのもかったるかったので、とりあえずメインS/W側と左リアドアS/Wまで
の同色配線を確認することにした。
調べるとY/RとB/Wの配線2本が∞Ω(断線状態)であった。
この系統の断線であれば、センタービラーからドアへ入っていく部分が一番怪しい。
(絶えず開け閉めで頻繁に動かされる) センターピラー部のゴムブーツをめくって確認すると案の定断線していた。
修理後
修理後正常に作動し始めた。
前回に続き配線ネタだったが、これだけは言いたい。
「パワーウインドウ動かない⇒ダイハツ系はS/W不良が多い⇒診断せずに交換」
ような固定観念は整備工場(プロ)は捨てましょう。
|
|
エンジン始動不能のラパン
(平成15年HE21S 79000KM)
この車、半年前にメインリレーヒューズが切れ始動不能に陥った経緯がかる。
そのときはヒューズ交換で復帰し、それから調子よく走っていた。
お客様は以前から代替を検討されており、かなり前に新車を購入され下取りをして
当社で使用していた。
自社車両なので使用しながら早い段階で症状が出ると思っていたのだが、
意外と症状がでなかったのだ。
※上記症状から、電源線からアースへの地絡、稀にISCやフューエルポンプの異常などが考えられる。(内部異常による電流増など)
症状としては以下のとおり
*キーONでE/Gチェックランプ不灯
*ODOFFランプ及び水温インジゲータランプ点滅(赤・青共に)
*⑩メインリレーヒューズは切れていない(前回は切れていた)
*メインリレーは作動している
今回はヒューズは切れておらずメインリレーも作動していたのだが、症状は前回と
全く同じであり、ECUへ+B電源が供給されていないのは間違えないと思われる。
(今回はヒューズが切れていないことから断線・接触抵抗大が濃厚だと思われた)
それでは診断を開始しよう。
以下がシステム図である。
キーONでECU+B端子(201)の電圧を調べると0Vであり、思ったとおり電源が
供給されていない。
現状メインリレーは作動しているようなので、とりあえずメインリレー4番端子⇒3番
端子の順
に診ていく。
*4番端子 常時バッテリー電圧(正常)
*3番端子 キーOFF 0V(正常) キーON バッテリー電圧(正常)
J/C#1の8番端子を診断したところだが、どうもメインハーネス内部配線カバーに
覆われた中にあるようなので却下(笑)
以上の診断から、リレー3番端子から+B端子をジャンプすればエンジンは始動
するはずなので、以下のように結線するとエンジンは始動し、電装関係も正常に作動した。
今回の一連の流れから不具合は、メインリレー3番端子から8番端子(J/C#1)まで
のどこかで被服等がめくれ、アースと接触、その後の使用過程で断線又は接触抵抗が増大した。
おそらくプロセスとしてはこんな感じではないだろうか?
原因
メインリレー3番端子⇔8番端子(J/C#1)までのハーネス異常(断線・接触抵抗大)
ラパンちゃん、暇ができたらそのうち直すからそれまでこれで我慢していてよね(笑)
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
今度はAC全く効かないバージョン
平成12年DA32Wエブリープラス
距離120000KM
症状
ACスイッチを入れるとアイドルアップは作動するが、コンプレッサー&コンデンサーファン作動しない。
⑦ACヒューズは切れていない。
システム図は以下のとおり
みなさんはどこから診断するだろうか?
私は「よだきんぼ(方言)」(かったるいのが嫌な人)なので、配線図を見ながらしばし思案。
ACスイッチをONするとアイドルアップはするので、ACスイッチ、ACコントローラー⇔EPIコントローラー間の信号、圧力センサー、エバポサーミスターもおそらく正常であろうと考えた。(どれかひとつでも悪ければアイドルアップしないはず)
とりあえず以下のような点検をすると、コンプレッサ及びコンデンサーファンが作動、ACが効き始めた。
こうなるとACコントローラー自体が、内部でCMP系統をアースできないか、GND系統が悪い可能性に絞られる。
ふたつのGNDを調べるとどちらも0Ωと正常。
そうなると必然的にACコントローラーが悪いことになる。
(一応、念のため、ACS信号電圧及び圧力センサー・サーミスターはカプラーを外しアイドルアップしなくなるかなどの点検をした。)
ACコントローラーを取り替えると、正常にACが作動し始めた。
原因
ACコントローラー(税別¥8000円)
以下はコントローラー内部
目視では異常個所は認められなかった。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





